日本のファンを大切にして、何回か来日してくれているスッバラージュ。
「バーフバリ」のクマラとして有名で、人懐こい人柄とハンサムな容姿が大人気です。
愛称スッブとも呼ばれていますよね!
この度、週刊文春エンタ!にリモートインタビューにも答えてくれた内容が掲載されています。このコロナ下、自宅でですよ!ボリウッドのスター俳優がこんなに気軽にインタビューに応じてくれるなんて、嬉しいですねー!白黒写真なのですが、まるでスッバラージュさんが私をおうちに招いてご案内してくれているかのような(妄想過ぎ)写真の数々。飾らない笑顔が。。。もう素敵すぎです。できたらカラーで見たい(凄い希望)。
今回はこの「スッバラージュ」さんについて調べてみましたので、お届けしたいと思います!
『スッバラージュ』インド俳優プロフィール。出身、身長、年齢は?結婚してるの?
・名前 :スッバラージュ Penmetsa Subba Raju
・生年月日 :1977年2月27日(43歳)※2020年11月現在
・星座 :うお座
・出生地 : アーンドラ・プラデーシュ州バヒマバラム
・自宅 :インド南部ハイデラバード
・職業 :俳優
・身長 :191㎝
・体重 :70㎏
・結婚 :未婚
・趣味 :読書
・好きな色 :青
・好きな俳優:アミターブ・バッチャン、プラバース
「バーフバリ」でのすっくと立った雄姿が印象的なスッバラージュ、凄く身長が高く見えて、「何センチあるのかな?」と思ってましたが、調べてみると、191センチ説と178センチ説がありました。私のイメージとしては、バーフバリの時の逞しい姿が目に焼き付いていますので、190センチ越えなのかなーと思ってます。なんたって、ベッドはなかなか合うものがなくて、自宅ベッドも特注サイズとか。来日した時も、ベッドに苦労したようです。身長が高いのは素敵ですが、こんな苦労があるんですね。。
こんなに素敵なスッバラージュなので、結婚してるのかな?と思いましたが、まだ未婚のようです。人柄もよさそうだし、絶対周りがほっとかないはず!!
趣味は読書、好きな色は青だそうです。落ち着いた真面目な性格なのだろうなあ…と想像できちゃいますね。食べ物、健康に関する本を最近は好んで読んでいるとのこと。
具体的には「IKIGAI」「MAN‘S FOOD」「肩をすくめるアトラス」「水源」などの名前が上がりました。
どの本の名前も知らない。。。私が知らないだけなのか、日本語に翻訳されていないだけなのか。。
哲学など、深く人生や自身のことに思いをはせる時間を大切にしている人なんですね。
俳優は大衆の面前でアウトプットをする職業。そのためにはいろいろな経験や深く掘り下げる作業が必要なのだと思います。読書や思索を自然に行っているスッバラージュさん、素敵です!
コロナのパンデミックは、全世界的にそれまでの生き方や価値観を問うことになりましたが、スッバラージュさんも、「健康で安全に過ごすこと」の大切さを感じるようになったそうです。
私もそうですが、外に行ったり買い物をすること、仕事にこんなに不便や恐怖を感じることは今までなかったですよね。
コロナ下、スッバラージュさんのいる映画界では80パーセントの人たちが仕事を失ったそうです。スター俳優は貯えもあるでしょうからすぐに生活に困るということはないでしょうが、それ以外の人たちの困窮ぶりは、どんなに大変か、、、想像できないです。日本のエンタメ界の人たちも生活に困った人たちが大勢いると思いますが、スッバラージュさんの主な活躍の場であるテレグ語映画界では、そんな人たちへの食糧支援なども行われていたとか。
日本の映画界、エンタメ界でもそういうことは行われていたのでしょうか。。。
この10月、11月からそろそろと再開しているエンターテインメント業界ですが、私たちを楽しませてくれて、勇気づけてくれるインド映画の火が早く元のように輝き燃えてくれることを祈ります!
『スッバラージュ』インド俳優になったきっかけは?
スッバラージュは、大学は理系で、バヒマバラムのDNRカレッジで数学、コンピュータコースを専攻していたそうです。他の俳優さんたちも、実は理系出身という人が多いですよね。卒業後、DELLに就職したんですが、そこからが偶然が重なったドラマのような展開でした。
ある日、テルグ語映画監督クリシュナ・ヴァムシの個人秘書がパソコンの修理を依頼したんですが、たまたまヴァムシの自宅を訪れたのがスッバラージュ。そこでスカウトされていきなり『Khadgam』の脇役として出演したのがデビューだそうです。
すごい。いきなりスカウトですよ!
普通、演劇学校とか下積みとか縁故とか(インド映画界結構つながりが大事みたい?)ありそうなものなんですが、「え?そんな簡単に俳優に?」って感じです。
きっと監督の目にはスッバラージュが俳優として輝く原石に見えたのでしょうね。身長も高くイケメンなので、「これはいける!使ってみたい!」と思いついたのでしょうか。
とはいえ、スッバラージュに言わせると、はじめての演技の経験は小学生の時だそうで。
え?小学生?って思いますよね。
授業さぼって芝居小屋に行き、こっそり演技したのが最初とのこと。
芝居小屋にいきなり行って芝居できるんでしょうか??
スッバラージュらしい、微笑ましいお茶目なエピソードですね。ニコニコ笑いながらこのエピソードを話してくれるスッブさんの姿が思い浮かびます(妄想中)。
もともとスッバラージュさんは、映画界の帝王アミターブ・バッチャンの大ファンだったそう。プラバースさんともバーフバリなど映画共演を経て仲良くなったそうです。
『スッバラージュ』インド俳優出演作品は?来日も。
スッバラージュは主にのテルグ語界で活躍していますが、テレグ語映画デビューは2003年のプリ・ジャガンナード監督作品『Amma Nanna O Tamila Ammayi』だそう。この映画でスッバラージュは映画後半にヒーローに敗れるボクサーの役を演じたらしいです。
スッバラージュは今までに約80本近く映画に出演していますが、この役をはじめとして主に悪役や敵役である脇役を演じることが多かったそうです。身長が高く、体格もがっしり、強面を演じやすい、というか強面役にキャスティングしやすいんでしょうね。
彼が出た映画で、日本でも話題になったのは、『Mirchi』、『Geetha Govindam 』
そして忘れちゃならない『バーフバリ 王の凱旋』!↓↓↓
悪役が多いとはいえ、スッバラージュは、よく見れば(よく観なくても)かなりのイケメン。そして優しいまなざし。まるで森のくまさん!(おひげもお似合いだし)
バーフバリでもかなり人気が出たし、今後主役級で配役あるかもー?!日本にも来日してくれて嬉しいですね。
今は、月に7~8本の映画のオファーがあり、大半は断っているそうです。見る人が不快になるような役はやりたくないと思っているそうで、配信の新作サスペンススリラー「Nishabdham」ではどんな役なのか?まだ観てないですが、楽しみです。
これからのご活躍、応援しています!
『スッバラージュ』「バーフバリ」以降活躍の場は全インドに
インドは、多言語国家なので、製作される映画の言語もそれぞれに分かれています。
タミル語映画、テレグ語映画など分かれて作られてしまうと、他の言語を使う人たちに観てもらえないんですね。知りませんでした。
日本人の私には、不思議な感覚。少し前まで、インド人は一つの言葉ヒンディー語を使っていると思ったから。「映画で表記されているタミル語ってなに?」の世界。「タミル映画界のスター」「マラヤーラム語映画界で人気」などと書かれててもなんだかわかりませんでした。
それが、スッバラージュ曰く、『バーフバリ 王の凱旋』のインド全土での大ヒットを境に様々な映画の製作者の意識が変わり、「インド映画」を作ることを意識しだしたのだそうです。
「バーフバリ」がインド映画界を変えたというのは凄いですね!作品が持つ偉大な力だと思います。
徐々に色々な映画が多言語化され、俳優さんたちがより広い世界で活躍できる時代になってきているとのこと、喜ばしいと思います。
「テレグ語映画」のスッバラージュが「インド映画」のスッバラージュになる日も近そうですね。
『スッバラージュ』インド映画「バーフバリ 王の凱旋」のクマラ
スッバラージュといえば、2017年『バーフバリ 王の凱旋』!
クンタラ王国のヒロインの従兄弟であるクマラ・ヴァルマ役を魅力的に演じてくれました。
クマラといえば、純真で素直でコミカル、最後は男気を見せる、愛すべきキャラクター。
イノシシ狩りのシーンでプラバースさん演じるバーフバリがさりげなくフォローしたのを知らずにドヤ顔、薪割のシーンでのドヤ顔、あれこれ武術指南、世話をやく姿。
もー可愛い!
プラバースさんはムキムキに肉体改造して映画に臨んでいたようですが、クマラはそれほど肉体美を要求されていなかったので笑、普通に演じたそうです。
その後、バーフバリから「国民を守るのが王族のつとめ」と言われて、ヘタレっぽい男から奮起、縦横無尽の活躍。
バーフバリとも男同士の友情が芽生えて、最後命を懸けて守ろうとするシーン。
涙が出ます。死なないでーとみんな思ったはず涙。
最初から最後まで憎めない愛すべき男、それがクマラ。
私の勝手なイメージでは、このクマラ、佐藤二朗的な感じなんです。
コミカルで優しく、ちょっと抜けてる大男。でも素直で純真で、いざという時は命を懸けて国や仲間を守り抜く。そんな感じ。
スッバラージュのようにイケメンか?と言われると????になっちゃいますが笑(佐藤二朗さんごめんなさいです)。
もともと、映画当初は設定されていなかった役とのことですが、「バーフバリ」には欠かせないアクセントのきいたキャラクターだったとも思います。
いてよかった、クマラ、スッバラージュ。
最後、クマラには幸せになってほしかったなー。。
ちょっと脱線。「スッバラージュ」クンタラ国の森のクマラ=森のくまさん説。
スッバラージュは、気は優しくて力持ち、大男の役がピッタリな気がします。
スッバラージュは、トレッキングや森など緑が大好きなんだそう。日本に来日した時も、忙しいスケジュールの合間を縫って、自然を鑑賞しに旅をしたそうです。
ほんと、森のクマラ=くまさん、だと思いませんか?
バーフバリの『スッバラージュ』インド俳優まとめ。週刊文春エンタ!に登場。ローソンで発売
スッバラージュについていかがでしたか?
「バーフバリのクマラ」といえば「ああ!あの人ねー」と思いつく人がいるものの、まだまだ名前を知らない人が多い役者さんだと思います。
もっともっと知名度が上がって活躍してほしい俳優さんの一人です。
これから映画の配給があるようなので、日本公開、日本語字幕、期待したいと思います!