スポンサーリンク
第4話
母ファリョンの行動に異変を感じたソンナムは、母の居室に世子がいるのを見て驚愕し、母を問いただす。母から、「世子がテイン世子と同じ病気であること、テイン死去の際の書類や人が焼失したこと、全ては王子たちを守るためであること」を聞いたソンナム。ソンナムは、ケソンを尋ねる。ケソンは「母の勧めに従い、2次試験は受けない」と告げる。
ソンナムは、街に出て血虚厥を治せる医者探しを始める。
王妃ファリョンは、テインの侍医のうち、チョだけが生き残り昇進したことに疑念を覚える。王から、「世子嬪の出産も近く、チョもいるので、温泉に行った世子を呼び戻せ」と言われるファリョン。ファリョンは、ユ・サンウクの助手を探すよう尚宮に命じる。
ソンナムは、自分だけが10歳まで一人宮中から離れて生活していたことが疑問だった。そして、祖母の大妃から「大切なものを守りたいなら余計なことを言わず、何もするな」と脅されていたことを思い出す。
覆試(二次試験)は討論形式にする、と宣言する王。採点のやり方で言い争いになる大臣たちに怒りを覚える王。一方、領儀政はじめ大臣たちも、意のままにならない王に反発する。領儀政は、大妃のもとを訪れ、20年前、大妃との密約に言及し、ウィソンを推してくれるよう頼む。
テは、密かに世子の侍講官兼試験官を家庭教師として連れてくるが、ポゴムは正道を説き「自分の実力で試験を受けたい」と私的な接触を拒否する。
病臥する世子の傍らで、試験勉強する王妃ファリョン。自身を不甲斐なく感じる世子。
覆試が始まる。試験に臨む、ソンナム、ウィソン、ポゴムの3人。ウィソンは領儀政を通じて密かに試験問題を入手していた。が、王は独自の問題を出し議論したいと話す。それは現政権が抱える疫病に侵された西村についての上訴文だった。疫病で封鎖された村、統制について議論する王子たち。「患者を隔離し村を焼き払え」というウィソンと「医療行為を施し、疫病について知り、次に備えることが大事」というソンナムとポゴムは対立する。
一方、試験に落ちたムアンやイリョンは、シムソを誘って町中に出て遊び惚け、ムアンは妓生チョウォルを尋ねる。夜中帰宅したムアンたちを待ち構える王妃ファリョンは、みんなを叱りつける。
試験を終えたソンナムは、血虚厥を治療できる医者を見つけるが、その医者は疫病が蔓延し隔離されている西村にいることがわかる。ソンナムは密かに西村に潜入し、その医者トジ先生を探し出す。そして、高い金を払って処方箋をもらい、鍼治療を止めるようアドバイスされる。薬房で薬代に困ったソンナムだったが、高貴な女性に助けられる。彼女は、兵曹判書のお転婆な長女だった。
薬を持ち帰ったソンナムだったが、密かに世子を見ている御医クォンに「民間医療を勝手に行うわけにはいかない」と拒まれる。世子の求めに応じ、王妃は鍼治療をとりあえず止めることを決める。
スポンサーリンク
覆試の結果がでて、ポゴムが陪童に選ばれる。後押しをしてくれなかった大妃をなじる領儀政。そこに王妃ファリョンが呼ばれてやってくる。世子の容体を問い、陪童にファリョンの息子たちが選ばれなかったことに触れ、領儀政の出方を匂わす大妃。王妃ファリョンは、世子がもし死んでしまった場合、ソンナム達全員が殺される可能性を想像。世子嬪出産までに何としても世子を回復させることを決意する。ファリョンは、御医クォンにソンナムの持ち帰った薬剤を処方するよう命じる。
世子嬪出産になっても現れない世子について噂する、王や王の媛たち。そこに世子が元気な姿で現れる。嬉しそうな王、複雑な表情の大妃。王妃は、世子はじめとする王子たちを集めて食事をすることに。世子はソンナムに、昔のことを尋ねる。昔西村で暮らしていたソンナムを訪ねていた世子。
元気を取り戻したに見えた世子だったが、王や王妃、大臣、陪童のいる前で喀血し、倒れてしまう。
スポンサーリンク
ちょこっと感想
陪童試験終わりましたー!
ポゴム君、いい!賢くて、品行方正、かっこよくて、優しくて、理想の陪童✨。王様にもなれそうですが、でもちょっと押しが弱い?その点、ソンナムは、勇気があって、世子を補佐するのにぴったりなんですよね。ウィソンは、今のコロナウィルスを封じ込めるゼロコロナを押し出してる某国のような主張。。。うーん。共感できない。。
町中に遊びに行ったムアンたち。ケソンの秘密を知ったコの息子シムソが「初めて自分の意志を出した。楽しい一日だった」と感想を述べましたね。天真爛漫なムアンやイリョンと仲良しだし、これから力になってくれそう?…と言っても、権謀術策、足の引っ張り合い、暗殺もいとわない宮廷だから、そうそう心を許してはならんのですが(悲しい)。
兄を思うソンナムの勇気ある行動によって回復したかに見えた世子だったけど、このまま容体が悪化してしまうのでしょうか?それとも、単なる回復前の揺り戻し的な感じ?
次回、王妃ファリョンたちが大変な目に遭いそう。。展開楽しみです!
スポンサーリンク
第5話
世子の病気を知った王は、それを隠した王妃に激怒。クォン医師を捕らえ、王妃を幽閉する。クォン医師は、大妃に拷問され、ソンナムのことは言わず王妃が全て画策したと白状する。
幽閉された王妃は、世子を守るため、宮中の至る所に密かに配置した手のものを使い様子を探る。特に、医師のチョグギョンを怪しんでいた。
大妃、領議政、兵曹判書ユンは、廃世子に向けて動き出す。ユンは、娘を世子に嫁がせる野望があった。ユンの娘の一人が、ソンナムに一目惚れしたチョンハだった。
板挟みになり、苦悩する王は、テ、ポゴム親子のもとに向かう。「廃世子ばかりでなく、王の牽制を仕掛けられている」と冷静に意見を述べるポゴムに感心する王。
侍女に化けて王宮を抜け出した王妃は、密かに廃妃に面会する。テイン世子の死に疑問を持つ王妃に、廃妃は「後日私の願いを聞いてほしい。テインを殺したのは大妃」と告げる。
領議政やユン、大臣たちが、王に廃世子の上疏をする。苦悩する王に、大妃は「正統性がない傍流の、重臣に担がれた王。世子一人に惑わされるな」と、大臣たちに従うよう唆す。が、そこに王妃が現れ、大臣たちを叱咤する。その姿を見た王は、励まされるように王妃に味方し、重臣の意見を退ける。
が、そこに、世子が亡くなったと連絡が入る。王妃は、世子との最後の約束「決して屈せず王子たちを守って欲しい」を思いだし、心に誓う。
スポンサーリンク
ちょこっと感想
世子、亡くなってしまいました(泣)。賢く優しくイケメンで完璧な世子だったのに、、、。
これで後継者争いが激化しますね。ソンナムも悪くないんだけど、ポゴムくん、かなり良いですよね。亡くなった世子っぽい、正統派な王様になりそう。
ソンナムに一目惚れした、ユンの娘チョンハ。お転婆娘みたいですね。ソンナムとお似合い、、と言いたいけど、相乗効果で大変な夫婦にもなりそうな気がする。落ち着いたポゴムくんとなら、お互い違ったところに惹かれ合いそうだけど。どうなるでしょうか。
次の世子。誰がなるのか。仁義なき戦いになりそうです。
廃妃のお願いがなにになるのかも気になる。
色々大変だけど、王妃、頑張れー!