『クローゼットに閉じこめられた僕の奇想天外な旅』Amazonプライムおすすめ見どころ!あらすじ感想ネタバレアリ★4

インド映画

さて今回は、インド映画「クローゼットに閉じこめられた僕の奇想天外な旅」。

題名長い笑。

2018年公開された96分の作品、長さ的にも内容的にも、楽しく軽く観ることのできるコメディです。

あらすじ、感想、ネタバレしちゃいます。奇想天外な世界の旅にようこそー!


『クローゼットに閉じこめられた僕の奇想天外な旅』okome のヒトコト感想&勝手におすすめ度

 世界は広い 視野を広く 子どもたちも幸せになれー       

「勝手におすすめ度」★★★★☆(楽しく世界旅行!)


『クローゼットに閉じこめられた僕の奇想天外な旅』監督&キャスト

監督

・ケン・スコット

キャスト

・アジャ・パテル – ダヌシュ
・ネリー – ベレニス・ベジョ
・マリー – エリン・モリアーティ
・ウィラージ – バーカッド・アブディ
・ギュスターヴ – ジェラール・ジュニョ
・スミス – ベン・ミラー・フィク – アベル・ジャフリ
・ローズ – サラ=ジャンヌ・ラブロッス
・ピーター – ケイ・グライダヌス
・ジリン・ラバッシャ・パテル – アムルサ・サント


「クローゼットに閉じこめられた僕の奇想天外な旅」インド映画あらすじ

ある日、ムンバイの警察署の看守に連れられた一人の男アジャが、少年院を控えた3人の非行少年たちに自分の半生を話し出す。それは思いもよらない奇想天外な世界旅行だった。

 

ムンバイの一角、アジャ・パテルは、母ジリンと二人暮らし。牛のモヒニを飼っている。

学校や雑誌から世界が広いことを知り、雑誌に載っていた家具店に憧れを抱く。

父はいないと母から教えられていたが、母からことあるごとにフランスに行こうと言われ、パリに旅することを夢見ていた。

アジャは手っ取り早くお金を稼ぐために、大道芸人のマジック道具を盗み、悪友達と一緒にストリートマジシャンとして働き成長した。

ある日、母ジリンが心臓発作で亡くなり、遺品の中からある手紙を発見する。それは父ピーターが母ジリンに宛てた手紙だった。ジリンの両親に反対されていたピーターは「フランスのエッフェル塔で毎週日曜日に待っている」としたためてあり、アジャは母がフランスに行きたがっていた理由を初めて知る。アジャは自分が母の希望を叶えるため、遺骨を届けにフランスに行くことを決心する。

街の元締めに金を奪われ、ほぼ無一文でパリに降り立ったアジャだったが、憧れていた家具店に立ち寄り、雑誌でしか知らなかっのた家具を思う存分楽しむ。

そしてそこで結婚を逃げ出した美しいアメリカ人マリーに出会う。意気投合した二人は翌日エッフェル塔で会う約束をするが、一文無しアジャは家具店のクローゼットの中に泊まることにする。しかし、なんと彼の入った家具は、売られて、イギリスのロンドンに運ばれてしまう。

 

トラックの中で目を覚ましたアジャは、ソマリアからの不法移民ウィラージたちと出会い、逃げ出すものの、ロンドン警察に逮捕されてしまう。アジャは自分は正規のルートでパリに来たインド人で、パリに帰してほしいと訴えるが、信じてもらえず、パスポートをシュレッダーされ、他の不法移民たちと共に、なぜかスペインのバルセロナに移送される。

そのころ、デートをすっぽかされたと思ったマリーは、新たな男性と出会う。

バルセロナでも入国を拒否されたアジャたちは空港内に留まり、暮らし始める。が、何とか脱出したいアジャは、隙を見て再び大きなトランクに隠れる。

そのトランクは、ローマ行きの飛行機に積み込まれてしまう。

アジャは暗いトランクの中で、子ども時代悪さをして捕まったときに勇気づけてくれた盲目のデヴァ導師のことを思い出して、シャツに書き綴る。

アジャは、ホテルでトランクから出るところを持ち主の女優ネリーに発見される。ネリーはシャツの物語に感激し、一緒に行動する。そこで、ネリーが女優として成功しているものの、失った恋人を思っていることを知り、一肌脱ごうと考える。その様子にネリーも元夫にシャツを高値で売りつける。大金を手にしてやっとフランスに帰れると思ったのもつかの間、ばれてしまい、何とか逃げ出し、結婚式用の気球に乗り込み脱出する。

が、その気球にはガスがなかった。海に向かって落下する気球。

気球からマリーに電話して最後に愛を伝えようと思ったアジャだったが、マリーに新しい甲人がいると知りショックを受ける。

アジャは無事に帰れるのか?マリーとの仲は?母の気持ちを叶えることができるのか?


「クローゼットに閉じこめられた僕の奇想天外な旅」インド映画見どころ、感想、ネタバレあり!

「クローゼットに閉じこめられた僕の奇想天外な旅」フランス・アメリカ・ベルギー・シンガポール・インド合作ワールドワイド映画

もの凄くワールドワイドなストーリーです。インドムンバイの片隅で育った貧しいインド人男性が、クローゼットに閉じ込められて、その後もトランクに隠れて、いつの間にか世界旅行しちゃうお話。

なので、インドだけじゃなくて、フランス、アメリカなどなど色々な国との合作、色々な国籍の俳優さんが出ているんです。監督はフランス人ですが、共通語は英語でしょうか?

インド映画では有名な俳優のダヌシュですが、世界の合作映画だと戸惑うことも多かったのではないかなーと思います。

アジャは世界各国旅してますが、基本クローゼットに入ってたり、逃げてたり笑なので、めちゃめちゃ素敵なところご案内!な名所旧跡巡りツアーみたいにはなっていません。でもフランスやローマは少し見せてくれます。残念ながらバルセロナは空港どまりなので、空港の様子をお楽しみくださいね。

その後の旅は、リビア→フランス→インド、です。

リビアでは難民キャンプをめぐります。

さてどうなるんでしょうね。わくわく。

人との出会いは大切。その後もすごくいいお話ですよー。メッセージ性があります。

ただ、気になったのは、トイレ問題。沢山の旅の間、我慢したんだろうなあ、アジャ。。。(問題はそこじゃない)



「クローゼットに閉じこめられた僕の奇想天外な旅」「無職の大卒」のダヌシュが主人公

この映画、大ヒットだった「無職の大卒」のダヌシュが主人公なんです。

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ダヌシュ、めちゃめちゃイケメンではないんですが、優しい人のいいお顔なので、この映画の主人公アジャがよく似合うこと!とはいえ、前半旅行者騙して泥棒してたりしますが笑。

ダヌシュ自身も、アジャのキャラクターに共感していたようで、そんなに演技に苦労することなくすっと役に入り込めたとか。

インド映画ではスターの彼ですが、色々な国、や色々な国籍のキャスト、異なる文化、に多くの学びがあったようです。逃げるシーンが多かったので、走るのは疲れたようですね。走り方が面白くて、トランク抱えて走ってる姿は、ほんとにコメディ!参考にする走り方とかあったのかな?

マジックも相当練習したのでしょうね。華麗なマジックシーンも必見です。

ダンスシーンも凄く楽しそうに踊ってて、観ている私も楽しくなっちゃいました。

「きゃーかっこいいー」というより、私もその場にいて踊りたい!っていうシーンです。そんなダンスシーンもいいですよね。


「クローゼットに閉じこめられた僕の奇想天外な旅」イケアの家具で寸劇?

原作はロマン・プエルトラスの小説『IKEAのタンスに閉じこめられたサドゥーの奇想天外な旅』。

そうイケアですよねー。

フランスの家具店に着いた、というシーン。

「イケアじゃん」と思いました。

「あ。これはイケアの○○シリーズ」とか笑。

初めて会ったマリーと二人、リビングや寝室を模した家具の部屋で寸劇をするシーンは凄く好き!

イケアの各部屋は住みたくなりますよね。アジャが妄想膨らませたくなる気持ちはわかる!

私も、おままごとしたい。妄想膨らませたい。そこらへん歩いてるイケメンと、あれこれしてみたいー。

通りかかったマリーのノリの良いこと。

美人で気軽で優しい女性に一目ぼれしちゃう気持ちもわかるわ。アジャの寸劇にすぐ対応しちゃうのはちょっと変わってる女性かもしれないけど笑。




「クローゼットに閉じこめられた僕の奇想天外な旅」最優秀コメディ映画賞受賞

2018念にはノルウェー国際映画祭で、レイ・オブ・サンシャイン・アワード受賞、2019年にはバルセロナ・サン・ジョルディ国際映画祭で最優秀コメディ映画賞を受賞しています。もう少し評価されてもいい作品だと思うんですけどねー。

メッセージも、映像もよかったのになあ。

「クローゼットに閉じこめられた僕の奇想天外な旅」結末は?ラストはどうなるの?

最後、アジャは無事に生きて帰ることができるのか?

ですが、最後はハッピーエンドです!

アジャは、なんとかインドに帰ることができて、町の元締めともなんとかやりくりして、学校の教師になるんです。世界は広いよ、子どもたち広い視野を持ってしあわせになれ、と教えます。いい人だ。。。

そして、マリーとも運命の再会を果たします。マリーがコケティッシュで可愛いんです。必見!

最後に気になるのが、母の遺骨ですよね。これもしっかり大丈夫。ちゃんとお父さんのもとに届けます。これはぜひ、映画でご確認くださいね。

全て丸く収まる映画、なんて気持ちよく素敵な映画なんだ。ハッピーです。



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「クローゼットに閉じこめられた僕の奇想天外な旅」いかがでしょうか。私はすごく面白く見ることができました。

色もカラフルでわくわくする感じ、大人から子供まで気軽に楽しめる作品じゃないかな。

アジャが伝える「世界は広いんだよ。子どもたちの世界が広がり、幸せを感じるように」というメッセージ、よかったなあ。

ということで映画「クローゼットに閉じこめられた僕の奇想天外な旅」、★★★★4つとさせていただきます!



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