『ディアライフ』インド映画おすすめシャー・ルク見どころ!感涙結末!名言イケメン、ネタバレあり

インド映画

「ディアライフ」は、インド映画お決まりともいえる、ボリウッド的ミュージカルシーンはないんだけど、爽やかで心に残るたくさんの名言で、気持ちを爽快にしてくれます。

そして、なんといっても、シャー・ルクさまが、素敵!

ダンスも何もないんだけど、「ああこんな人がそばにいてくれたらなあ」としみじみ思っちゃう男の人を演じています。

大好きだー!

それでは、「ディアライフ」おすすめポイント、いってみたいと思います!


『ディアライフ』okome のヒトコト感想&勝手におすすめ度

         名言 イケメン ああシャー・ルク

    「勝手におすすめ度」★★★★★(絶対観てー)


「ディアライフ」はどんな映画?あらすじ!

このインド映画「ディアライフ」は、今はCM撮影の仕事ばかりだけどいつか映画も撮ってみたいと頑張っている、大都会ムンバイに住む若い撮影技師の女性カイラが主人公。

カイラは、レストランを経営してる長身イケメンのシドという彼氏がいながらも、イケメンプロデューサーのラグウェンドルとも一夜を共にする、モテ女性。

ラグウェンドルから正式な交際を迫られ、はっきりした返事をせずにうやむやにするカイラ。

その彼からニューヨークの映画撮影の仕事に抜擢され、誘われ、憧れの映画製作に携われると大喜びします。

交際申し出が嬉しいけど、気持ちを素直に出せない意地っ張りのカイラ、先にニューヨークに行ったラグーからのメールを心待ちにするけど、一向に連絡なし。

その後、友人からもたらされた「ラグーが別の女性と婚約」ニュース。

ショックを受け仕事を辞め、大家から「今後独身には部屋を貸さないというルールを作ったので、出て行ってくれ」と言われ住むところもなくなり。

今まで何とか避けてきた、実家のあるゴアに舞い戻ることになります。

傷心に打ちのめされ、家族とも友人ともうまくコミュニケーションが取れず、ぎくしゃくするカイラ。

そんな時、ゴアの仕事で訪れたレストランで開催されていた精神科医のシンポジウムで講演していた、ジャハンギール・カーン医師の言葉に心を動かされたカイラは、家族に内緒で密かにセラピー、カウンセリングを受け始めることにします。

なぜ、カイラは付き合った男性たちとうまく関係を築いていけないのか?

うまく自分の気持ちを表現できないのか?

家族とのわだかまりは何なのか?

精神科医ジャグとのセッションで、徐々に解きほぐされていく、カイラのココロ。

カイラが自分自身のココロと向き合い、解放することによって、人生が再び、動き出すのですー!


「ディアライフ」見どころ、感想、ネタバレ!

「ディアライフ」アーリア・バット演じるカイラが可愛い!

若手実力派女優のアーリア演じるカイラが凄く可愛いんです!

インドと言えば、男尊女卑激しく、目上を重んじたりする慣習、社会的身分制度があったりで、女性が生きるには堅苦しい国だと思うんだけど、この映画に出てくる男女はそんなことほぼお構いなし。

自由に生き生きと仕事して遊んでいる、現代っ子。

カイラの表情がくるくる変わって、見てて飽きない。

インドの美人女優で思い浮かぶプリヤンカちゃんやディーピカちゃんなど、カラダのメリハリしっかり、妖艶で美しい女性ばっかり、インド映画で観てきたので、どちらかというと細くて、子どもっぽい顔立ちのアーリアが新鮮で、すごく可愛かった。

やっぱり、ヒロインが魅力的だと、観ちゃいますよね。このアーリア演じるヒロインカイラと映画の清涼感たるや・・・!!!って思いました。

「ディアライフ」カイラのトラウマ

カイラのキャラも、よかった。

子どもの頃の家族とのトラウマから、若干6才にして自分の素直な気持ちを封印して生きると決めたカイラ、ずたずたになった自尊心を抱えて頑張ってきたカイラ。

大人は知らず知らず、不用意な言葉で子どもを傷つけていることがあるのに、気が付かない。

私も身に覚えがあります。

大きくなった子どもたちに「昔あんなことを言われて傷ついた」とか、ずいぶん時間が経っていわれたりとかね。

私は「そんなこと言ったっけー?」「言ったとしてもそんな意味じゃないんだけど」という軽い感じで受け止めてしまったのだけど、子どもたちからは「ずっと心に引っかかってた」と言われて、かなり反省しました。

子どもは小さなころは、色々なことを思っていても、親には言えなかったりするんですよね。

カイラが親に向かって気持ちを爆発させるシーンは、胸が痛みました。

カイラの気持ちが動いていく様は、自身を投影させる人は多いんじゃないかな。

「ディアライフ」シャー・ルクさま演じるジャグと名言

このシャー・ルクさま演じるジャグ、最高です。

シャー・ルクさまも最高です。

もうなんでも最高(私の勝手な感想です笑)。

ジャグは、ゴアの海辺に住んでいる、業界でも型破りなところのあるフレンドリーな精神科医。家の中だけではなく、海辺で波と戯れながら、自転車でサイクリングしながら、カイラとセッションしちゃう。

外の解放感が、ココロも口も軽くしてくれて、素直な気持ちを吐露させることもあるんだろうな、と思ったシーンです。アタマで考えず、ココロが無邪気になれるっていいのかも。

そして、心に染みる、ジャグの名言の数々。

「楽な道を進むのは、悪いこと?まだ十分準備していないのに、なぜ困難な道を進むの?」

「人生という車は、自分が運転していないと、他人に乗っ取られる」

「(次々に彼氏を取り換える自分が嫌になっているカイラに対して)自分にとって、いい椅子は、座ってみないとわからない」

「自分の気持ちは、自分が苦しくなる前に伝えるんだよ」

「心から泣くことができなければ、心から笑うことができない。泣いていいんだよ」

「壊れたものは直せる」

「両親も普通の人。失敗もする普通の人」

「特別な関係はたくさんある。コーヒーを飲むだけの特別な関係とか。色々たくさんあってもいい」

「人生はジグソーパズル。足りないピースを探す手伝いをしているのが、セラピストの自分の役割」

「過去の自分で今の自分を苦しめないで。新しい人生に、ハイ!をしよう」

もう、書ききれーん!!!

私の文章じゃなくて、ジャグの部屋で、ジャグの口から是非聞いてほしいです。

そうじゃないと、心に沁みませぬ。。。

私も、まるで、自分がセラピストジャグのセッションを受けているような気持ちで、「はい!わかりました」「その通りですよね」「やってみます!」とココロの中で返事しながら観ました笑。

ていうか、ジャグみたいなセラピストに会ったら、もうセッション申し込みたい。

あ。

でも患者とセラピストは倫理上付き合えないので、やっぱやめます(妄想炸裂)。

シャー・ルクさまといえば、コメディタッチの演技、歌とダンス、アクションもすべてできちゃう帝王なんですが、そこは一切無し。

私の中ではこの「ディアライフ」は、穏やかで知的、自制心に満ちたシャー・ルクさまの人間的魅力が発揮されたと思うイチオシ!の映画になりました。

「ディアライフ」ガウリ・シンデー監督の映像が、魅力的!

この映画の監督は、ガウリ・シンデー。「マダム・イン・ニューヨーク」の監督なんです。

「マダム・イン・ニューヨーク」も映像が素敵、女性の描き方も丁寧で凄く好感が持てる映画でした。

「ディアライフ」の映像が、赤の派手な色合いを使っても毒々しくなくて、柔らかい爽やかな印象があって、「どこかで観た感じだなーマダムっぽくて好き」と思ってたんですが。

ホントにドンピシャ。

その監督だったんですね。

主人公2人の家の内装も家具もごちゃごちゃしてなくて凄く洗練されてすっきりした印象なのは、やっぱり監督のセンスなのでしょうか。

素敵なお家で、住んでみたいーと思いました。

「ディアライフ」美しい、インドのゴア

ゴアの自然も、美しかった。

インドに遊びに行くことがあったら、ゴアにぜひ行ってみたい。

ムンバイから飛行機で1時間くらい?

車で行くのはちと厳しい距離か(車で行く気満々?)。

森も、海辺も、きれいで素敵でした。

インド、こんなにきれいなところがあるのか、と思いました。

(なんせ、その前に見た映画が、スラム街の映画だったので。ギャップ激しすぎ)

そして、シャー・ルクさまと散歩している自分を妄想したい。

カバディ、シャー・ルクさま萌え。

一緒に波でカバディ、するのだー笑。

「ディアライフ」ジャグにも幸せをぜひ

私としては、ジャグの離婚の話を、もっともっと聞きたかったー。

なんで離婚しちゃったのでしょう。

シャー・ルクさまの影のある演技。

ジャグを主人公にして続編作ってくれませんか、ガウリ監督、ぜひー!!!

カイラはもう大丈夫だから、私たちのジャグを幸せにしてください!!




最後に。「ディアライフ」こんな女子に見てほしい。ネットフリックスで見逃しなし!

だんだんキャリアも積んで、仕事はうまくいってる。

気心しれた友人たちに囲まれて、毎日ハッピー。

イケメン彼氏もいるし、もし別れても、すぐに相手は見つかるし。

でも。

なんかうまくいかない。

家族と会うのが憂鬱。

彼氏や友人のちょっとした言葉がイライラする。

そんな女子は、結構まわりに多いのかも。

外見は美人で、気が強くて、キラキラしてるけど、実はココロの中に常に不安があって。

その不安が何なのか、わかるような。

けど見ないようにして、蓋をして生きてる。

蓋をして、見ないようにして、無かったことにすれば、今まで通りのキラキラした元気な私!

的なひと。

今回の映画「ディアライフ」の主人公は、そんな女性でした。

「暗い映画ばっかり観てきたし、ここらへんでちょっとイケメンが出てきて、明るい、ハッピーな気持ちになれる映画を観てみたい~」と思ってしまった私。

イケメン代表と言えば、ロマンスの帝王、インド映画のヒーロー、シャー・ルク・カーンさまでしょう!

うふふふ。

…と、「シャー・ルクさまで、明るいストーリーのもの~」と探してみたのが、この「ディアライフ」。

めちゃめちゃ当たりでした!!!

主人公は、アーリア・バットという女性だし、前半「シャー・ルクさまが出てこないーいつ出てくるんだー」と、イライラしたけど笑、そんな物全て凌駕して、めちゃ当たりの映画です!

そして、アーリア・バット、めちゃめちゃ演技派の女優さんでした。ただ可愛いだけの女性じゃなくて。この体当たりの演技は必見です。「パンジャブハイ」こちらもぜひ!!↓↓↓

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観てよかったー!!

ホントに観てよかった、おすすめインド映画「ディアライフ」。

女性たちの心に静かに刺さるんじゃないかな。

ということで、超おすすめ★★★★★5つです!

 


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