Amazonプライムで配信されている様々なインド映画。
さて今回は、「マッキー」。
2012年公開製作された、125分の大ヒットアクション&コメディ&エンターテイメント作品です。
なんと、主人公は殺されて転生したハエ(インドではマッキー)。
「ハエ?」と思いますよね笑。
めっちゃ楽しくて、大好きな作品の一つです!!
では、あらすじ、感想など、書いていきますよー。
『マッキー』インド映画ヒトコト感想&勝手におすすめ度
ジャニ 何回 REBORN??
「勝手におすすめ度」★★★★★(家族で楽しめる満点!)
『マッキー』監督&キャスト
監督
・S・S・ラージャマウリ
キャスト
・スディープ
・ナーニ
・サマンタ・ルス・プラブ
・ アディティア・メノン
・タグボース・ラメシュ
・サンダーナム
・チャンドラ・セカール
・ノエル・ショーン
・スリニヴァサ・レッディ
「マッキー」あらすじ結末
スディーブ建設の社長スティーブは、言うことを聞かない人は殺すというあくどい男。
ライフル練習場で出会った美女をナンパするなど女好きでもある。
マイクロアートを趣味にする美しいビンドゥの家の向かいに住むジャニは、2年間彼女に片思い。彼女のために何かと心を砕いているが、彼女はつれない。
スディープは、会社の10周年記念パーティで大きな商談を成立させる。ライフル場でナンパした美女の夫が商談相手で美女が後押しをしたのだ。スディープは、「妻以外の女は俺に惚れる」と言い放つ。
貧しいジャニは毎月ビンドゥの慈善団体に15ルピー寄付をしている。ビンドゥは活動資金の寄付を募るため、スディープの屋敷を訪れる。スディープは彼女に一目ぼれしてしまい、150万ルピーを寄付してランチに誘うが、そのとき彼女がジャニに気をとられ自分を無視しているのを知ると、ジャニに憎しみを募らせる。
ジャニは残業しているビンドゥから連絡をもらい、一緒に帰るうち、彼女に気持ちを伝える。ビンドゥはジャニへのネックレスを作り上げジャニに渡そうとするが、一瞬のすきに、ジャニがスディープの部下に誘拐されて殺されてしまう。死ぬ間際ジャニは「ビンドゥに近づけばお前を殺す」とスディープに告げる。ビンドゥは、いなくなったジャニが心配で電話をかけ「愛してる」と告白する。それを聞いたジャニの魂は、ハエの卵に乗り移る。
10日後、無事にハエに孵ったジャニは、クツ、タバコ、シャボン玉など様々な危険を潜り抜けるうち、スディープの家に入り込み、彼のコップの中に落ちる。スディープの顔を見たジャニは記憶を取り戻し、彼にぶつかっていくが簡単にはじき返されてしまう。そして、何食わぬ顔で、ビンドゥにすり寄り「ジャニのことは忘れろ」というスディープを見て、ジャニはビンドゥを守るため復讐を誓う。
スディープは、慈善団体の活動を支援するため、ビンドゥをデリーの文部大臣に面会させてあげようとする。それを知ったジャニは、あの手この手でスディープを寝かせまいとし、スディープは寝過ごしてしまう。ビンドゥからの電話で飛び起きたスディープを足止めするために、ジャニは渋滞を引き起こしたり、妨害し、ついには横転事故を引き起こす。そしてジャニは砂や埃で汚れたフロントガラスに「I WILL KILL YOU」とメッセージを書く。
九死に一生を得たスディープは、医者に「動物は復讐するか?」と尋ね、殺虫剤を手元に置く。お見舞いに来たビンドゥは、ジャニのハエを知らずに殺虫剤で殺そうとするが、辛くもジャニは死ぬのを免れる。農業大学の博士に「ハエじゃなく睡眠不足やストレスが原因ではないか」と言われるが、事故を起こした車を確認しに行ったスディープは、文字が書かれたガラスを発見し、あのハエはいたのだと確信する。ジャニは、自分の死を悲しむビンドゥの涙で「I AM JANI REBORN」とメッセージを書き、自分の死はスディープの仕業と知らせる。そしてビンドゥは、ジャニのために殺虫剤対策のマスクを作ったり、筋トレに協力して、スディープへの復讐を企てる。
スディープはジャニの攻撃により、心身ともにダメージを受ける。そして大事なプレゼンにフルフェイスのヘルメットをかぶり、ハエについて熱弁をふるい、そこにジャニが入ってきたものだから錯乱してしまう。怒った相手は高税に通報すると脅し、またもやジャニに妨害され、隠し財産を焼失してしまう。僧のタントラから、あのハエがジャニの生まれ変わりだと教えられ、鳥をつかってハエをやっつけようとするが、失敗し、タントラは死んでしまう。スディープは部下たちになんとか助け出され、監視カメラの分析から、ビンドゥがジャニを助けていたことを知る。
スディープはビンドゥを脅して誘い出しジャニを殺そうとするが、ジャニの機転により停電し、スディープは銃を乱射し、家の中はめちゃめちゃになる。スディープはジャニの羽を切り、彼は硝酸を体中に擦り付け、銃の中に突っ込み大爆発を起こす。ビンドゥは、壊れた家からジャニの羽を見つけ、ペンダントにする。
その後、バイクで出かけたビンドゥに、男が近付き声をかけた途端、ハエが襲い、男のバイクが横転する。そこには「I AM BACK」とメッセージを流すハエのジャニがいたのだった。
「マッキー」見どころ、感想、ネタバレあり!
「マッキー」スディープの顔芸、演技が凄い
なんたって見どころの一つは、スディープの顔芸、演技です!
目の前に人間はいなくて、ハエそのものもいない中、「ここにハエが、ハエがいるんだよー!!」「襲われているんだ!!」とばかりの迫真の演技。ハエがいなくても、ほんとにいるように見えてしまうんです。
額を、鼻の先を、目を、耳を、ぞわぞわと這う感じ。。。。
きゃー。
スディープ、最初は「なんて嫌な男」と思いましたが、だんだん可哀想というか、可愛く見えてくるのが不思議。
寝込みを襲われ、どうやってもハエが入ってくるのに辟易して、ミイラのように全身を毛布で覆って寝る様子は、大笑いしました。
脚本も演出もいいけど、シリアスにコメディチックに演技ができる、イケメンスディープ、最高です!!
「マッキー」ハエのCG?演技が細かい
こんなにじっくりとハエを巨大化して初めて見ました笑。
手や足や、複眼。こんな風に見えるんですねー。
復讐のため、筋トレしたり、色々がんばっている様子は、コメディチックなんだけど、なんだろう、人間味あふれてて、普通に受け入れちゃいました。
考えてみれば、蚊がぶんぶんと周りを飛んでいるだけで、私としてはパニックになるわけで、それがもっと大きいハエだったら嫌だろうなあ。。。嫌だなあ。。。
そして、いつまでジャニは、ハエに転生し続けるんでしょうね。
最初はノリノリで楽しく協力していたビンドゥだけど、将来は誰かと付き合って結婚するかもしれないわけで、そんな時にハエに転生し続けるジャニがそばにいたらちょっと迷惑ですよね。。。小さいから、どこでも張り込んじゃうんですよ。い、いやだなあ。。。(妄想)。
「マッキー」「RRR]「バーフバリ」のラージャマウリ監督
実はこの「マッキー」の監督は、ななななんと、あの日本でも大ヒットを飛ばした「RRR」「バーフバリ」の監督だったんですよねー。
「バーフバリ」の前に手がけた一作が、この「マッキー」だったんです。
「RRR」「バーフバリ」とはテイストもスケールも違います。が、こっちの方が笑えて好きな人もいるかも?子どもは大好きかもー。
もちろん「バーフバリ」「RRR」の壮大なスケール一大叙事詩は名作だと思いますが、これも監督の代表作と言っていいと思います!
こちらもぜひ、ご覧ください!↓↓↓
「マッキー」インド映画見逃しなし!!
「マッキー」いかがでしょうか。
もう、人間がハエに転生するなんて奇想天外な発想、大好きです!
本当に面白いので、大人から子供まで、インド映画見たことがない人も、垣根低く入れる導入ボリウッドとして最高!だと思うんですよね。
何度見ても面白いから、いい映画だと思うんだよなあ。例えばジブリなんかもそうですよね。つい毎回「バルス!」と叫んじゃうあれとか。
監督、大好きです!(力説)。
ということでアクション&コメディ&エンターテイメントもりもり映画「マッキー」、★★★★★5つとさせていただきます!