久しぶりにまた観ちゃいました、NETFLIX「バーフバリ 王の凱旋」!。
舞台は、古代インドの架空の王国「マヒシュマティ王国」。
その王座をめぐる親子3代の一大叙事詩、サーガの主人公が「バーフバリ」です。
超ド派手な戦闘シーン、超ロマンティックなラブ要素(インドなので、過激な性的なシーンは全くない)そしてインド映画お約束の豪華絢爛な歌と踊りという、「これでもかー!」というくらいボリウッドエンターテインメント詰め詰めもりもりなこの映画。
この映画で。「インド映画大好き!」「プラバースさんラブ!」な人が増えましたよねー。
嬉しいかぎり。
そしてこの度、「2020年いい夫婦の日におすすめ!」と楽天ブックス映像バイヤーさんが、なんとこの「バーフバリ」を選んでくれたんですよー!嬉しい!!
それでは、おすすめポイント、ご紹介参ります!
『バーフバリ 王の凱旋』インド映画ヒトコト感想&勝手におすすめ度
「バーフバリ 王の凱旋」インド映画監督、キャスト
監督
S・S・ラージャマウリ
キャスト
マヘンドラ・バーフバリ、アマレンドラ・バーフバリ – プラバース
バラーラデーヴァ – ラーナー・ダッグバーティ
デーヴァセーナ – アヌシュカ・シェッティ
カッタッパ – サティヤラージ
シヴァガミ – ラムヤ・クリシュナ
ビッジャラデーヴァ – ナーサル
アヴァンティカ – タマンナー
クマラ・ヴァルマ – スッバラージュ
ジャヤ・ヴァルマ – メカ・ラーマクリシュナ
クンタラ王国宰相 – プルドヴィラージ
カーラケーヤ族長の弟 – チャランディープ
セートゥパティ – ラケシュ・ヴァーレ
クンタラ王妃 – アシュリタ・ヴェムガンティ
「バーフバリ 王の凱旋」インド映画見どころ、感想、ネタバレ
「バーフバリ 王の凱旋」 熱狂ぶりが凄い
2015年、インドで上映されたときには、瞬く間にそれまでの記録を塗り替え、映画歴代興行収入ぶっちぎりの第一位。その後世界各地で上映され、アメリカでも大ヒット。
2017年に第1作目「バーフバリ 伝説誕生」が日本で上映されたときにはそれほど大きな話題にならなかったんだけど、第2作目「バーフバリ 王の凱旋」で話題沸騰、あちこちでロングラン上映されるようになった超話題作です。
そして今もキネカ大森で再上映されちゃったりするくらい、マヒシュマティ王国国民が増えてるんです!
「バーフバリ 王の凱旋」 スケールがもの凄い
これはちまちま市井を生きている人々の話じゃないので、スケールが何しろでかい。
山や滝や川や空や世界を余すことなく使い切って撮影している。
CGなんでしょうけど、今話題の某テーマパークの〇ラリンどころじゃないです。あ、でも〇ラリン、大好きですよ、ココロが爽快!になりますよね。いや、ほんとに好き(いやホントに好きだから)。
ただあれは空だけなんですけど、これは陸海空、全てを制圧した映像が満載です。
そして象やら牛やら動物たちを使っての戦い、色とりどりの衣装を着た人々の群衆の様子や踊りは美しくて圧巻。
半端ないスケールなので、是非観てもらいたいー。
最高額の予算をつかって制作したのもうなずける。
もし3Dや4D映画だったら、風が吹いたり、象の行進に合わせて振動があったり、戦闘シーンで屋が飛んできたり?ものすごい臨場感。
これからの作品は4Dあるかも?っていうか4D希望です!(全力)
「バーフバリ 王の凱旋」キャラの濃さがもの凄い
男性陣はみんながガタイよくて、女性はみんなおめめぱっちり美人さんぞろいで、眼福眼福。
脇役も濃いメンバー揃い。
そしてなんたって!!
バーフバリ役のプラバースさんのかっこよくて美しいこと!!!、一気にファンになりました。あのギリシャ彫刻を超越している肉体とアクション。素敵すぎ。
超アクション大作新作「サーホー」でも変幻自在の大活躍。見逃せませんね。↓↓↓
そして、脇役さんたち。
バーフバリの従兄で敵役のバラーラデーヴァ。バーフバリとともに帝王学をおさめ、容姿端麗、アタマも切れて、運動能力も抜群。ただ、バーフバリと同じ時代に生まれてしまったことだけが不運だった彼。母親シヴァガミの愛情をバーフバリに奪われ、劣等感にさいなまれている父親の歪んだ感情をもろに受けて育ち、王位も女も手に入らないとなったら、そりゃあ、バーフバリを恨むようになるだろうなあ…とちょっとかわいそうになります涙。
クマラ・ヴァルマ 役の スッバラージュもいいキャラです。だいたいこの映画は戦いのシーンで「うわー!」「ほおおお」となるんですが、クマラの出てくるシーンは「うふふ」となっちゃうコメディシーンが多くて。純真でいい人で、ほっこりします。最後の最後、頑張っちゃう(涙)シーンが受けて、日本にもファンが多いんですよねえ。日本にも来日してくれて、これからも期待しています!
奴隷戦士のカッタッパおじさんも、好き。お茶目なところありながら、出自が災いして、意にそまぬ仕事をやらなくちゃならないところが哀れです。バーフバリ父さんと盗賊相手に戦うところは、息があってて、まるでダンスのようでおおお~となるので、ぜひ見てもらいたいー。
クンタラ国の戦う王女デーヴァセーナも、美しくて芯もめちゃ強くてかっこいい。25年間幽閉されながら、枯れ枝を集める刑に耐えるってすごくないですか。しかもその枯れ枝で仇のバラーラデーヴァをいつか火あぶりにすることを心に秘め、執念燃やしながら耐えている。
ちなみにヒンズー教の世界観、社会身分制度のヴァルナに基づいた世界なので、カッタッパは最下層の奴隷シュードラだと思われます。
映画の中でやたらと「クシャトリヤとして」というシーンがありますが、クシャトリヤは「王族、武人」のこと。
バーフバリ父さんがデーヴァセーナとの結婚を国母のシヴァガミに反対され、王族の地位を剥奪されます。そのご、岩山で労働するシーンがありますが、これはヴァイシャ、庶民になったんだろうな、と思いました。農民、諸工業やってますが、自由に働いてるので、ヴァイシャですね(どうでもよかですね)。
「バーフバリ 王の凱旋」戦いがもの凄い
重量級のおじさんたちが血沸き肉躍り、空を舞い、戦いまくるシーンの連続は、圧巻。
派手なワイヤーアクション、踊るように次々と華麗に繰り広げられる集団の戦闘シーンは、相当けが人が出たんじゃないか?と思っちゃう位に激しい。
容赦なく木っ端みじん。
鍛え上げられた肉体の壮大な戦闘シーンは、「いけー!!!」と、かなりすっきりします笑。
あと、戦車や武器など、想像してつくったであろうモノモノが、アクションゲームのアイテムのようで面白いんです。
演出考えた人は神ですなあ。。
「バーフバリ 王の凱旋」血のつながりがもの凄い
「バーフバリ」は、お父ちゃんであるアヌレンドラ・バーフバリと息子のマヘンドラ・バーフバリ(シヴドゥ)がいるんですが、私はお父ちゃんバーフバリプラバースさんの方が好きでして、そのお父ちゃんの物語が語られているのが、この2作目。
1作目は、息子中心でして、力自慢の女好きのチャラい感じのバーフバリプラバースさん。
「崖の上にいるらしい天女のような美女に会いたいがために、難攻不落の滝登りを毎日毎日失敗もめげず繰り返す」男。思春期男子のいじらしさと言えばそうなんだけど。
お父ちゃんは、帝王学をおさめ、文武両道、質実剛健、ひたすら正しく、民のために生きる男。本当にかっこいい「ザ・ヒーロー」。
息子はねー、自分が実は「王族、伝説の勇者バーフバリの息子」という出生の秘密を知ってから、急に王族っぽく目覚めちゃうんだけど、それが何だかなーと思っちゃったりしたわけです。できるのかな、王様と。
ところが、終盤、息子バーフバリに、空を駆け上がるようにぐぐぐんと王の貫禄がでてくるんですねー。
まるで、おとうちゃんバーフバリの魂が乗り移ったように。
これが題名「バーフバリ 王の凱旋」なんですね。どちらにしても、プラバースさんを堪能できるからよいかしら。
「バーフバリ 王の凱旋」絶叫上映、マサラ上映とは?
「バーフバリ!」と心の中でつい叫びたくなる映画「バーフバリ」。
じつは、上映館や時期によっては、声をだして応援しながら観れる「絶叫上映」や仮装したり踊りながら見れる「マサラ上映」など、インド映画は観客も一体化して観れる回もあったりしたんです。これは、ほんとにおすすめです!!
観終わったあと、超すっきりする超ド級スペクタクルエンターテインメント映画「バーフバリ」。
ぜひ一緒に「バーフバリ!!」と称えましょうー!
最後に。「バーフバリ 王の凱旋」インド映画2020ネットフリックスで見逃しなし
前にバーフバリシリーズを2作連続、映画館で観たときには、あっという間に「マヒシュマティ王国」の国民の一人になってしまい、「バーフバリ!バーフバリ!」と(心の中で)叫ぶこと6時間以上。
目くるめく世界に飲み込まれた至福の時間でございました。
今回も、なんでしょう、3時間の視聴後。
体の中に満ち満ちている、この熱い、熱いカタマリは。
「うおー!!!!」と叫びだしたいような、「おりゃーやったるでー!!」と走りまくりたいような、沸々と湧き上がる静かに煮えたぎるマグマのごとき感情。
たまらん。
そんな悪魔的アドレナリン誘発要素がある映画、誰かに伝えねばなるまい。
そして「マヒシュマティ王国」の国民を一人でも多く増やすのだ。
ふふふふ。。。
そんな凄い「バーフバリ」を知ってしまったら、「バーフバリ!」と拳を高く上げたくなりますよー。
ぜひ「いい夫婦の日」に二人で「バーフバリ!!」と称えましょう。この日にあちこちの家庭で「バーフバリ!」と聞こえたら嬉しくなっちゃいますね笑。
あと、このラージャマウリ監督の前作が「マッキー」という映画なのですが、この映画もめちぇめちゃおすすめです!よかったら見てみてくださいね↓↓↓
というわけで、おすすめ度★★★★★5つとさせていただきます!
※そして「バーフバリ」の名前の付いたヤギの映画を見つけてしまいました。
バーフバリ愛を感じます♡