Netflixインド映画「真実を知る者」。
最後の方で、「うおっ」と声が出ました。
やられました。そう来たか。
2016年公開された2時間8分の犯罪サスペンスヒューマンドラマです。
面白かったです!あらすじ、感想など、書いていきますので、ご参考にどうぞ!
『真実を知る者』映画okome の勝手におすすめ度
白い法衣が レフ版効果 ナワさま
「勝手におすすめ度」★★★★☆(最後にどんでん返し)
『真実を知る者』インド映画監督&キャスト
監督
・ブッダーデブ・ダスグブタ
キャスト
・:アミターブ・バッチャン
・ナワーズッディーン・シッディーキー
・ヴィディヤ・バラン
・ムケシュ・チャブラ
・・サビヤサーチ・チャクラボルティ
・プラカーシュ・ベラワーディ
・・トタ・ロイ・チョードリー
・パドマーヴァティ・ラオ
・スニール・シンハ
「真実を知る者」Netflixインド映画あらすじ、結末は?
ジョン・ビスワスは、コルカタ警察署に連日スクーターで通い続けて8年が経っていた。孫娘アンジェラが誘拐されたときから、何かの情報がないかと根気強く犯人捜しを続けていた。当時の担当刑事のマーティンは、この事件を限りに刑事を引退、地元コルカタの教会で神父になっていた。
ある日、ジョンが市場に買い物に行くと、妻が孫娘にあげたはずの毛糸の帽子をかぶった少女を見かける。少女は違法就労をさせられている施設に住んでおり、施設長によると、その帽子はイマンバラのフーグリからの寄付品だったという。放置されていた土地を墓地に売った際に、地面から出てきたトランクに入っていたとのこと。
一方、孫のロニーと庭でサッカーをしていたマノハールが電話に呼び出され、戻るとロニーがいなくなっていた。
サリタ刑事は、かつての同僚マーティンに誘拐事件の元専門家として協力を仰ぐ。マーティンは8年前の犯人が再び現れたのではないか、と考える。
ジョンは帽子を見つけた施設に通ううちに、トランクに入っていたもう一つのものを施設長から渡される。それはトリのマークがついたボールペンだった。トリのマークについて調べたジョンは、不動産を買ったときに書類で見かけたマークだと気が付き、土地測量局に行く。そして、自分のスクーターと引き換えに、測量局の人間から密かに8年前に退職した者のリストをもらう。そして、一人一人、怪しそうな人間を訪ねていく。
捜査しているとマノハールがいなくなっていた。誘拐電話の指示に従って身代金を運び、カバンを奪った人間を捕まえるとマノハールだった。警察は孫を誘拐したのは実の祖父だったと事件解決を喜ぶが、マーティンはその結論に納得せず、調べを続ける。
マーティンがジョンの家に残っていアンジェラ誘拐のテープと、今回のロニー誘拐のテープを専門家に調べてもらうと、共通点があるという。しかしその共通点、共通の人間はマノハールではなかった。
その後、怒涛の展開、真実が解き明かされる。犯人は誰だったのだろうか。
「真実を知る者」Netflixインド映画見どころ、感想、ネタバレあり!
「真実を知る者」どんでん返し!「女神は二度微笑む」の制作スタッフ再び
ホントに面白いサスペンス、最後のどんでん返し、驚愕の展開。
「既視感あるなー」と思ったらそれもそのはず、「女神は二度微笑む」の制作スタッフがこの映画を作ったのですね。これも最後に「やられた!あーすっきり。そういうことー!」な映画でした。好き。↓
その時のヒーロー、ヒロインたち、ナワーズッディーン・シッディーキー、ヴィディヤ・バランという俳優陣。こりゃ面白いはずです。
「あ、時間軸が違うんだ」と気が付いた時には、編集マジックにやられてます。
そう、ジョンが過ごしている時間とマーティンが過ごしている時間には差があるんです。
そして、一度目と2番目の犯人は違うんです。
もう一度見直したくなりますよ。
そして最後の最後、孫娘の死という衝撃の展開。「ナワ様、それで神父様になったのね。。。」とナワ様に寄り添いたくなってしまうはず。
なんというか、アンジェラが可哀想すぎて、涙が出ます。
犯人もそれほど悪い人間じゃないんだろうけど、弱いものを狙った犯罪はホントに嫌ですね。。
「真実を知る者」豪華な俳優陣アミターブバッチャン、ナワーズッディーン
なんとこの映画の主演は、ボリウッドの帝王シャールクカーン様のはるか前に君臨したアミターブ・バッチャン。私は「マダム・イン・ニューヨーク」で「このやたらと存在感のあるおじいちゃんは誰だ?」と思い、↓
「パッドマン」で「このおじいちゃん、脇役なのに威圧感凄いなー」と思ってました。↓
その後「ピンク」で異彩を放つ弁護士役のバッチャンを見て「ああこの人がアミターブバッチャン!」と気が付いたのでした。↓
遅いっすね。。
しかし、ちょい役でも「誰だ!このオーラを放つおじいさんは?!」と見逃せなくなるのは、さすが帝王。
その帝王の映画、周りの人たちは緊張したことでしょうね。
とはいえ、準主役を務めるのは、脇を固めるのは実力派イケメンおじさまのナワーズッディーン・シッディーキーと、美しきヒロイン、ヴィディヤー・バーラン。
イケオジ、ナワ様、今回の役はお顔がはっきり見えて、嬉しかったです!
ナワ様の出演作、画面が暗いものが多くはっきり見えないものもあり(目が悪いんじゃないか?レベル)、「あああもっとはっきりお顔が観たい!!」と思う時があるんです。
それが、今回は!!!なんと白い法衣を着た聖職者スタイルじゃないですか!!
レフ版効果満載の白い法衣!!!
そして昼間!!
ナワ様のお顔がはっきり、くっきり見える!!
ありがとう、白い法衣。
そして、結婚式と葬式を間違えるお茶目なナワ様。
「聖職者として仕事大丈夫なのか?」と思う案件です。
でも「結婚も葬式も同じだ」としらっと仕事を続けるナワ様。
結婚と葬式、明らかに違うともいますが。。。花嫁笑ってましたが。
図太い。
数多の誘拐事件凶悪事件を裁いてきた元刑事ナワ様だからこその、動じないこの精神力、図太さ。私たちも、何かあっても慌てないところ、見習いましょう(お茶目で可愛いから許す)。
「真実を知る者」ネットフリックスインド映画で見逃しなし
「真実を知る者」いかがでしょうか。一回Netflixから消えたのに復活したこの映画。
ナワ様ファンとしては嬉しい限りです。
どんでん返し、是非楽しんでください。ダンスシーンはなくても面白いです!
ということで映画「真実を知る者」、★★★★4つとさせていただきます!