『ムンバイのバイオリン弾き』Netflixあらすじ感想結末~おすすめインド映画意外な面白さ★3

インド映画

ネットフリックスで配信中の「ムンバイのバイオリン弾き」。

2016年公開製作された72分の作品です。短編映画で、1時間ドラマくらいの長さなので、気軽に観ることができると思います。

静かーな格調高いクラシックバリバリ映画なのかな、と思ってましたが、予想外(と言っては失礼なんですが)の展開で、「ええええ」と驚いちゃう、面白さある映画でした!

では、あらすじ、感想など、書いていきたいと思います!


『ムンバイのバイオリン弾き』okome のヒトコト感想&勝手におすすめ度

  芸術は 爆発で 魂を洗うのだ      

  「勝手におすすめ度」★★★☆☆(妻の貢献?)

『ムンバイのバイオリン弾き』Netflixインド映画監督&キャスト

監督

 ・Bauddhayan Mukherji

キャスト

 ・アディル・フセイン

 ・リトウィック・チャクラボーティ

 ・ジャヤント・ガデッカー


「ムンバイのバイオリン弾き」Netflixインド映画あらすじ結末

ある日の朝、安アパートで新聞を読む男。ヴァイオリン弾きだが、友人は1週間仕事がなく、業界全体の景気が良くない。妻はサーヴィンに会いに仕事に行くという。男は妻が仕事に行った後、妻のブラジャーなど洗濯物を干して家事を手伝う。ベルがなって玄関に出ると、新聞の請求書を持った近所の男がいた。このまま料金を払わないと新聞を止められると脅される。男は壁にゴキブリを発見し、サンダルやホウキで執拗に叩き潰す。

男は、交響楽団の録音の仕事に行く。上手く音が合わない中、気が乗らない音で進む演奏。

帰り道、駅のホームで列車を待っていると、反対側のホームに、白いシャツを着たこぎれいな男がじっと自分を見つめているのに気が付いた。気のせいかと思ったが、相手のホームに何本も電車が来るのに乗らずにじっと見つめられている。落ち着かない気分になった男は、陰に隠れていると、白いシャツの男が消えた。ホッとしたのもつかの間、背後にいて声をかけられる。「ヴァイオリン弾きか?家は近くか?これから演奏をしてくれないか?演奏に2万ルピー出す」と提案され、お金が欲しい男は承諾する。その前に妻アニータに相談しようと電話をするが、電源がきられていて、話をすることができない。白いシャツの男は、列車の切符を買ってくれる。演奏は男一人の独演で、映画音楽だという。自分を認めてもらったと思った男は、自分の親せきに演奏家がいること、師匠について嬉しそうにアピールをするが、白いシャツの男はあまり乗り気ではない。

男は見知らぬ街に連れていかれる。列車を降り、タクシーに乗って向かった先は、ごみごみした汚い安アパートの一室だった。そこは演奏用のスタジオではなく、暗い部屋にパソコンやマイクがあるだけ。白いシャツの男は、合図をしたら、西洋音楽を弾いてほしい、と男に言う。男は、どんな映画なのか、どんな曲を弾いたらいいのか、と白いシャツの男にきくが、相変わらずきちんと答えてくれない。映像を見て、自然な感じで位階だけ演奏してほしいと言われ、納得がいかない中、映像が始まる。その映像のタイトルは「音楽のある浴室の風景」。広く明るい浴室に、タオルを巻いただけの女が後ろ向きで座り、石鹸で体を洗っている映像が流れる。次の場面では、ドアのカギ穴からのぞく目。女が体を洗っていると、ドアから男が入って来る映像。驚いて振り向いた女のアップが映る。映画はポルノ映画だったのだった。びっくりした男は一瞬演奏が止まってしまう。そして演奏をやり直し始めると、女の美しい笑顔の表情の映像が進むに従い、興が乗り始める。目をつぶって演奏をすると、監督から目を開けてちゃんと見ろ、と指示があり、一心不乱に映像を見つめながら、映画とともに演奏もが最高潮に達する。そして映画が終わった後に、悲しみに満ちた静かな演奏をし、仕事を終える。監督は素晴らしい演奏だった、と男を称える。

深夜の帰り道、物思いにふけりながら帰る男の姿。帰宅すると不機嫌な顔の妻がいた。実は映像の女は男の妻だったのだ。男は一瞬、朝ゴキブリをたたきつぶしたように、妻の首を絞め、バイオリンでたたき殺すシーンを想像する。が、男がとった行動は、妻を抱きしめることだった。そして、興は最高の演奏ができた、と嬉しそうに報告し、その様子を妻も楽しく聞くのだった。


「ムンバイのバイオリン弾き」Netflixインド映画見どころ、感想、ネタバレあり!

「ムンバイのバイオリン弾き」緊張感のあるスタート

「ムンバイのバイオリン弾き」というタイトルからして、物悲しそうな芸術的な印象があったので、「静かな映画、つまんないんじゃないかなー」と思ってましたが、さにあらん。

サスペンス的なオープニング。

「え?これから何が起こるの?」「え?どういう展開?」とはらはらドキドキ。

そして衝撃の結末。あーびっくりした。

って感じになる映画です笑。1時間で、ちょうどよい面白さを楽しめる映画でした。

本も映画も、長編もいいですけど、短編も結構私は好きなんです。

「ムンバイのバイオリン弾き」才能覚醒のきっかけ

白いシャツの男との出会いで引き出された主人公のヴァイオリンの才能。

それまで、「仕事」としてやるべきことを淡々とこなすスタイルの消極的姿勢だった男。それが、妻の映像に刺激され、女の感情の高ぶりとシンクロさせ、欲望が迸るように、自然な状態あるがままを表現してく、本能的な積極的演奏スタイルに変わる。

いやー、すごい。よかったです。

岡本太郎じゃないですが、「芸術は爆発だ!」的な演奏、エンディング。そのあとの悲しそうなエンドロールの演奏も、男のやるせなさを表現しているような気がしました。

凄い演奏をしたぞ!という満足感と、「え?妻がポルノビデオに出てる?」という衝撃、「え?俺、これからどうしたらいいんだよ。。。」的な混沌とした感情が垣間見えてるなーと思いました。それの表現もよかったです!

「ムンバイのバイオリン弾き」パブロ・ピカソの言葉

映画最後に、パブロ・ピカソの言葉が流れます。

それが「芸術は日常生活で汚れた魂を洗う」という言葉。

「なるほどー」と思いました。

妻の仕事?に嫉妬する、自分の仕事がうまくいかなくてもやもやしている感情が、一度の素晴らしい演奏により、洗い流され、昇華されるってことですよね。

パブロ、いいこと言いますねー。

最後、妻を殺してしまうシーンは「え・・・・」と一瞬思ったのですが。こうなるんですね。

主人公のココロのシーンを、暗転がうまく表現しているなーと思いました。

「ムンバイのバイオリン弾き」インド映画ネットフリックスで見逃しなし

「ムンバイのバイオリン弾き」いかがでしょうか。

芸術的なクラシックな悲しいストーリーなのかな、と構えて観はじめてしまいましたが、意外な展開で「え?そういうこと?」と面白く最後まで観れました。

悪くない作品だと思います!ということで映画「ムンバイのバイオリン弾き」、★★★3つとさせていただきます!



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