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第12話
卒業後の進路に悩むヒド達。ヒドは実業団を考えているが、母のジャギョンは大学進学を勧め、対立する。フェンシングを辞めたいと泣くイェジの相談にのるヒド達チームメンバー。メンバーは、練習優先で授業にも出られないこと、辞めせてくれないことをヤンコーチに抗議して、練習をボイコットする。
スンワンは、ジウンなど劣等生を目の敵にして常習的に体罰をする教師を見て見ぬ振りができず、スンワンは警察に通報する。「体罰に関する権限は学校に一任されている」という警察。「体罰なしでは指導できない」という学校教師。無力感に襲われるスンワン。たまたま警察にいたイジンは、別の記者がスンワンを非難するために記事にするところを止める。
イェジに対し「全国でベスト8になれば、辞めさせてやる」というヤンコーチ。ヒドとユリムは彼女に協力する。
夏の合宿のドキュメンタリーが放映され、好評だとほめられるイジン。
イジンは、雨の中の中継を志願し、以前放送事故を起こしてしまったトラウマを克服する。
ホテルで困っていたフランス人の通訳を華麗にこなしたヒドに驚くイジン。ヒドは幼いころ、母親の仕事でフランスに暮らしていた。「ヒドが成長する姿をずっと見ていたい」というイジン。イジンは、以前ヒドと付き合っていたチョン選手に、「自分たちが別れることになったのはペクイジンのせいか」と聞かれる。イジンは、「あの頃は何でも経験だと思ったが、今は一瞬でも無駄な経験はしてほしくないし、幸せな時間を過ごさせてやりたい」と答える。
試合でイェジが8強に入る。「ベスト4に入ろう」というヤンコーチに「棄権する。ここでフェンシング人生は終わり。パンを作りたい」というイェジ。ヤンコーチは、次の目標を持ったイェジに「この経験を忘れない様に」とエールを送る。
スンワンは、自分のラジオで暴力を繰り返す教師の名を訴えていたが、それを風紀を乱した罪とみなされ呼び出される。反省文と謝罪を要求されたスンワンは、拒否し、自主退学を決める。怒ることもなく「柔軟になることも覚えなきゃ」という母とともに泣くスンワン。
スンワンの母は、翌日スンワンと主に学校に乗り込み、教師を糾弾し退学手続きをとる。
ヒドとユリムは、スンワンとイェジの新しい門出をケーキでお祝いする。
大学認定試験を受けたのはヒドとジウンだけで、スンワンとユリムは応援する。
イジンとヒドは、二人きりで2000年を迎える。滅亡前、二人は初めてのキスを交わす。
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ちょこっと感想
体罰禁止になっても、学校に裁量権があるなんて、聞いてないよ!!!です。それじゃ、校長の意見次第で全く変わらないですよねー。
柔軟に対処することを覚えるのも大事。でも、自分を曲げられないときもある、若い時はなおさら。スンワンが、真面目で真っ当でいい子過ぎる。。ただ、スンワンの母が、スンワンの味方になってくれたのは本当に救い。いいお母さんですねー。
イジンの中で、どんどんヒドを大切に思う気持ちが膨らんでいくのを感じる回です✨。まっすぐにヒドを思うイジンの言葉が、きゅんきゅんきますねー!ヒドは幸せ者だわ。。
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第13話
「変わりたかった」とキスをしたヒドを、いつもの平常の体温で送っていくイジン。「こういう愛はだめ?」と聞くヒドにイジンは、「ケガをした愛が心配なんだ」と答える。ショックを受けたヒドは家に帰り「地球滅亡した方がいい」と泣き叫ぶ。一方イジンもショックを受けていた。ミレニアムバグとして記憶に残る、キス。
運転免許を取ったジウンは、母親の車をこっそり借りて、いつものメンバーを乗せ、ドライブパーティに出かける。しかし帰宅したが、元の場所になかなかうまく駐車できないまま、夜を迎えてしまう。たまたま通りかかった後輩と主に車を持ち上げて移動するみんな。
ヤンコーチは、国家チームのコーチに就任することに。ヤンコーチは、イジンに、ヒドの母親ジャギョンとの若かりし頃からの縁を語る。「お互い励まし合ってきたが、選手や記者との距離の近さは傷付け合ってしまうことがある。部署を移動した方がいい」と忠告する。
ヒドと会ったイジンは、ヒドの行動に敏感に反応して避け、イジンが大好きなヒドは傷つく。ヒドとの距離感に悩むイジンは飲んだくれ、ジウンに揺れる心の内を明かしてしまう。先輩に異動の相談をするが、一年以上先にならないと異動できないことがわかる。
フェンシングに集中できないヒドは、告白に失敗してしまったとユリムに打ち明ける。ヒドは、イジンに失う覚悟で愛を打ち明けるが、イジンは何も伝えられない。
個人試合が始まり、ヒドは集中できず負けてしまうが、自分の状態、悪いところももよくわかっていた。ヒドの冷静な様子を見て安心するイジンだったが、ヒドがイケメンの先輩と仲良く話しているのを見てやきもきし、ヒドの忘れ物に置手紙をするもバレてしまう。嫉妬の手紙に「可愛い」と呟いてしまうヒド。高校生活最後の団体戦では、「親愛なる私たち」のためにベストを尽くし優勝するヒド達。
一浪したスンワンに、ユリムとの付き合いを報告するジウン。今日こそは手をつなぐと心に決めたジウンは、ユリムと手を繋げて幸せな気持ちになる。
感情的に報道したイジンは、局長に「距離感が取れない」と担当異動を申し出るが、「自分で収拾しろ」と言われてしまう。
イジンは「ヒドを愛したことは後悔しないが、失敗だった。距離を置こう」と、ヒドに申し出る。「どんな虹でも愛でも失いたくない。離れないで」と泣いて訴えるヒドに、イジンはキスをして抱きしめる。「こういう愛もしてみよう。覚悟しろ」とヒドの目を見つめるイジン。
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ちょこっと感想
恥ずかしくって、「もう世界が終われー」みたいに思うことありますよね。ヒドのキスに動揺したのか、イジン? なんであんな態度なんでしょうか。。
若かりし頃の馬鹿な想い出を彷彿とさせる、ジウンの車移動事件。みんなこんなことやらかしてましたよねー。
イジン、大人ならではの切ない言動。ヒドを守りたい、でも近くにいたい。切ない気持ちがわかりますよね。
団体戦、「自分のためではなく、私たち、親愛なる私たちのために戦う。私たちは尊い」っていうヒドの言葉。
いい言葉ですね。
まっすぐなヒドの言葉が、イジンの心を打ち。イジンが覚悟を決めて、ヒドにキス!!!きゃーー!!!✨
次回どうなっちゃうのかドキドキ。。
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第14話
2009年。国際大会で活躍し、金メダルを獲得しているヒドは、キャスターとなったイジンとニュースで対面していた。2001年マドリードで、ロシア人のユリアと対戦したヒドは、その思い出を語る。
2000年、ヒドとイジンは、付き合い始めたことを、ユリム、スンワン、ジウンに打ち明け、楽しく飲んだくれる。
その楽しい時間もつかの間、ユリムの父が交通事故を起こしてしまい、多額の損害賠償を払うことになってしまう。国家代表の娘ユリムの顔に泥を塗ることを危惧する両親。ユリムは、大金を得るため、実業団との契約を辞退し、ロシアに帰化することを決める。ユリムは、ヒドに「家族を守るために手段がフェンシングだ」と話す。ユリムから打ち明けられたジウンは、応援して背中を押す。両親は、ユリムの決断を知って泣き崩れる。ユリムは、ヤンコーチに付き添ってもらい、ロシア帰化、永住権、条件に付いてコーディネーターと面談をし、最高の待遇を受けることができた。心配するイジンに、ユリムは「帰化ですべての問題を解決することができてほっとした。話したいことがある」と話す。それを聞いたイジンは、自分の大切な人たちを傷つけても、記者として仕事を全うすることを決意する。
ヒド達は、ロシア語辞典と自分たちが考えたユリムのロシア語での自己紹介を書いて渡す。テレビをつけるとイジンが記者として、ニュースに登場した。国家代表のユリㇺが経済的事情でロシアに帰化するというニュースをイジン自ら報道する姿に、ヒド達はショックを受ける。「自分たちの悲劇をニュースにした」とヒドはイジンに詰め寄るが、イジンは「記者として行動しただけだ」と話す。
ユリムは、ジウンに「遠く離れ、何も約束できない。家族だけで手いっぱい。不幸にならないで」と別れを仄めかす。
イジンは、スクープを会社で褒められるが、心が晴れない。
ユリムを追いかけまわすマスコミを見て、ヒドは一計を案じる。マネキンにユリムの変装をさせ、記者たちを騙し、逃げ、プリクラ機の中に隠れるユリムとヒド。「なんでも挑戦、挑戦したら答えが出る」というヒドは、ユリムと記念写真を撮る。レストランの店主に「売国奴」呼ばわりされ、注文を拒否されるが、ユリムは「韓国を売ったんじゃない。自分自身を家族を救うために売った。私は実力で金を稼ぐ」と反論する。しかしヒドには「本当は韓国代表として戦いたい」と本音を打ち明ける。
ユリムの出国の日。ヒドとユリムは、「来年のマドリード、決勝戦で会おう」と約束する。ジウンは、これからもユリムに会い続けるため、バイトを頑張っていたが、ユリム西出発の日を知らされていなかった。ヒドから聞かされ、空港に駆け付けたジウンは、「これからも会いに行く。絶対別れない」と告白し、ユリムにキスをする。
ユリムを責める世間の声に、イジンは一人泣き崩れる。そこにヒドがやってきた。
2009年、ニュース画面越しに、お互い、「応援している」と話すヒドとイジン。ヒドに「結婚おめでとうございます」というイジン。
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ちょこっと感想
最初から最後まで、衝撃展開の14話!!!!
ユリム、国籍をロシアにしてユリア・コに改名したの??!と最初からびっくりしました。ほんとに??なんで??!と思ったら、その理由に驚愕です。。父親が起こした事故の賠償金を工面するためだったんですね。家族を守るために手段がフェンシング。偉いですよね。今まで支えてくれた家族のためとはいえ、自分の人生を犠牲にすることがなければいいのですけど、とちょっと心配。ユリムは、我慢して自分を抑えてしまうところがあるから。
ユリム、今もロシアにいるのかあ。。ちょうどウクライナに攻め入っているときです。
楽しく飲んだ2000年、みんな泣き上戸なんですね笑。ウォークマン?とか懐かしいなあ。イヤホンで二人で聴くとか、今もあるかな?
記者として、友人として、葛藤するイジン。記者ってみんなそうなんでしょうか。良心とのはざまで悩むことも多々ありそうですよね。悩み過ぎて、体壊しそうです。。
ちょっと待って。最後、ヒド結婚?
でもその前に「応援している」「遠く離れても」「ずっと」「また会いに行く」と、心の声で言ってなかった?!混乱!!!