にネットフリックス韓国ドラマ、今回は『私たちのブルース』。
済州島を舞台に描かれる、ヒューマンドラマ。なんですけど、オムニバス形式とのこと。複数主人公が織りなすドラマ、めっちゃ面白い!!イ・ビョンホンも主演とのこと、楽しみです!
それでは、「私たちのブルース」あらすじ感想についてもご紹介、ご参考にどうぞ!
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牧場の中にあるのブルース」Netflix韓国ドラマキャストは?
キャスト
☆追記、時々は
イ・ビョンホン
イ・ドンソク。トラックで商売している、人付き合いが不器用な何でも屋。
シン・ミナ
ミン・ソナ。済州島に引っ越してきた子持ち女性。
チャ・スンウォン
チェ・ハンス。済州島生まれだが、都会に染まりつつ、島に帰ってきた。
イ・ジョンウン
チョン・ウニ。魚屋社長。30年ぶりに初恋相手のハンスと再会。
「ロースクール」「未成年裁判」で見事に弁護士や教授、判事を演じてきたジョンウンが、今度は魚屋さん。幅広い演技ですねー。この二つのドラマ、めっちゃ面白かったです!!
ハン・ジミン
イ・ヨンオク。様々な噂がある海女一年目の女性。
キム・ウビン
パク・ジョンジュン。誠実で暖かい心の船長。ヨンオクに心を寄せる。
オム・ジョンファ
コ・ミラン。都会での生活に疲れ、故郷に戻ってきた。ウニの友人。
キム・ヘジャ
カン・オクドン。ドンソクの母。
コ・ドゥシム
ヒョン・チュニ。海女歴60年のベテラン。
パク・ジファン
チョン・イングォン。ヒョンの父。スンデクッパ屋。
チェ・ヨンジュン
パク・ホシク。ヨンジュの父。氷屋。
「ヴィンチェンツォ」の社長、「賢い医師生活」のポン、「クギョンイ」(めっちゃ面白いんだけど。もっと見てほしい!!)にも出演。面白い、当たりのドラマに立て続けに出てます。イケメンだし好きー!!!
ペ・ヒョンソン
チョン・ヒョン。優しい性格で、トップクラスの成績を誇る高校生。
「賢い医師生活」でも温和で優しい医学生、医師を演じていましたね。可愛かったー。
ノ・ユンソ
パク・ヨンジュ。優等生。済州島から出たいと思っている。
キ・ソユ
ソン・ウンギ。チュニの孫。
「私たちのブルース」Netflix韓国ドラマあらすじ
恋は甘く切なく、人生は楽あれば苦あり。いつもにぎやかな済州島を舞台に、この島で生きる人たちが織りなすさまざまな物語をオムニバス形式で描く。
Netflix公式より
第一話 ハンスとウニ 1
夜明け前から動き出した魚屋のウニは、市場でのセリに参加していた。強気のやりて社長のウニ。
海女一年目のヨンオクは、ジョンジュンのチョンジン号で先輩海女のチュニたちと船で漁に出かけるが、軽薄で尻軽だと先輩海女たちからの評判が良くない。
済州に転勤予定の銀行支店長のハンス。椅子の角に足をぶつけて詰めを負傷するわ、顧客が怒鳴り込んでくるわでついてない。そんな時、7年前から娘ボラㇺのゴルフ遠征にアメリカに付いて行っている妻ミジンから連絡が入る。ボラㇺがイップス(病気)に悩まされ、結果が出ず、お金も底をついたと言う。しかしハンスは、希望の星であるボラㇺを諦めきれず、そのまま頑張れと妻を励ます。
済州に越したハンスは、ウニが交通事故に巻き込まれ喧嘩しているのを目撃する。ウニとハンスは幼馴染だった。初恋の人ハンスに遭えたウニは大喜び。ハンスは、ウニの店が年収3億、銀行の超VIP客であることに驚く。ウニは、預金だけ預けて投資をしていなかった。ウニは弟ジョンシクたちにたかられていた。
実家に帰ったハンスは、妹夫婦から歓迎されず、「ハンスのせいで自分たちは高卒だった。家を売って、母親の面倒も見ていない」となじられる。
ハンスとウニは、高校時代のことを思い出す。豚を抱えてバスに乗ってきたウニ。からかう友人たちをいさめたのはハンスだった。修学旅行に行った木浦で、ウニは大好きなハンスの唇を強引に奪っていた。それを同級生にばらされて絶体絶命のウニを救ったハンスだったが、びっくりしてウニは気絶してしまっていた。そんな思い出話をウニは「プルン」のヨンオクに楽しく話すウニ。
ドンソクは、流しのトラック営業。雑貨と生鮮食品を売って暮らしていた。
ちょこっと感想
ウニ役のジョンウンが、金髪で若々しくってかわいい!!重くなりがちなところも、天真爛漫な演技で上げてくれるのがいい!
秀才でいい大学に行って一見成功したように見えるハンスだけど、地元でがむしゃらに魚を売っているウニが大金持ちっていう、ありがちなパターンですね。
大人のウニ、高校生役のウニ、両方ともはっちゃけてて、演技がうまくって、いい!!ウニとハンスのキスシーンの顛末、「俺が強引にキスした?お前も喜んでたら?」って、、、きゃー✨ハンス、イケメン✨!!!
第2話 ハンスとウニ 2
7年前。ドンソクは、ソウルからミン・ソナを連れて海にドライブに行くが、ソナに振られてしまっていた。
ドンソクは、親身に接してきたのに、新しい流しの行商トラックに客を足られて苛立つ。
ウニは、新しい家を買ってほしいと自分にたかって暮らす弟ジョンソクを怒鳴る。そのころハンスは、娘のために弟に借金を申し込もうとしていた。アメリカの韓国人コミュニティでは、貧乏なハンスの妻ミジンの評判が悪かった。金策もあるが、借金しても返さない、男性スポンサーと親密という噂をハンスの同僚が聞いてしまう。
ハンスたちの同窓会が開かれ、ウニ、ハンス、ドンソク、イングォン、ホシクたちが集まり、楽しく飲んで騒ぐ。酔っぱらったハンスにすべての支払いをさせたと知って怒るウニ。
ことあるごとに言い争うイングォンとホシクだったが、その息子のヒョン、娘のヨンジュは成績優秀で付き合っていた。
酔っぱらいの介抱をしたジョンジュンは、「プルン」に行き、店の戸締りを手伝うが、ヨンオクはつれない態度をとる。
ハンスは、苦しい生活をしている妹に借金を申し込むも断られる。ハンスは、飲み会の帰りに、朝早く市場に行って仕事をするウニに付いて行く。楽しかった高校時代の昔話をするウニたち。「自分が情けない」というハンスに「今もかっこいい」と話すウニ。海に飛び込んだハンスは、ウニに借金を申し込みたい気持ちにかられる。
そんな時、娘ボラㇺから「ゴルフを辞めたい。お金がない」と電話が入る。ちょうどそこに食事をもって訪れたウニ。ハンスは、必死に稼いで弟たちの大学、結婚、家を世話したウニを褒める。ハンスは、長い間妻と別居していることをウニに打ち明ける。ハンスは、ウニを木浦に誘うが、ウニは既婚者はだめだと断る。ウニは、ハンスとのキスがファーストキスだったと告白する。
年配のチュニとオクドンを市場まで送迎したり、食事を用意したり、いたわるウニやホシクたち。魚をさばきながら、ウニはハンスのことが気にかかり、「思い出の木浦に行こう」と連絡する。
ウニは他校に預けていた預金を、ハンスの銀行に預け、「ハンスの実績にしてほしい」と連絡する。ハンスは、金策に走っていることを同僚に知られてしまう。
木浦に出かけたウニとハンス。ウニは「当時を思い出して悲しくなる。あの時が一番輝いていた。あの後母が死んでいしまい、学校中退して魚を売り始めた。思い出を大事にしてくれてありがとう」と感謝する。その言葉を聞いて泣きそうになるハンス。
ちょこっと感想
イ・ビョンホンが、疲れて屋探れた感じの中年男を演じるとは、ちょっとびっくり。ドンソクのトラック、なんでも積んでますね。
氷屋ホシクのチェ・ヨンジュン!!!さすがのカメレオン俳優です!!「ヴィンチェンツォ」社長「賢い医師生活」のポン、全然印象が違う!!最初わからなかった。。上手な俳優さんですよねー。
ウニ役のジョンウンの歌が滅茶うまい!!楽しくて盛り上げもよくて、一緒に飲みたいくらい笑。
ウニ、辛いことがたくさんあっても、前向きに頑張ってきたんですね。いい女や。。
第3話 ハンストウニ3
「会いたい」というメッセージに「来月第2土曜日に会いに行く」と返信するヨンオク。それに「悪い女だ」という返信が来て、ため息をつくヨンオク。
ハンスのことを考えて、つい浮かれてしまうウニ。ヨンオクから「初体験やることやってきて」と言われてしまう。ウニは、市場に連れてきた男が恋人か?と噂される。一方、ハンスもあちこちに借金していることが噂になる。そんな中、木浦に出かける二人。ウニが誰と木浦に行くのか気になる同級生たち。
ハンスは貧しさゆえに、バスケ選手になる夢をあきらめたことを話す。ウニは「お互い貧しかったけど、今は解放された」と話すが、ハンスは苦笑いで受け止める。ウニは、ホシクと付き合っていたが、ホシクの家庭環境を知って、二つの家族を養っていけるのかと自信を失い「貧乏から抜け出せない。別れよう」と別れを切り出したことを話す。「それからホシクは荒れたが、ウニも自分の本性を知った」と話す。逃げるように済州を離れたハンスも自身のことを話す。木浦で、昔のことを思い出す二人。お金持ちになったウニは、たくさんのお見合いを断ってきた過去があった。ウニは、ハンスに、離婚したい理由を聞く。「自分が至らないからだ」というハンス。
ハンスは、昔修学旅行できた旅館のあった場所にできた5つ星ホテルに宿をとる。感激するウニ。、一人買い物に行った際、娘ボラムから「ゴルフをしていても幸せじゃない。ソウルに帰る」と言われたハンスは、今までの苦労を思い、やるせなくなり泣く。
イングォンとホシクは、銀行員の同級生ミョンボに呼ばれる。イングォンたちはウニに、ハンス家族の一年前の仲良し写真を送り、ハンスの借金の話をする。ハンスから7年間別居していて離婚寸前と聞いていたウニは、ショックを受ける。ウニは「これから二人で寝るのか、それともここに来た本当の理由お金の話をするのか」とハンスに尋ね、「友人みんなを馬鹿にしている」と送られてきた写真を見せる。言い訳するハンスを、「最初から金の話をすればよかった。私の気持ちを利用してバカのように扱った」と殴るウニ。ハンスは「娘には金のために夢をあきらめてほしくなった」と自分を重ねて話すハンスだったが、ウニは号泣する。ハンスは「最初から借金の話をしなかったのは、必死に生きるお前との思い出を、金の話で壊したくなかったからだ」と言って去る。
ウニはホシクとイングォンに「ハンスの陰口を言う私たちは友達じゃない」と言い放つ。ハンスは、妻のミジンから「私たちはボラムのために頑張った。不幸せもいつか幸せになる」と言われ、銀行を退職する決意をする。
ウニは「商売に損はつきものだ。受け取って」と2億ウォンをハンスの口座に振り込む。ハンスはウニの口座にお金を送り返し「割の合わない人生を送ってきたお前に損はさせたくない。気持ちは受け取った。友人たちを再会できた済州の生活は儲けものだった」とメッセージを送る。ハンスは、傷ついた家族と癒しの旅に出てゆっくり生きる決意をする。
ウニは、「私の永遠の初恋の人 チェ・ハンス さよなら」と涙ぐみながら日記に書き、一人飲みながらお酒を飲む。その時、ハンスは家族と仲良く過ごしていた。
ちょこっと感想
狭い町、うわさが飛び交うんですね。仲が良いのはよいけど、ちょっと煩わしい一面も?ウニ、本当に昔ホシクと付き合ってたのかな?だとしたら、やっぱり面食い。ホシクもかっこいいですもんね。
ハンスにきちんと接し、友人たちを諫め、お金を送る、ウニ。なんてかっこよくて素敵な女性なんだ。。
ハンスとのことがなければ傷つくことはなかったけど、それも大きく受け入れて咀嚼することができるウニ。人間として素晴らしいけど、いい人すぎて哀しい。ウニを唯一の大切な女性として支えて寄り添ってくれる人が現れればいいのに、としみじみ思います。
でもほんとにかっこいい!!大好きだ、ウニー!!
ハンスも家族再生、頑張ってほしいですね。
第4話 ヨンオクとジョンジュン1
家事をきちんとせず、子どもの世話もせず、お風呂にも入らない、うつ病のソナに苛立つ夫。ソナは、時間の感覚もなくなっていた。
クラブ帰りのヨンオクが、近所の男ぺ船長にモーテルに誘われているのを止めたジョンジュン。そのまま警察に電話して男の飲酒運転を通報し、ヨンオクを見守る。そんなジョンジュンにヨンオクは「私を好きにならないで。傷つくから」と話しかけ、散歩に誘う。「元カレチョ・ソンジュンも188センチだった。彼は靴工場の職人で自分はアシスタント。その前の彼はチョルンで乱暴な男だった。」と男を変えるたび、あちこち渡り歩いて暮らしてきたヨンオク。恋愛経験豊富なヨンオクを愛せるだろうかと悩むジョンジュン。
ウニは、副委員長ヒョンと一緒にバス待ちをする学級委員長ヨンジュの服装チェックを怠らない。密かに付き合っているヒョンとヨンジュ。ヒョンはヨンジュのために妊娠検査薬を買おうとしていた。
ヨンオクは、自分の出自についていろいろな人にいろいろな話をしており、海女たちのうわさ話の対象になる。そんな中、ヨンオクが作業終了時間に遅れ、団体行動を乱したと海女仲間ヘジャから非難される。数分の違いで命を落とすことを知っているチュニから「今後ヨンオクと話すな」と言われる海女仲間たち。ヨンオクは、自分は悪くないと頑なな態度を曲げなかったが、チュニに謝りに行く。チュニから「言うことをころころ変えて、なにが本当かわからない」と言われたヨンオクは無言でその場を去る。
ヨンオクをめぐり、ジョンジュンとぺ船長の喧嘩が勃発しそうになるのを止めたホシク。ジョンジュンは、ヨンオクと待ち合わせる。ジョンジュンは、ヨンオクに交際を申し込み、ヨンオクはジョンジュンにキスをする。
ちょこっと感想
ヨンオクの過去、気になりますね。スマホに送られてきた大量の写真は何を意味するのだろうか。
ジョンジュン、たくさんの済州の人に見守られて暮らしている感じがします。父や母、どうしているんだろうか。孤独なイメージ、過去が気になります。
そして冒頭に出てきたソナ。ドンソクを振った女性ですよね。あれから何があったのか。
次回、少し明らかになりそうです。
楽しみですね。
第5話 ヨンジュとヒョン
ドンソクに突然電話する母オクドン。仕事中に電話してきて苛立つドンソク。実はオクドンは、がんに侵され余命2か月と言われていた。ドンソクは「用もないのに電話するな。死んだら連絡しろ」と言い放つ。ドンソクは、自分の嫌いな友人の父親と母が付き合い始めたことを恨んでいた。
済州での生活に閉塞感を感じる高校生のヨンジュは、時々海に走りに来ていた。済州よりソウルの方がいいと思っているヨンジュ。母親がいないことなど噂されることにも嫌気がさしていた。優しいチュニとオクドンが味方だった。大人いい優等生のヒョンは、ヨンジュの友人。穴あきの洋服靴下、節約を口にする父ホシクにうんざりするヨンジュだったが、もっとうんざりする出来事が起こってしまう。妊娠だった。
ヨンジュは、ヒョンに妊娠中絶することを告げ、ヒョンはお金を工面する。いたわるヒョンに、ヨンジュは「妊娠が知られたら、ヒョンの父はヒョンを殺し、自分の父は自殺するだろう」と話す。ヒョンは、塾代で密かに中絶薬を手に入れ、ヨンジュに渡す。しかし、それは飲んだら危険な偽物だった。
授業中体調が悪くなったヨンジュは、早退し、急遽市内の病院に中絶手術をしに行く。その病院で、ウニに出会ってしまう。診察の結果、妊娠6か月、前置胎盤であることがわかり、親の同意が必要と言われる。医者の心無い言葉に傷つきながらも、手術を頼むヨンジュ。
ヨンジュとヒョンは、ともに母親に捨てられていた。「愛は続かない」と思っているヨンジュ、「そんなことはない」というヒョン。
ウニは、市場で偶然会ったホシクに、産婦人科でヨンジュに会ったことを話す。ヨンジュは、手術できなかったこと、親の同意が必要なことをヒョンに打ち明ける。ヨンジュは、父に体調を心配されるが、生理不順だと言う。ヨンジュの体を心配し、ネットで調べる。
中絶に向かうヨンジュを追いかけるヒョン。ヒョンは、ヨンジュとの楽しく過ごして日々を思い出していた。診察室に入るヨンジュに寄り添うヒョン。元気に生きている赤ちゃんの姿を見て、心音を聞いた二人は泣き出してしまう。
ちょこっと感想
命、の回です。
ヨンジュとヒョンの初々しい真面目な高校生カップルに訪れた突然の試練、妊娠。避妊していたのに、、、。今までの楽しい時間、努力して勉強を頑張り、これから前途洋々たる未来が待っていたはずなのに、一瞬にして崩れ去る予感。
妊娠しながら高校生活を送り、卒業し、勉強し続けることはできないのでしょうか。。愛し合う二人の妊娠は、喜ばしいこと。確かに未熟な二人だけど。。。
ウニが助けてくれないかしら?
明るい未来が待っているといいな。
第6話 ドンソクとソナ1
病院からの帰りのバスの中、体調が悪くなったヨンジュは「妊婦だ」ヒョンは「父親だ」と叫んで、バスを止めてもらい降りる。その様子を同級生ソンミが見ていた。ヨンジュとヒョンは、二人の関係を見つめなおし、お互いが大事に思っていることを感じ、おなかの赤ちゃんを慈しむ。そして、通りかかったウニが、二人がキスする姿を見てしまう。
保育園に子供を迎えに行ったソナは、急に割り込んできた車にぶつかり、交通事故を起こしてしまう。その後協議離婚したソナ。息子ヨルは父親テフンが引き取っていた。親権をどちらが持つか、家裁調査官の調査が入るソナ。テフンは、ソナの7年間のうつ病、それを克服する気がないことを離婚の事由にしていた。ソナとテフン双方の意見を聞く調査官。判決には親子の愛着関係が反映されると話す。
木浦と済州をフェリーで行き来するドンソク。同じフェリーにソナも乗っていた。ソナに気が付いてしまったドンソクは、車が故障してしまったソナを助ける。
ドンソクは、運転代行の仕事をしているときに、独身のソナに出会っていた。ドンソクは高校3年生の時事情があって済州を離れたことを話すと、「お久しぶり、ドンソクさん」とソナが破顔する。実は子どものころ出会っていた二人。「海を見たい」というソナのため、車を調達したドンソク。
それからドンソクは、ソナに好意を持ってたびたびデートに誘っていたが、ソナにはその気がなかった。
かつては仲良かったのに、今は犬猿の仲のホシクとイングォン。その子供たちが付き合っていることを知ってしまったウニは、心を痛める。
ヨンジュとヒョンは、付き合っていることを同級生に公にする。
ヨンオクとジョンジュンは、過去の恋愛話をする。ジョンジュンは「出会ったときからヨンオクが好きだ」と話す。ヨンオクの店プルンに飲みに来たソナ。偶然現れたドンソクとまたもや出会ってしまう。店を出るソナ、その様子を呆気に取られて見つめるヨンオク、ジョンジュン、ウニ。
ヨンオクを嫌がるヘジャたち海女は、海までの送迎を、ヨンオクではなくダニに頼む。へこたれないヨンオク。ヘジャは、ヨンオクにたびたび電話があり男がいるはずだ、とジョンジュンに気を付けるよう警告する。
ソナは、調査官に見せられた「ママは病気だから僕と遊べない」とヨルが言っている動画を思い出していた。そしてとっさに海に飛び込む。その様子を見ていたジョンジョンや海女たちは、通う警察に通報する。
ちょこっと感想
ヨンジュとヒョン、二人で事態に臨むことにしたのですね。どんな結論を出すにしろ、明るい笑顔の二人にほっとしちゃいます。次回、お父さんたちにばれ、修羅場のようですが、、、どうなるのか。がんばれ、ヨンジュとヒョン!!
ソナ、交通事故の前に、うつ病だったんですね。しかも7年間。なんでうつ病になっちゃったのか。。。元々済州に住んでたみたいだし、当時を知っている人はいないのかな?母親は再婚したみたいだし、済州で何かあったんでしょうか?幼いソナにドンソクが寄り添っていたシーンもあったけど、ドンソクとはどういう縁があったんでしょうか。ドンソクの母の容態も心配です。
次回が待ち遠しいですね。
第7話 イングォンとホシク1
海に飛び込んだソナは、海女たちに発見され引き上げられる。ドンソクは、苛立ちながらも、救急車を手配し、救急車の代金を支払う。警察から、自殺ではないと聞いたドンソク。民宿からソナの荷物を預かる。
ヨンジュとヒョンは、学校で堂々と交際宣言をし、高校、大学や生活など今後のことについて話し合う。ヨンジュは「絶対に謝らないで」と話し、ヒョンは「謝ったら僕たちは過ちを犯したことになり、子どもは罪になる」と答え、父に告白する決心をする。ヨンジュはウニから「妊娠したの?」と電話を受ける。その直後、ホシクに出会ってしまうウニは何とも言えない気持ちになる。
市場に行ったヒョンは、父イングォンに「ヨンジュが妊娠した。ぼくが父親だ」と打ち明け「ヨンジュを愛してる。助けて」と話すが、イングォンはヒョンを殴り倒す。
ヨンジュも父ホシクに妊娠したことを打ち明ける。ホシクは「そう簡単に妊娠しない。病院に行こう」と声を荒げるが、赤ちゃんのエコー写真とヨンジュのお腹を見て絶句する。
イングォンとホシクは、それぞれ「相手が誘惑したのか?」「子供をおろせ」と子どもたちに言う。「学校を辞める」と言うヒョンを殴り暴れる怒るイングォン。「お前がつらくなるのは嫌だ」と泣きながら自分を殴る絶望のホシク。
ドンソクは、退院したソナのため、モーテルを探し送り届ける。自殺を懸念したドンソクは、格子窓付きの部屋を探していた。今までの生活を聞くドンソクに、ソナは「結婚して子供を産み離婚して子供は父親に取られた」と淡々と話す。ドンソクは「死ぬな」と話しかける。
かつて喧嘩に明け暮れたヤクザのイングォンと賭博師だったホシク。お互いの子どもが生まれて結婚させようと言っていた時期もあった。
生徒会長のヨンジュと副会長のヒョン。校長と教頭から転校するように言われ、「学生人権条例により、妊娠出産は処罰されない。自分は辞めるからヨンジュは学校に通わせてほしい」と話すヒョン。
ホシクはイングォンに「チョン・イングォン家の子供は産ませたくない」と話す。イングォンは、「中絶させろ」とホシクに金を渡す。
昔、賭博で金を失い妻にも逃げられたホシクは、イングォンにヨンジュを連れて金の無心をしたことがあった。それを思い出したホシクは、金をイングォンに叩き返し、殴り合いのけんかになる。
ちょこっと感想
イングォンとホシク、やんちゃだった昔は仲が良かった。その二人のなぜか優秀な子どもたちが愛し合うようになり、いざこざが起きるとは。。
子どもに打ち明けられた時の、対照的な行動な二人。大事に育てたからこそ、希望の象徴だった子どもたちだったからこそ、やるせない思いが募りますよね。
でも妊娠出産は、悪いことじゃない。罪じゃない。ヨンジュとヒョンは、退学するのかどうなんでしょうか。学校の生徒たちは応援しているけど、先生や周囲の目はどうしてもありますよね。
妊娠出産は、命がけです。出産したら、まず自分の時間は無くなる。睡眠さえおぼつかず、体力は奪われ精神面でもホルモンバランスが崩れてボロボロになります。そんな中、まともに受験勉強できるだろうか。医者になる夢をかなえることができるだろうか。
妻の様子を見て、その後シングルファーザーとして子育てをしてきたイングォンとホシクだからこそ、その大変さを身に染みて知っているんですよね。
どうなるんだろうか、ヨンジュとヒョン、イングォンとホシク。。
第8話 イングォンとホシク2
市場でけんかになったイングォンとホシク。そのせいで、ヨンジュとヒョンの妊娠が周囲に知られてしまう。そのころ、ヒョンは学校や塾を休んで、バイトをしていた。
ホシクは、ヨンジュに2冊の預金通帳を渡し、堕胎してソウルに行くよう説得する。1冊はヨンジュの教育資金、もう1冊は氷店を辞めて夢だった釣り船を買う金だった。ヨンジュは、おなかの赤ちゃんのことを邪魔者扱いするホシクに反発し、家出をする。モーテルに宿をとったヨンジュに、ヒョンはその日稼いだ金を渡す。ヨンジュとヒョンは「親を傷つけあった自分たちは愛し合って幸せにならなくては」と話す。ヒョンはホシクに会いに行き、ヨンジュが風邪をひいてモーテルにいることを話す。イングォンは、学校を休んだヒョンに「女を信じるな。母親もお前を捨てた。退学したお前も捨てられる」と話すが、ヒョンは「母さんは父さんを捨てただけだ。ぼくが母さんを行かせた」と話す。
ホシクに連絡しても無視されたモーテルの主人から連絡を受けたイングォンは、ヨンジュに会いに行く。ウニは、ホシクに「折れてやれ。探しに行け。苦しんで答えが出るなら苦しめば」と話す。
慣れないミカン畑でバイトするヒョン。ヨンジュは体調が悪化していた。ソナが通りかかり、愛しそうにお腹を触り「おめでとう」とヨンジュに声をかける。
ヒョンから連絡を受けたホシクは、モーテルに迎えに行く。バイトが終わったヒョンも向かう。そこでヨンジュを連れ出そうとするウングォンに出会う。ヒョンはイングォンを突き飛ばし「恥ずかしい。母さんと行くべきだった。息子を辞める」と宣言しヨンジュをかばう。
ホシクとイングォンは、殴り合いになり、警察に連行される。イングォンは、ホシクにある時から敵視されるようになった理由を尋ねる。ホシクは、妻に逃げられ無一文になったときにイングォンにかけられた「娘に物乞いさせている」という言葉を恨んでいた。それがきっかけで、貧乏を理由に振られたウニに金を借りに行っていたホシク。
色々な人たちからヨンオクの悪いうわさを聞かされるジョンジュン。ヨンオクを愛せるか、愛すべきか悩んでいた。
行き場を亡くしたヨンジュとヒョンは、オクドンとチュニの家に助けを求めに行く。オクドンとチュニは「若い子が赤ちゃんを産むなんて美しい。偉い」と二人に声をかける。
そのころ、自分の行状で母を事故で亡くしたイングォンは、出ていった妻が言った義母の遺言をかみしめていた。そしてイングォンは、マンションから出たところを倒れてしまい、気が付いたホシクに救急車で運ばれる。糖尿病であることが判明したイングォン。
学校に呼ばれたホシク。「思い通りにいかないのが人生だ」と言ったホシクだったが、「認めてほしい。孤独にしてしまってごめんね」と言うヨンジュの言葉を聞いて泣いてしまう。
ヒョンは、父の作業場に行き、手遅れにならないうちに病院に行くように言う。必死に働いてきたのに自分のことが恥ずかしいと言われたイングォン。「間違ったことはしていない。何も持っていない自分にとって、ヒョンは自慢だった」と泣く。ヒョンは、イングォンを抱きしめ謝る。その様子を、ホシクが見ていた。
ちょこっと感想
ホシクとイングォン、それぞれ背負ってきたものがあって、それで子どもに対する言動があるんですよね。幸せになってほしい気持ち。でも子どもたちは自分たちの意思も認めてもらいたい。
オクドンとチュニお婆の言葉が優しいですね。。ホロリとしました。
イングォンとホシク親子、最後は分かり合えそうでよかった。
第9話 ドンソクとソナ2
アパートに帰ったイングォン。待っていたホシクは、イングォンの家に上がり込む。ホシクは「自分たちは負け犬の人生だが、子どもたちは守りたい。後ろ指をさされない様にしたい。ヨンジュを帰らせるから、イングォンもヒョンを認めろ」と涙ながらに話す。そして「自分も認めてほしい。これからイングォンを兄貴と呼ぶ」と言うと、イングォンはオクドンの家にいるヒョンに電話をかける。
トラック営業をしているオクドン。自殺未遂をしたのかと気に病むモーテルの社長の言葉に、ドンソクは、雨の中ソナを探しに出かける。そして、ふと昔のことを思い出す。先輩に殴るけるの暴行を受けた後、ゲームセンターでソナと無言で助けあい労わり合っていた。荒廃した家庭に育っていたソナは、ドンソクを頼りにしていた。ドンソクは愛人の子どもと言われ、いじめられていた。
ソナを見つけるも黙って引き返すドンソク。子どものころ、ソナが友人のパク・ジェグと寝たのを知って逆上したドンソク。パクや先輩たちを殴りつけ、ソナに通報されていた。そのことを恨んでいたドンソクは、「なぜ愛し優しくしていた自分を通報したのか、ジェグと寝たのか」と尋ねる。「あの時はドンソクがすべてで愛していた。愛している人に自分を壊してとはいえない」と答えるソナ。
ジョンジュンを旅行に誘うヨンオク。「嘘は嫌い」というヨンオクを信頼して、ジョンジュンは出かける決心をする。
ソナは、「何もなかった。ジェグはドンソクの殺されると怖気付いて。通報はふりだけだった。自分が壊れれば、父が立ち直ると思っていた」と話す。飲みに誘うソナに、ドンソクは「昔も今も女を感じている」と言って断る。ソナは「荒々しく見えて温かい人」とドンソクを評する。ソナは、父が死んだときからうつ病を患っていることを告白する。ドンソクとジェグの件があったあと、父が自殺し、その後ソウルにいる母に引き取られたという。ドンソクも事件があった後、養父の家にある金目の物を盗んで済州島を離れていた。ソナの離婚理由がうつ病だと聞いて、「夫は支えるべきだ。利用だけしてクズ野郎」とドンソクは憤り海に向かって叫ぶ。それを聞いたソナも、海に向かって思いを叫ぶ。
チュニは、ジョンジュンにヨンオクのことを注意する。働きながら犬や花の世話をする一方、具合の悪いオクドン。チュニはオクドンを労わる。
ヨンジュと退学し飲食店の正社員になったヒョン。ホシクとイングォンに認められて穏やかに生活していた。
牧場の中にある廃屋を修理して、子どもと住む、というソナ。裁判の行方も分からないまま突き進むソナを心配するドンソク。
ちょこっと感想
ドンソク、花柄のサンバイザーが、なんともこの役に似合う!地元密着のおじさんって感じ醸し出してますよね。
ドンソクの友人役パク・ジェグ!キム・ソンチョルじゃないですかー!!なんか好きなんですよね。
ソナとドンソク、昔は両思いだったんですね。あのドンオク傷害事件で二人は離れることになったんですね。。
第10話 ドンソクとソナ3
仕事終わり、弟のジョンシクから金の無心が来たり、友人のミランから連絡が来たり、忙しいウニ。
小屋の修理をするソナを手伝うドンソク。通りかかったウニは、自殺未遂下女とドンソクが一緒にいるのを見て心配する。馬が好きだというソナの息子ヨルの話を聞いて、ドンソクはソナを乗馬に誘う。乗馬の様子などを動画に撮るドンソクとソナ。ドンソクは、喧嘩して謝れないまま姉が死んでしまった過去を話す。命を奪った海ばかり見て生きている母を引き合いに、前ばかりを見ず振り返れ、とソナにアドバイスするドンソク。
ドンソクは、買い出しがてら、ソナをソウルに送っていく。ソナは、誕生日のヨルのために馬のぬいぐるみを買い、保育園に迎えに行き、馬の動画を見せ楽しい時間を過ごす。が、夫テフンとの約束の時間に遅れてしまう。「明日の裁判までヨルと過ごしたい」と言い張るソナは、ヨルの手を引っ張り、ヨルは救急医療センターに行く羽目に。
翌日、親権を争う家庭裁判所に行くソナ。負けてしまったソナは、ドンソクに昔のようにゲームセンターに連れて行ってもらい励まされるが、立ち直れない。ドンソクは、「悲しくて泣いても、ちゃんと食べて寝て、時々は幸せに笑え」と声をかけ、ソナに鬱の症状を聞いて、寄り添う。「幸せになりたい」と話すドンソクとソナ。
ちょこっと感想
なんだかんだと心配して世話を焼いてくれるドンソク。いいお兄ちゃんですね。鬱になり離婚、子どもの親権も奪われ、頼るものがいない孤立無援状態のソナ。そばにいて支えてくれるだけで、どんなに心強いことか。何があっても自分の味方でいてくれる存在って、人は必要だと思うのです。
ドンソク、最初はなんて粗野な男なんだと思ったけど、どんどん普通に、イ・ビョンホンっぽいイケメンな感じがにじみ出たような。
これからどんなことが起こるんでしょうか。
第11話 ドンソクとソナそしてヨンオクとジョンジュン
ドンソクとソナは、お互いの家族への思いを語り合う。打ち解け始めた二人。ドンソクはソナの家に行く。ソナは「これからソウルで就職し済州には帰らず、ヨルのそばにいたい」と話す。直した廃屋にはドンソクが住むことに。ドンソクはソナの家の模様替えを手伝う。そして、「これからも必要な時は連絡しろ」と話す。ソナの穏やかに眠る姿を確認したドンソクは、「今度また会おう」とメールして済州に帰る。
ソナは、ヨルと面会し「今みたいにヨルが私の光ではなく、自分がヨルの光になれたら控訴する」と夫に話すと、元夫は「その時はヨルを引き取れ」と答えてくれる。
夜空を見て寂しくなったソナは、ドンソクの乗馬の動画や、ドンソクの移動販売の声を再生して声を聴いていた。
ジョンジュンの弟ギジュンは、ヨンオクとジョンジュンの交際を心配する。
イングォンとホシクは、子どもたちを結婚させたが、二人を一緒に住まわせるかどうかで争う。そこにドンソク、チュニとオクドンがやって来る。チュニにソナの事を尋ねられ、別れたことを話すドンソク。店で買い物をするオクドンにイラつくドンソクは、オクドンを怒鳴りつける。それを見ていたチュニは、もうすぐオクドンが死んでしまうことを告げるが、ドンソクは怒ったまま帰ってしまう。
ドンソクは、廃屋にジョンジュンを連れてきて手伝わせ、ソナのことを嬉しそうに話す。それを楽しそうに聞き「それは愛だ」とからかうジョンジュン。
ヘジャの声掛けで、海女たちはヨンオクを無視することにする。チュニも、水を恐れないヨンオクを手伝わないことに決めた。気にせず欲張って水に潜るヨンオク。
ジョンジュンとヨンオクは、島にデートに出かける。海女を辞めるよう働きかけるジョンジュンに、ヨンオクは「海も海女も好きだから辞めない」と答える。ジョンジュンは「海女を続けるなら一人にならずチュニたちと一緒にいること、従うこと」と話す。たびたびかかってくる電話を無視するヨンオク。帰りの船の出港時刻を逃した二人は、島に泊まることに。二人は付き合ううえでお互いに望むことを打ち明け合う。親のことを聞かれたヨンオクは、「親が元画家だった、自分は災いの子どもだった」と話す。ヨンオクが席を外した時に、ヨンオクの電話が鳴り、出てしまうジョンジュン。
ちょこっと感想
チュニとオクドンのおばあたちがかわいい。すごく美人ですよね。ドンオク、辛く悲しかったのはわかるけど、オクドンを許してあげて欲しい、と思っちゃいますね。。
ドンオクがソナの気持ちを打ち明けるとこ、「恋っていいなー」「愛だわ」とみてるこっちもニコニコになります。聞いてるジョンジュンも満面の笑顔でしたね。
ヨンオク、どんな秘密があるのか。海女たちに嫌われてもめげない鋼メンタルですが、きっと何か辛い過去、事情がありそうですよね。純情なジョンジュンが傷つかないといいですね。。
第12話 ミランとウニ1
ジョンジュンと電話を替わったヨンオク。相手が親らしいと思ったジョンジュンは、「あらゆる相手から守ってやる」と言う。島から帰ったジョンジュンは、浮かれて弟のギジュンに結婚や家の話題を口にする。
漁に出たヨンオクは、足に網が絡まってしまい、溺れかける。間一髪のところを海女たちに助けられるが、疲労困憊した海女たちに責められる。チュニは、「明日から来るな。みんな海で家族を亡くした経験がある。嘘ばかりついて、一緒に働く海女に感謝もせず死にかけるなんて最低だ」とヨンオクに言い渡す。ヨンオクは、親が死んだと打ち明けるが、チュニは、「親でないならだれだ」と電話の相手を聞く。泣きながら打ち明けるヨンオク。
コ・ミランはエステ会社社長。3回結婚離婚して今は独身。パリに留学していた娘ジユンと世界一周旅行をするために店をいったん辞める。娘へのプレゼントや洋服をたくさん買って、旅行準備していたミランのもとに一本の電話が入る。
久しぶりに帰郷するミラン。市場で忙しく働くウニに、銀行員のミョンボや男たちが「ミランをいつ迎えに行くんだ。ミランはお姫様、ウニは召使いだ」と言い放ち、叔父や弟から金の無心の電話が入り機嫌の悪いウニ。たくさんの荷物を追って現れたミラン。イングォンにミランを引き渡したウニは、「子供を顧みず3回も離婚して、自分勝手で最低な女だ」とミランの悪態をつく。
ミランは、チュニとオクドンに旅行取りやめの理由を話す。「ジユンの継母と彼氏と旅行するから自分はお邪魔虫だった」と打ち明けるミラン。
ホシクは、ウニをこき使うミランを「メギツネ」と陰でいい、昔ミランがウニにした仕打ちを思い出す。ホシクはウニのことを労わっていた。
ヨンオクたちは、タイプの違うミランとウニが仲がいいことが腑に落ちない。ミラン歓迎の食事を作っていたウニだったが、ミランから急遽食事はいらないと連絡が入り、憤る。オクドンは死んだ娘のように、チュニは死んだ息子の嫁のように、ミランを可愛がっていた。
子どものころ、お金持ちのミランにたびたび助けてもらっていたウニ。その時義理の姉妹のように大事に思っていた。3度の結婚や産後のケアも行っていたウニ。だが、学生時代「私にお弁当を食べさせてもらっている分際で生意気だ」と、ウニに言い放ったミランのことをホシクは覚えていて、大事なウニのことを軽々しく扱うミランのことが嫌いだった。
ウニは、3度の離婚して「死にたい」と弱音を吐くミランのもとに、済州から泣きながら駆け付けた日のことを思い出す。部屋に行ったウニを待っていたのは、ミランとその仲間たちだった。「誰が義理堅く駆けつけるか」賭けをしていたという。ウニのことを「素直に従い、誰よりも扱いやすい」と紹介していたミラン。その時、自分は親友ではなく、子分、召使と見下されていると知ったウニ。
ちょこっと感想
私の大好きなウニとホシク。苦労三昧で誰よりも優しくいい人なウニを軽んじる奴は、許さーん!!!
親がアメリカにわたってしまったミランは寂しいかもしれないけど、親が貧しくて早くに死んで兄弟育てながら苦労して生きてきたウニの方がもっともっと可哀想。そんなウニの優しさや人の好さに付け込んだ物言いは、嫌だな。
そんなウニとミランの県警を見つめてきたホシク。やっぱりいい男です❤。ずっとウニの良さを分かっているホシク、ウニと結婚して本気で寄り添ってあげてほしいわー。ウニは、たくましく一人でも生きていけるけど、親友のような間柄でお互い傍で空気のように労わり合う、そんな夫婦があってもいいですよね。
あと、高校進学のために、農薬をちょびっと飲むふりをしたウニ。その計画を立てたミラン、やりすぎでは。。。結果高校進学できたし、中途退学の時高卒資格を手伝ってあげたとはいえ、、、無謀ですよね?みんな真似しちゃいかん。。
第13話 ミランとウニ2
酔っぱらったミランの世話を甲斐甲斐しくするウニの姿を「召使みたい」と評するヨンオク。ウニは、「昔の恩を返し、ミランみたいな身勝手で二重人格にならないようにしよう」と日記に書く。
夜中、ヒョンとヨンジュが仲睦まじくラーメンを食べている音で起こされたホシク。ホシクはイングォンの家に行き、寝ることに。
ミランは、別れた娘ジユンが自分抜きで家族旅行を計画したことにショックを受けていた。仕事に行ったウニ。ミランはせっせと家の片づけをするうち、ウニの日記を見つけてこっそり読んでしまう。帰ってきたウニを寂しそうな笑顔で出迎えるミラン。ウニも楽しそうに話すが、心の内では複雑だった。ミランは自分に不満がないか、ウニに聞くが、ウニは「何の不満もない」と答える。ミランは、大事なジユンのネックレスをウニに貸し「大好き」と伝える。
同窓会に行ったミラン。男たちにちやほやされ、ミョンボの妻インジョンはミョンボを馬鹿にされ、ウニに愚痴をこぼす。ないがしろにされているウニの姿を見たホシクは、悲しくなって席を外す。
オクドンのためのハングル学習帳を買ったミラン。ミョンボから「インジョンからDVを受けている」と聞かされ、ミランが慰めているとインジョンがやってきて喧嘩になる。止めようとしたウニをつい殴ってしまうミラン。通りかかったホシクはミランを送って帰る。ミランはホシクに、自分を嫌う理由を尋ね、ホシクは高校時代の出来事を話す。
ミランとウニは、ミョンボのことをきっかけに、ウニが書いた日記をめぐり口論になる。ミランは、自分のことをよく知るウニに「自分のどこが二重人格で身勝手なのか。自分がそうならウニもそれ以上の二重人格だ」と話す。そして「私を捨てて」と言い、家を出ていく。泣き出すウニ。
チュニからヨンオクの事情を聞いたヘジャは、ヨンオクを受け入れ、バディを組むことに。
ちょこっと感想
ホシクが可愛すぎる―!!やっぱりイケメン❤こんな優しい旦那、父親っていいですよね(昔はろくでなしでしたが。。。)。このまま、イングォンと二人暮らししてしまいそうな予感笑。
同窓会での、ウニ、ホシク、イングォントリオのカラオケ最高✨。楽しそうー!
と思ったら。
ウニとミラン。まだまだ言い足りないことがありそう。二人とも悪い人ではないのは良くわかる。でも、心の小さなささくれ、小さなとげってどんな関係でもありそう。二人の小さなとげ、でもとても痛い。次回どうなるんでしょうね。
と思ったら。
予告で、「ヨンオク、双子」って情報が。どういうこと??
第14話 ヨンオクとジョンジュン。そして…1
ウニは、チュニとオクドンから、ミランの事情を聞く。イングォンから「ミョンボがDVで家を出た。ミランは通り過ぎる風、停車駅。ウニは柱、終着駅。ウニはたくさんの人から愛されている」と言われるウニ。ウニは、とっさに仕事を休み、ソウルに向かう。向かった先は、ミランのエステサロンだった。ウニは、1年前友達の前で子分のように扱われ傷つけられたことを話す。ミランはウニの体をほぐしながら、「家族と違い、ウニは唯一扱いやすくて気楽な存在。高校時代の私の発言は愚かだった。我慢するのは義理じゃない。今みたいに話せばよかった」と話す。心の内を吐露し合ったウニとミランは、お互い、今まで以上に大切な存在になっていた。
チャン先生に送迎され、カフェで働く障碍者のダウン症女性ヨンヒ。写真を撮っては、双子の妹ヨンオクに送っていた。なかなか会いに来ないヨンオクに業を煮やして、ヨンオクに会いに行く決心をするヨンヒだったが、警察に保護される。
付き合い始めたヨンオクとジョンジュンは楽しい時間を過ごしていた。そんなヨンオクに、チャン先生から電話が入る。「施設の改修のため、一週間、寮生は自宅に帰らなくてはならず、ヨンヒを済州に行かせる」と言う話だった。海女の仕事を理由に断ろうとするヨンオクだったが、拒否されてしまう。そこに、ジョンジュンから、結婚を前提に両親と食事をしようと連絡がある。
翌朝、ヨンオクは、ジョンジュンに「誰とも結婚しない。両親にも合わない。縋りつくのは止めて」とメッセージを送り、冷たい態度をとる。機嫌が悪いジョンジュン。空港に向かうヨンオクを見かけたジョンジュンは追いかける。
画家だったヨンオクの両親は、「神からのプレゼント」ヨンヒのため、貧しい画家を辞め商売を始めた。ヨンオク12歳の時、両親が死んで、姑の家に引き取られたが、ヨンヒが統合失調症を発症してしまう。叔母の家を出たヨンオクたちは、チャン先生の施設で暮らし始めた。22歳で施設を出たヨンオクは、お金だけ送ってヨンヒに会いに行かない生活が続いていた。そして二人は38歳になっていた。
空港に追いついたジョンジュンは、ヨンヒに会う。驚くジョンジュンの姿を見て、ヨンヒは嫌な気持ちになる。ヨンオクは、すれ違ったウニたちに双子の姉を紹介する。チュニ、オクドン、ウニ、ヘジャ、聾唖の仲間は、優しく受け入れ話しかける。
ヨンオクは、ジョンジュンに別れを告げる。ジョンジュンは、「結婚の話はしない。初めてダウン症の人を見たから驚いた。どうしたらいいかわからなかった。二度と傷付けない。たがいに愛してる」と素直に話す。ヨンオクは「両親がいないから、自分が一生ヨンヒの面倒を見なくてはならない。付き合った男はみんな、次第に私たちに嫌気がさしていった」と話すが、ジョンジュンは「どれほど愛してるか見せつけてやる」と決心を話す。
ちょこっと感想
一生自分が姉の面倒を見る決心をしているからこそ、表面上何もないふりをして楽しく生きたいと思っているヨンオク。強くてかわいくて素敵な女性ですね。
ヘジャの孫も自閉症、海女仲間も聾唖。すぐ身近にいろいろな障碍を持った人がいる。その家族や兄弟姉妹の思い、様々あると思います。戸惑いつつも、自然に受け入れていくウニたち。ジョンジュンの覚悟も、かっこいい。
このドラマの主人公たち、みんな優しいなあ。こんな優しい世界で生きたいですね。
ただ、現実は、もう少し厳しい。
次回どうなるのかな。
第15話 ヨンオクとジョンジュン。そして…2
ドンソクの家に寄ったジョンジュン。ヨンオクの姉ヨンヒのことを両親やギジュンにどういったらいいかと思い悩む。ドンソクはソナと自分の事情を話し、「自分の好きなようにしろ」とアドバイスする。ソナはソウルで順調に働き、ドンソクもソナの家を引き継いで補修し満ち足りた生活をしていた。
ヨンオクとヨンヒは、ジョンジュンやウニ、ビョリと楽しく過ごす。が、今後の事を思い「傷つけたくないからヨンヒに期待させないで」と話す。みんなの絵を描くため写真を撮り続けるヨンヒをたしなめたヨンオクに、ヨンヒは「昔、あんたは私を捨てた。悪い子だ」と叫ぶ。ヨンヒは「赤ん坊のころママとパパから絵を教えてもらった」と画材を抱きしめ、真夜中起きだして絵を描く。
ギジュンは、障碍者の姉を持つヨンオクと別れるよう、ジョンジュンに話す。ギジュンは、ダリではなく聾唖のビョリが好きだった。兄弟二人が障碍に関係する女性と付き合う事を親がどう思うか、ギジュンは危惧していた。
ジョンジュンは、ヨンヒを連れて買い物に行く。ヨンヒは「ヨンオクは自慢の妹。私も綺麗になって恋をしたい」と話す。ジョンジュンは、新しいスマホと絵の具セットをヨンヒにプレゼントする。
チュニとオクドンは、「自分の子どもたちの写真を絵にしてほしい」とヨンオクに頼むが、ヨンオクは「ヨンヒは嘘をついている。本当は絵が描けない」と期待しないよう話す。
「海では一人になれるから好き」というヨンオクに「それは私がいないから?」と聞くヨンヒ。答えないヨンオクをヨンヒは寂しそうに見つめる。
食事に行ったレストランで子どもにからかわれたヨンヒ。ヨンオクは憤り、子どもやその家族に注意するが、ヨンヒは、子どもに優しく手を差し伸べ、大人や障碍者をからかわないように諭す。
「もう少し一緒にいれば」と言うジョンジュンに、愛していても一緒にいても辛かった今までの人生を話し爆発させるヨンオク。「お姉さんを捨てられない優しいヨンオク」と抱きしめるジョンジュンに、ヨンオクは「自分がこんなに悔しいんだから、ヨンヒはどんなに悔しいか」と泣く。
済州最後の夜、ヨンヒはジョンジュンに今まで描いた絵を見せる。出来栄えに驚くジョンジュン。ヨンヒは、絵にサインとジョンジュン手作りのひよこの落款を押していく。
ヨンヒは手編みのマフラーをヨンオクに渡し、ソウルに帰る。ヨンオクは、ジョンジュンの家に飾られた済州の仲間たちの生き生きとしたそこには、絵を見る。そこにはヨンオクが子供のころからの絵もあった。ヨンオクに会いたくなり寂しくなると描いていた絵だった。自分を見つめる温かな絵に涙が止まらないヨンオク。
ちょこっと感想
ジョンジュンに放った恋愛指南、ドンソク、直球!色々辛い経験が多かったから、達観したんでしょうか。誰にも迷惑をかけず、自分の足で立って稼いでいるジョンジョン。彼の背中を押す、いい言葉でしたね。
ヨンオクとヨンヒの二人のお互いを思いやる心。
最後の、ヨンヒの絵のシーンは、うるうる来ちゃいました(´;ω;`)ウゥゥ。すごく気持ちのこもった素敵な絵ですね。ヨンオクを思って描き続けたたくさんの絵。お金の問題、生活の問題、気持ちの問題、いろいろあるけれど、ヨンオクとヨンヒ、少しでも幸せを感じて、後悔せずに生きていってほしいなと思います。
第16話 チュニとウンギ1
整理ダンスの中にしまってあったドンイ、ドンソクたちの服や手紙を火にくべるオクドン。見かけたウニは、思わず声をかけるが、オクドンは吐血していた。
父マンスから「死んだら星になる」と教えられ「済州に行ったら願いをかなえてくれる付きの船に乗って、大ボスのお婆ちゃんに会う」のを楽しみにする幼いウンギ。トラック運転手のマンスは、瀕死の重傷を負ってしまう。母ヘソンが新しい仕事に慣れるまで2週間、ウンギは済州のチュニに預けられることに。何人も子供を亡くしたチュニには、これ以上ショックを与えたくないと、マンスが事故に遭っていることも意識不明なことも知らされていなかった。
何も知らないチュニと仲間たちは、ウンギが来ることを喜ぶ。母ヘソンが恋しいと泣くウンギに、オクドンは水の器に映る月を見せて、毎日祈るように話すが、チュニは水を飲んでしまい「空にある月を見て」と話す。母ヘソンから教えられた嘘をチュニに話すウンギ。チュニの作った食事が食べられない、もう歩けないと泣くウンギに、ほとほと困るチュニは「このままだと両親が迎えに来ない」と脅す。
心無い噂話をする市場の人たちに憤るチュニ。チュニは、ウンギをなだめるために願いを叶えてあげることに。チュニは、ドンソクに力を借り、ウンギは、ホシク、イングォン、ジョンジュン達みんなに可愛がられる。チュニは、マンスと連絡が取れないことを訝しがる。
ダリとビョリの姉妹は、ウンギと遊ぶ。ウンギは砂浜で遊ぶ子供に「母親に捨てられた」と言われ、喧嘩になる。叱られなくウンギをいとおしそうに見つめるオクドン。チュニはヘソンに電話をかけるが出ない。そのころ、マンスが危篤状態に陥っていた。チュニは、ヘソンが以前の職場を辞めていたことを知りショックを受ける。
ちょこっと感想
チュニもオクドンも、なかなかスパルタ💦。母と別れ寂しい思いをしているウンギ。韓国では、こんな風に幼い子供を脅しながら躾けるの?と言っても、いきなり幼い孫を押し付けられたチュニも大変ですよね💦。めげないウンギ、可愛く頑張ってます!市場のみんなに見守られて、子どもって、地域で育てるものですよね。温かい光景でした。
それにしても、チュニに最後残った息子の危篤状態を知らせなくていいのかな?夫も子どもたちも次々と亡くしたチュニの運命。過酷すぎる。。
第17話 チュニとウンギ2
オクドンは、ドンソクに、世話をしてくれた男の法要のため木浦に連れて行ってほしいと頼む。反発するドンソク。
チュニは、孫娘ウンギの機嫌を取って世話をする。ヘソンは、チュニに頑なにマンスの入院を知らせない。オクドンは、偶然、ウンギがマンスをの入院について話しているのを聞いてしまい、問いただす。真実を知ったチュニは、驚き苛立つ。
ウニに付き添われて薬局に来たオクドン。ウニはオクドンに、病状をドンソクに伝えるよう促す。
チュニは、ウンギをジョンジュンとヨンオクたちに預け、木浦に向かう。病院に着いたチュニは、意識不明で集中治療室に横たわるマンスを優しく清拭する。チュニはヘソンに貯金通帳を渡し「医者の言うように処置してほしい」と言い、振り切るように夜行船で済州に帰る。そのころウンギは、たくさんの月に見守られた家族の絵を描いていた。チュニは「自分は子供と一緒に生きていけない運命だ」と涙ぐむ。それを聞いたオクドンは号泣する。
マンスのことを聞いたウニはショックを受け、イングォンとホシクたちもマンスを思いやる。
マンス危篤の知らせを受けたチュニ。その日は、嵐で船が欠航だった。
ソナから「男としてあなたが恋しい」と電話をもらったドンソクは、ソナを修理中の家が完成するから泊まりに来るよう誘う。
チュニの家族の写真を見て「死んだら星になる」と話すウンギに苛立ち、「死んだら土になるだけだ。パパは土になり、パパもママも迎えに来ない。お前はここで暮らす」と声を荒げ泣くチュニ。ウンギは「パパを追いかけて土になり星になる」と泣く。ウンギは「パパを治してと月100個にお願いする」と訴える。夜中、チュニは、嵐の中、船を探す。ジョンジュン、ウニは、船を手配するよう連絡をしまくる。その姿を見たホシクとイングォンは無謀なことは止めるよう話すが、直後に雨が止む。
ウンギを連れ、山に登るチュニ、オクドン、ウニ。そこから、たくさんの月が見えた。「月が100個見えた。パパ元気になって迎えに来て」と泣いて祈るウンギ。それは、ジョンジュン達がチュニのために出港した船の明かりだった。
ちょこっと感想
ウンギ役の子役ちゃんが、演技が自然でうまくて、本当に役の中を生きているみたい。健気で可愛くて本当にいい子。
次々に家族を失ってしまうチュニの心情を思うと、、、幼く母とも離れ父を失うウンギのことを想うと、、、もう泣けてきました。。。
みんなそれぞれに悲しみを経験した済州に暮らすウニたちが、本当に優しい。みんな家族のように隣人、友人を思いやっていますよね。見守られながら、こんなところで暮らせたら、ウンギは絶対優しくて強い子になれそう。
本当にマンス、死んじゃうんでしょうか。。。
第18話 オクドンとドンソク1
自分の病状から死期を悟るオクドン。オクドンからの電話を無視するドンソクに、ウニが電話し、「オクドンが癌の末期であること、治療を拒んでいること」を告げ、後悔しない様にと忠告するが、ドンソクはそっけない。
ソナの喜ぶ顔を想像して、サプライズで会いに行ったドンソク。しかし、ちょうどソナが別れた夫と子供と会う場面に遭遇してしまう。落ち込み、ソナからの電話を拒否するドンソク。
母親の電話を無視するドンソクに済州の仲間たちから次々に連絡が入る。ソナからの電話も無視し、言いようのない感情にイラつくドンソク。
オクドンを労わるチュニやウニたち。チュニのもとに、ウンギからビデオ電話が入る。ウンギは、意識が回復したマンスのそばにいた。マンスの回復を喜ぶチュニたち。
母に連絡をしないドンソクを呼び出した、ウニ、イングォン、ホシク、ジョンジュン達。「オクドンと木浦に行け」と話すが、ドンソクは頑なな態度をとる。「姉のドンイが死んだあと、すぐに父の友人の男の愛人になったオクドンの態度に腹を立てる事情は分かる」とみんなは言うが「俺の何を理解してる、わかっているのか」とドンソクは憤る。話を聞いていたヨンオクは、みんなが知らない事情があるのではないかと察する。
ドンソクは、ソナに、オクドンと養父の祭祀に行くべきか、相談する。「父の友人の愛人になるとき、今後はジョンウとジョンチョルの母親だから、自分のことをおばさんと呼んで」と言われ、「できない。ジョンウの母を母さんと呼べない」と答えた子どものドンソクを、何十回も殴りつけたオクドン。ジョンウたちに殴られ続け、金を盗んで家を飛び出そうとしたドンソクに「泥棒」と言い放ったオクドン。そんな仕打ちをしながら、しれっと「木浦に連れていけ」と命令するオクドンを許せないドンソク。ドンソクが吐露した思いを受け止めたソナは、自身の父との過去を語り、ドンソクの気持ちを母にぶつけるように話す。そして、ソナは「元夫ではなくドンソクと一緒になりたい。来週末泊まりに行く」と話す。
イングォンの店で食事をするドンソク。気まずい雰囲気だったが、オクドンを祭祀に連れていく決心がつき、話しかけると、一気に場が和む。
そんな時、ヨンジュが授業中に倒れてしまい、イングォン、ホシク、ヒョンが駆けつける。陣痛に苦しむヨンジュを思い涙ぐむホシクたち。
読み書きの練習、トイレ掃除ををするオクドン。迎えに来たドンソクは終活を始めたオクドンの部屋を眺める。少しいらいらしながらも、オクドンの世話を焼くドンソク。マンスに会いに行くチュニも乗せて行くことになり、いいように使われるドンソク。そんなこんなで船に乗り遅れてしまう3人。
ちょこっと感想
中年男のドンソクがソナに会うために、せっせと洗濯して靴磨きして、身支度整えてるのが、一途で可愛い。ソナにはソナの生活があるし、いきなり会いに行っても難しい時ってありますよね。ドンソクの気持ちも、ソナの気持ちもわかる。絶妙な距離の二人が、いい。けど、ソナに今のドンソクを支えてあげてほしい、と思っちゃう。
マンス生きてた(´;ω;`)ウゥゥ!!!!よかったー!!!
実は、マンス役の俳優さん、チュニ役のコ・ドゥシムの実の息子さんなんですって。ドゥシムは「顔にお化粧する俳優のような職業にはついてほしくない」「ちゃんと勉強してほしい」と言っていて、実際、息子は大学卒業、アメリカ留学、アメリカで証券会社に就職もしていたそうです。しっかりした息子さんですよね。そんな親子共演、じっくりご覧くださいね。
イングォンの店でも働くヒョン。高卒認定を取るんですね!もうすぐヨンジュも出産で幸せそう。よかったー!!
オクドンとドンソク。辛い過去がありましたね。。子どものころの心の傷は、いくつになってもうずいて痛い。誰でも、後悔しないよう生きているうちにお互いの気持ちをほぐしたい。そして、過去にとらわれることなく、前を向いて歩きたいです。
第19話 オクドンとドンソク2
船に乗り遅れてしまったドンソク達。ドンソクはチュニやオクドンを食堂に案内し、自分は海苔巻きを食べに行くが、オクドンはドンソクに付いて行く。
ジョンジュンの両親に挨拶に行くことになったヨンオク。気乗りしないヨンオクをジョンジュンは励ます。
畑仕事をする両親に無視され、さっそく落ち込むヨンオク。食事の時も最初ほとんど口もきいてもらえず、どうなるかと思ったが、ジョンジョンの母は涙ぐみながら、ヨンヒの世話をしてきたヨンオクを労う。ジョンジュンの父も優しい言葉をヨンオクにかけ、一気に場が和む。
ドンオクは、オクドンの言うことを何でも聞いてあげる気持ちになる。ぶっきら棒ながら、オクドンを労わるドンソク。チュニは、意外にきめ細やかでまめで優しいドンソクを見直す。
マンスを見舞うチュニとオクドン。体調が悪化しているオクドンをチュニは心配する。
ジョンウとジョンチョルの父のため彼らの家に祭祀に向かうオクドンとドンソク。オクドンはジョンウたちの母を15年間、父を10年間世話をしていた。しかし、訪ねた家には彼らは居なかった。1年も前に引っ越していたことを知り、新しい家に行く。ドンソクを無視するジョンウ。「泥棒野郎。貧乏人。ドンソクのせいで家が潰れ両親が死んだ」と何もかもドンソクのせいにして罵るジョンウ。オクドンは、今まで実の息子のドンソクや自分が晒されてきたいじめや嘲りに我慢してきたことを、ジョンウにぶちまける。一時激高したドンソクだったが、冷静になり、オクドンが余命わずかなことを告げる。
ドンソクはオクドンを旅館に送り、「ジョンウにはああいっていたが、なぜ自分には謝らないんだ?」と尋ねる。オクドンは「私があんたに謝ることがある?」と尋ね返す。それを聞いて黙って去り車で寝るドンソク。
ジョンチョルから「ジョンウも後悔している。俺たちもお前もあの頃は幼かった」と言われるドンソク。オクドンは「故郷のマダン里に行きたい」と言われるが、地名が変わってしまい、ドンソクはあちこち訪ねながら探す。が、村は無くなり、貯水池になってしまっていた。ドンソクと一緒にジャージャー麺を食べに行くが、店員の無礼な態度に怒りを爆発させるドンソク。それを黙って耐えるオクドン。ドンソクは「人にはペコペコするのに、なぜ自分には謝らない。マダン里まで言って願いを叶えたら、次は俺が言う番だ」とオクドンに言い放つ。
ちょこっと感想
チュニとマンス、役だけじゃなく、実の親子だと思ってみると、確かに顔が似てる!!!!顔の形や、優しい目、鼻の形も似てますよね。マンス死ななくて、元気になってきてよかったよー(´;ω;`)ウゥゥ。
チュニとオクドンは、本当にいいおばあですよね。。
オクドンもドンソクも、昔はみんな辛かった。謝られても、心の傷は消えない。でも少しは楽になるんだろうか、ドンソク。
次回は、オクドンとドンソク二人きりの旅。オクドンが逝ってしまう前に、少しでも、わだかまりが無くなるといいですね。
第20話 最終回!ラスト、結末はどうなる?
ソナは、ドンソクに会いに行くために週末飛行機の予約をする。
ドンソクは、オクドンの願いを叶えるため、今は消滅してしまったオクドンの故郷に向かう。山道を歩くうち、足をひねってしまったオクドン。ドンソクは、オクドンに初めていろいろな話を聞く。オクドンの両親は、子どものころ立ち続けに病気で死に、14歳の時兄も死んでしまい、叔母も死んだという。ドンソクは、オクドンを背負って山を下りるが、その軽さに胸を打たれる。
ドンソクは、オクドンに「母さんを苦しめるためにジョンウたちに殴られてやった」「なんで俺に謝らないんだ。俺には誰もいなかった。頼れるのは母さんだけだった」と責める。オクドンは「自分は救いようのない愚か者。最低な母親。死んでも葬儀をしないで。お父さんとドンイがいる海に投げ捨てて」と泣く。
病院で母の病状を知らされ、今すぐ入院させろと言われたドンソク。オクドンは「死んでもいいから済州に帰りたい」と懇願する。ドンソクは、新しい運動靴をオクドンに履かせ、ジャージャー麺を食べるために高級な中華料理店に連れて行く。ジャージャー麵は、オクドンにとって亡き夫との思い出の料理だった。二人が出会ったクサ邑の店に行くドンソク達。オクドンは13歳ごろからその店で働いていて出会ったのだった。
ソナから、ヨルがケガをしたので済州に行けないと連絡が入る。
ヨンジュとヒョンの子どもが生まれたと連絡が入り、その写真をオクドンに見せるドンソク。ドンソクは、文字を勉強しているオクドンのために、窓ガラスにオクドンが知りたい名前を次々と書いてあげる。嬉しそうに見つめるオクドン。
ドンソクは、オクドンに請われて、美しい雪山、白鹿譚に連れて行くことに。オクドンは、病の身をおして、一歩一歩雪山を登る。オクドンは「生まれ変わったら、お金持ちの家に生まれ、字を学び、子どもたちを働かせることなく勉強させ、寿命の長い人と結婚したい」と話す。ドンソクが「生まれ変わったら自分の母親になる?勉強ができる短期じゃない俺だったら?」と尋ねると、頷くオクドン。「人生で最高の瞬間は?」と聞くドンソクに「今。ドンソクと一緒にハルラ山に登っている今」と答えるオクドン。これ以上オクドンが歩けないと判断したドンソクは、オクドンを下山させ、一人頂上に上る決心をする。
短縮番号3を押し、ジョンウに電話するオクドンだったが、ジョンウに無視される。
ドンソクは、過去、自分がオクドンにしてきた仕打ち、最近の出来事を思い返す。悪天候のため、途中で登頂を断念するドンソク。ドンソクは遠くに見える頂上を映し、「今度、花が咲いたら母さんと一緒に行こう」と動画を撮る。その動画を見つめるオクドンは、泣きながら微笑んでいた。
ドンソクは、自分が建てた家に、オクドンを連れて行く。そこにはソナが来ていた。ソナはヨルを連れてきていた。ソナとオクドンは挨拶を交わす。オクドンは、ソナに「ドンソクは情が深くて本当に優しい子」と話す。ソナと話すオクドンは、満面の笑顔だった。
オクドンを家に送ったドンソクは「明日はみそチゲを作ってくれ。母さんのみそチゲはうまい」と声をかけ家を後にする。ドンソクを見送るオクドンは、微笑んでいた。
翌朝、オクドンは、庭の犬や猫に餌をやり、みそチゲを作っていた。朝やってきて、「うまい」とみそチゲを食べるドンソク。しかし、傍らで横になっていたオクドンは、息をしていなかった。ドンソクは、傍らに寄り添って寝て、泣きながらオクドンを優しくなで今までのことを詫び、感謝する。
一か月後。ハンスやミランも戻ってきて、みんなで町の体育大会が開かれていた。笑顔で競技を戦うみんな。最高の笑顔で生きている。
「みんな、不幸になるためではなく、幸せになる為に生まれてきた」
ちょこっと感想
幼いころから身内を亡くし、頼るものなく苦労し続け、文字もかけないため、身を粉にして頑なに働くしか術がなかったオクドン。そんなオクドンの人生を初めて知ったドンソク。
山に登り「母さん」と呼びかける動画を撮るドンソク。
泣けましたー(´;ω;`)ウゥゥ!!!
最後、それぞれのキャストたちが笑顔で競技に興じて楽しそうなのが、本当に素敵!!!
みんな辛いこと、悲しいこと、生きていれば絶対避けて通れないけど、支えてくれる家族や仲間がいて、一人じゃない。このドラマの素敵なところは、それを教えてくれることですよね。
最後、わき役の人たちも次々に写されるショット。みんなみんな、自分の人生を生きてる。
済州の仲間になりたい。そう思った人は多いんじゃないかな。
不幸になる為じゃない。みんな幸せになる為に生まれて生きている。
心に染みるドラマ、何回も見たいドラマでした。ありがとう!!!
「私たちのブルース」Netflix韓国ドラマ見どころは?一部ネタバレ。おすすめ!
「私たちのブルース」イ・ビョンホン、ジミン、シンミナ オムニバス形式のヒューマンドラマ
なかなか豪華な俳優が14人集まったこのドラマ。複数の人間模様がオムニバス形式で描かれるらしく、珍しいですよね。
キャストを見ると、人生の終盤に差し掛かった女性たち、新しく済州島で人生を始めようとする人たち、夢破れて帰ってきた人たち、これから夢をもって羽ばたこうとする若者たちなど、人生の厳しさ、楽しさ、希望などが詰まったストーリーになりそうです。
子どもも大人も、みんなそれぞれ自分の人生の主役。
ドラマのキャストにも自分自身にもエールを送る、そんな気持ちになりながら観るドラマになりそうです。
それぞれのストーリー、ハッピーエンドだといいな。
OSTでBTSジミンも参加とのこと。楽しみですね。
⇒すべてが最高なドラマでした!!!笑顔で人生を過ごすこと、隣人に優しく、自分の人生を生きること。これを教えてくれたドラマです。
言葉足らずだけど、これはイチオシ、絶対見てほしいドラマ。いいもの見ました。最後私も泣きまくりました。。。
「私たちのブルース」ネットフリックス配信はいつ?何時?
Netflix配信は、4月9日、土日配信予定です。
配信時間は23時ごろかなと思います。
またまた遅い時間なので、夜更かししちゃいそう。。。
「私たちのブルース」最高なドラマ!ネットフリックスで見逃しなし!
「私たちのブルース」いかがでしたか?
2022年4月9日配信予定、追記します!→追記しました!
いやもう、すべてが最高なドラマでした。
オムニバス形式、群像劇大好きなんですけど、その中でもぴか一!!!
何回泣いたことか。。。最後は号泣です。。心が洗われたなあ。。
Netflixで是非お見逃しなく!私としては★5です!