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『無職の大卒』IMW2020あらすじ感想ネタバレおすすめインド映画!ダヌシュ主演(原題:VELAIILLA PATTADHARI)★5

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「ああ、観てよかった感涙!」って思った、2020年「インディアンムービーウイーク(IMW)2020」。ここ数年に大ヒットしたインド映画を厳選して、日本語字幕で上映してくれる映画祭。

今は「インディアンムービーウイーク(IMW)2020」リターンズです!!ありがとうございます!

そして今回の「無職の大卒」。

今年のインディアンムービーウィークの作品の中で、「ビギル」と並び、1位2位を争う人気作じゃないでしょうか。なぜなら、あっという間に満席になっちゃうのです。そして観終わった後には、自然と拍手が!

2014年公開、タミル語で製作された133分の作品、6年前の映画なのですが、全く古さを感じませんでした。つまり、この時と今と、映画に描かれていた社会の状況があまり変わってないのかなとも思います。

ホントにホントに面白いんですよ。自然と涙が。。。。自然と最後に拍手が。。。そして人生捨てたもんじゃないぜ!がんばろ!と思える。いい映画でしょ?観たくなりませんか?

では、おすすめの映画「無職の大卒」、あらすじ、感想など、書いていきたいと思いますので、是非ご覧ください。


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『無職の大卒』IMW2020インド映画ヒトコト感想&勝手におすすめ評価

 

    無職から 勇気凛々ヒーロー ここにあり      

  「勝手におすすめ度」★★★★★(スカッと爽やか痛快!)

『無職の大卒』IMW2020インド映画監督&キャスト

監督

 ・ヴェールラージ

キャスト

 ・ダヌシュ

 ・サムドラカニ

 ・アマラ・ポール


「無職の大卒」IMW2020インド映画あらすじ、結末

主人公のラグヴァランは土木工学の工業大学を卒業し、就職先を探している。が、建築系会社の面接を受けるも、落ち続け数年間無職のまま。家では家事を手伝わさせられ、両親からは働いている弟のカールティクと常に比較され、劣等感を持っていて悔しい日々をすごしている。実は、両親が若くお金がなかったためラグヴァランには教育費がかけられず。その後収入が増え弟のカールティクは私立の学校で英語もきちんと学ばせたため、大学卒業後、無事就職できたのだった。

ラグヴァランは、ある大手建設会社の面接を受けた際、事前課題「8階建てのビルの設計図」が出された。ラグヴァランは「この地区はビルを6階建てまでしか建てられない」と回答。その時の若い面接官アルンは「賄賂を握らせれば8階建ては建てられる」と不正を促したが、ラグヴァランは「大学では、安全な建物を建てるために、正しくルールに沿って設計することを学んだ」と反論し、残念ながら面接には落ちてしまう。

そんな中、母親から「隣に引っ越してきた家族に美人の娘がいる」と聞く。が、なかなか隣の娘シャーリニの顔を見ることが出来ない。お手製の望遠鏡を作って隣家を覗いたりしていたが、ラグヴァランが酔っ払って自転車で帰る途中に、シャーリニが乗っていた自動車にぶつけられ、会うことができた。シャーリニはラグヴァランのことを自宅まで送っていってくれたが、翌日、ラグヴァランはシャーリニに轢かれたことも、会ったことも覚えていない。また帰りに乗っていた自転車が自宅にないことに気がつき、慌てて自転車を探しに行ったりする。とはいえ、事故をきっかけに、ラグヴァランとシャーリニは次第に親密な関係になっていく。

ラグヴァランの一家は煙草も酒も原則禁止。ラグヴァランはこっそり自分の部屋で煙草を吸っていが、ある夜、父に見つかり、父に反論して、母から叩かれてしまう。そして、翌日からラグヴァランは両親に反抗的な態度をとるようになる。

父と弟が外泊することとなった日、父から「母の体調がよくなくて心配だから、そばについていてほしい」と頼まれる。しかしそれを無視して、ラグヴァランはシャーリニとデートに向かう。デートの途中で母から何度か電話がかかってきたが、無視し続けるラグヴァラン。自宅に帰ると母は亡くなっていた。母は胸が苦しくなり、ラグヴァランに助けを求めて電話をしていたのだった。

母の死をきっかけに、ラグヴァランは心を入れ替え、家事などもこなし真面目に日々の生活に取り組むようになった。そんなとき、建設会社の社長であるラムクマールとその娘アニサがラグヴァランの家を訪ねてくる。その社長はラグヴァラン家族に大いなる感謝を伝え、ある提案をする。「お母様が亡くなった時に、喫煙による肺がんを患っていた私の娘に臓器移植のドナーとして肺を提供してもらった。そのおかげで娘は健康を取り戻せた。感謝の気持ちとして自分の会社で働いてほしい」と。ラグヴァランは、アニサが禁煙することを条件にラムクマールの会社で働くことに合意する。

ラグヴァランがシャーリニとアニサの両方と仲良くしているため、二股をかけているように受け取られ周囲をやきもきさせる。しかし、ラグヴァランにとっての恋人はシャーリニで、アニサのことは母の臓器を宿していることから母の生まれ変わりとして大事に接していたのだった。

ラグヴァランが働き始めて6ヶ月くらい経ったとき、政府によるスラム街へのアパートを作るという大プロジェクトが発表された。プロジェクト獲得に向け、会社から入札の担当者として指名されたラグヴァラン。仲間と一緒に取り組んだ結果、政府から契約を勝ち取った。

このプロジェクト獲得には様々な会社も入札しており、その中には過去にラグヴァランが面接を受け落ちたアルンの会社もいた。ラグヴァランの会社に負けたことが気に入らないアルン。アルンの会社は、これまで賄賂などを使い、政府から多くの案件を応札してきていたが、正々堂々と建物の品質で勝負してきたラグヴァランに負けたのが悔しくてならない。

その後アルンは、プロジェクト設計図をすり替えて建設のやり直しをさせたり、人材派遣会社へ圧力を掛けて作業員を出社させないように様々な妨害を仕掛けてくる。

しかし、ラグヴァランは屈しない。これまでインドで横行していた不正をせず全くせず、仕事に対し誠実に取り組んでいる姿勢から、周囲の信頼を勝ち取って協力してもらえたのだ。

建設やり直しの時に資材会社が値下げ交渉に応じてくれたり、作業員不足の際には作業をしているスラム街の人たちが協力してくれたり、工事現場の現場監督やリーダーが不足していることをSNSで訴えると多くの「無職の大卒」が支援にやって来てくれた。

様々な人たちの支援でプロジェクトは成功するかに見えたが、アルンは最後の手段として暴力によるプロジェクトの妨害をはかり、工事現場で多くの人が負傷してしまう。

ラグヴァランは、この事態を終結させるためにアルンの会社に乗り込む。アルンの会社は父のベンカットが実権を握り、これまでアルンは親の七光りで仕事が出来ていた。が、今回の暴力事件を、ベンカットは会社の存続に関わる大問題と捉えていた。

ラグヴァランは、アルンやベンカットに、アルンが暴動を仕掛けたことの証拠を押さえたことを伝え、アルンに怪我をした従業員への謝罪を要求、もし謝罪がなされない場合はアルンの仕業を世間に公開する、と交渉を持ちかける。最終的にベンカットはアルンを病院に送り、謝罪を促し、アルンは渋々ベンカット達に謝罪する。ラグヴァランはアルンの謝罪を受け入れ、プロジェクトは10ヶ月後に完成した。

プロジェクトの完成式典の日。大臣も式典に出席することになり、ラグヴァランはいつもの自転車で会場に向かっていた。が、アルンとその仲間はラグヴァランを待ち伏せし、式典出席を阻止しようとするが、ラグヴァランはそれをはねのける。

そして、ラグヴァランは、何度も妨害し最後の戦いに敗れたアルンに対して、争いを続けるのではなく、友人として一緒にプロジェクトの完成式典に参加しようと誘う。ラグヴァランは半ば強制的にアルンを自転車に乗せて会場に向かい、一緒に式典に参加するのだった。


2014年作品「無職の大卒」ダヌシュIMW2020インド映画見どころ、感想、ネタバレあり!

「無職の大卒」インド映画 インドにどこにでもいる、名もなき無職から普通のヒーロー

今年2020年のインディアンムービーウィークでは、ヴィジャイの「ビギル勝利のホイッスル」が超有名どころのヒーロー映画ですが、これは今は有名になっちゃったけどそこまでではなかった頃の(失礼かしら。。。)ダヌシュの普通の庶民派ヒーロー映画と言えると思います。

インドではカーストがあったり、汚職があったり、庶民が正直に生きながら成りあがるのが難しい国な印象。そんな国で、汚職にも、出自にも負けず、誠実に生きることで活路を見出していくラグヴァランの姿は、インド国民にとって拍手喝さいのヒーローになったんじゃないでしょうか。実際、普通の青年に見えるマッチョでないラグヴァランが、頑張って戦って勝ちあがっていく姿は感動です。

「運命の子どもたち」という映画があります。ダリット(不可触民)出身の子供たちが必死に勉強してして地域から社会を変えていく、そのための無料の学校シャンティヴァヴァンとそこに通う子どもたちの様子を描いたドキュメンタリーですが、そこの校長先生が、勧めるのが大学のIT学科です。そこに入れば、一流企業に入るチャンスがある、ダリットでも這い上がれてお金を稼ぐことができる。「へー、そんなにおすすめの学科なの?やりたいことがあってもやっちゃいけないの?それじゃなくてこっちのIT学科に進むべきなの?」とその時は思いました。

大ヒットインド映画「きっと、うまくいく」(私の大好きな映画のひとつ!)では、「学歴や成績に拘らず、自分の夢を追いかけていくのが人生で大事」というのがテーマでしたからね。

「きっと、うまくいく」↓↓↓

王様のブランチおすすめ!インド映画『きっと、うまくいく』人生楽しもう!元気になる!あらすじ見どころ!★5
「めっちゃ、みてよかったー!」「何回みてもいい!」と思える映画ってありますか? 私がそう思えるのが、Amazonプライムで配信されている様々なインド映画の中でも、イチオシインド映画「きっと、うまくいく」。 会社社長でユーチューバ...

この「無職の大卒」でも、IT学科なら仕事はあるが建築学科卒業では仕事がない、と描かれています。夢を追うだけでは厳しい現実がある、ということ。あらためて、卒業学科によって、こんなに差があるんだな、と思いました。

シャンティヴァヴァンの校長先生の言葉は、子どもたちがきちんと稼いで生活していくためにでた愛の言葉だったんですね。

この映画は、インドで大ヒットを記録したとのこと。

きっと、ラグヴァランのような、そして応援に駆けつけてくれた「格差社会で頑張っている名もなきヒーローたち」がたくさんいるんですよね。自分たちの姿とラグヴァランを重ね合わせ、声はあげられないけれど、勇気づけられた観客はきっと大勢いて、それがこの映画の大ヒットにつながったのだと私は思います。


「無職の大卒」インド映画 あるある兄弟格差

ラグヴァランが前半、無職でだらだら生きていて、そのため家族から疎まれ続けることがちょっと可哀想でした。

一般的に長男長女にお金かけすぎて、その下に申し訳ない気持ちがすることが多いと思うのですが(私だけ?)、このラグヴァランの場合は、若いお父さんで最初稼ぎが少なかったから私立の学校にい変えてあげられなかった事情。

実際、インドの公立学校と私立の学校では、日本以上に教育格差がかなりあるようです。

それを知ったのも、先に書いた「運命の子どもたち」という映画です。

私立では、小学校低学年から、英語をしっかり勉強するんですよね。世界で戦う人間の育成には、ちゃんと就職を勝ち取るためには英語が必須だということ。英語一つとっても、私立校の考え方が違うとわかります。

でもねー、親がお金なかったのは仕方ない。後半立て直して頑張るダヌシュ。偉かったよーと思いました。

ちなみにネットフリックスオリジナル、ダリッドの子供たちと私立学校のドキュメンタリー(これもおすすめ!)はこちら↓↓↓

『運命の子供たち』ネトフリインド映画アカデミー賞受賞監督の感動ドキュメンタリー。見どころ、あらすじ
インドの東部タミル・ナードウ州にある、最貧層の子供達のための全寮制学校"シャンティ・バヴァン"。 「運命の子供たち」は、4才から就職までの子供たちが暮らすこの学校の5人の少女達の成長を追ったドキュメンタリーです。 最下層貧民出身...




「無職の大卒」インド映画 タミル映画のスパースター、ダヌシュ!爽やかで痛快な結末

前半、なんだかんだと辛い目に遭っているラグヴァランですが、誠実な人柄と人脈で徐々に頭角を現し、美しい彼女もできて、ライバルの妨害を受けながらも会社にとって一大プロジェクトを成功させていくのは、「うわー観てよかった!気持ちいいー!」と、すかっと爽快な気分になりました

映画を盛り上げてくれる、ダヌシュはじめとする圧巻の歌とダンスシーンも見ものです。さすがボリウッド!

やっぱインド映画はこうでなくちゃ!!(もちろん、こうでない映画でおすすめもあるんですけどね笑)

ちなみに、ダヌシュは、この映画ではちょっとイケてない若者の役ですが、この映画以降どんどん売れてきて、洗練され、プロデューサー業まで始めて、イケてる若者になりました笑。

ホント見た目がかっこよくなっちゃって。。。

ダヌシュ、タミル映画界の大スターなんです。めっちゃ人気なんですよねー。↓↓↓

ダヌシュ、インド俳優IMW「無職の大卒」「ラーンジャナー」「クローゼットの奇想天外な旅」の出演作品、経歴、年齢は?
様々なインド映画で活躍してる俳優さんがたくさんいますが、そのうちの一人、タミル映画界が誇るダヌシュ。 私は「無職の大卒」で知ったのですが、実はタミル映画界のスターだったんですね(遅いよ)。 今回はこの「ダヌシュ」についてお届けし...

この映画でファンになった人も、その前から追っかけていた人もいますけど、一部では「ダヌシュ沼」とも言われているとか(私の周りだけかしら?)

推しがたくさんいると、観る映画見る映画楽しくていいですよね!

こちらの映画「クローゼットに閉じ込められた僕の奇想天外な旅」(題名長い)のダヌシュもほんわかしてて、とても好きです。内容もとても楽しいので、ぜひ!↓↓↓

『クローゼットに閉じこめられた僕の奇想天外な旅』Amazonプライムおすすめ見どころ!あらすじ感想ネタバレアリ★4
さて今回は、インド映画「クローゼットに閉じこめられた僕の奇想天外な旅」。 題名長い笑。 2018年公開された96分の作品、長さ的にも内容的にも、楽しく軽く観ることのできるコメディです。 あらすじ、感想、ネタバレしちゃいます...

あと、リターンズでもう一本上映されてるダヌシュ映画「ラーンジャナー」。お話は面白いしよくできていると思います。ただ、もう一度見たいかどうかは、ヒトぞれぞれ好みの問題ですよね。こちらもぜひ!

『ラーンジャナーRaanjhanaa』IMW2020リターンズあらすじ感想おすすめインド映画無職の大卒のダヌシュ評価★3
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今後、イケてるダヌシュの映画も紹介していきたいなーと思います!




2014年「無職の大卒」インド映画。最後に。インディアンムービーウィークIMW2020&リターンズでも!!

スカッと爽やか、ストーリーもダンスも美味しいこの映画、超おすすめです。

このコロナの中、閉塞感を感じている人も多いので、「人生、まだまだいける」「捨てたもんじゃない」と勇気づけられるこの映画「無職の大卒」、ぜひ、観てもらいたい

12月11日から始まる、IMW2020リターンズでも上映されます!

ということで映画「無職の大卒」、★★★★★5つとさせていただきます!

IMW2020はほかにも面白い映画がたくさん!「ビギル」これもめちゃテンション上がって面白かったですよ!残念ながらリターンズではないのですが。何かの機会にぜひ。

『ビギル勝利のホイッスル』IMW2020インド映画あらすじ感想結末おすすめ!元気になる大ヒット!★5
2020年9月11日より始まった、「インディアンムービーウイーク2020」。新宿ピカデリーはじめ日本各地で開催、ここ数年に大ヒットしたインド映画を厳選して、日本語字幕で上映してくれる映画祭です。 さて今回は、ヴィジャイ主演の「ビギル勝...

リターンズでは、同じヴィジャイさん主演で「サルカール1票の革命」があります。よかった!!!これも超おすすめです。



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