ネットフリックス韓国ドラマ『シスターズ』。
貧困層に育った3姉妹を取り巻く、社会派ヒューマンミステリーです。恋愛、裏切り、成り上がりなどドロドロな予感、楽しみしかないですねー(下世話ですが笑)。
見始めたら面白い!はまること請け合いです!!
それでは「シスターズ」についてご紹介、ご参考にどうぞ!
「シスターズ」Netflix韓国ドラマキャストは?
キャスト
キム・ゴウン
オ・インジュ。貧しい家庭で育った3姉妹の長女。バツイチ。「お金が自分を守る」と信じ、経理の仕事についている。ある時、正体不明な700億ウォンを見つけてしまう。
ナム・ジヒョン
オ・インギョン。次女。冷静で正義感にあふれた記者。インジュと違い、お金に支配されたくないと思っている。
パク・ジフ
オ・イネ。三女。絵の才能がある、名門芸術高校の高校生。
「今、私たちの高校は…」で初々しい演技を披露してくれました。あのゾンビたちはどうなっちゃうのか、シーズン2も楽しみですね。


ウィ・ハジュン
チェ・ドイル。英国名門大学出身のイケメンコンサルタント。
オム・ジウォン
ウォン・サンア。美術館館長。一人娘のヒョリンがいる。
オム・ギジュン
パク・ジェサン。ウォン・サンアの夫。政治家。
チュ・ジャヒョン
ファヨン。インジュの会社のおとなしく地味な先輩。青いランのカギ?


キム・ミスク
オ・ヘソク。三姉妹の祖母。アメリカ兵士と結婚渡米。看護師をしていたが、離婚して帰国、不動産投資業をしている。
カン・フン
ハ・ジョンホ。インギョンの知り合い。インギョンのことが好き。
チョン・チェウン
パク・ヒョリン。パクジェサンとウォンサンアの一人娘。インへの友人。
チョ・スンヨン
チョ・ワンギュ。OBN社会部部長。人望がある、仕事のできる、公正な人物。
コン・ミンジョン
チェ・マリ。記者。オ・インギョンの先輩。
ソン・ジュンギ
カメオ出演予定。2話で、デパート店員で出演!!
「ヴィンチェンツオ」続編待ってまーす!!!
「シスターズ」Netflix韓国ドラマあらすじ
貧しい家庭に生まれながらも仲むつまじく生きてきた3姉妹。そんな彼女たちはやがて、富と権力をもつ者たちをめぐる陰謀に巻き込まれていく。
Netflix公式より
第一話
父親の作った借金を返しながら、生活費も稼ぎ、必死に生きているインジュ・インギョン姉妹。芸術高校に特待生として通う妹イネのヨーロッパ修学旅行のお金を用意するが、母親が金を奪い、失踪してしまう。
オーキッド建設に勤めるインジュは、会社に前借を申し出るも断られる。会社からのけ者にされているインジュ。植物の世話を熱心にする、同じような境遇の先輩のファヨンは、インジュに同情する。
OBNに勤める体験ギョンは、社会的弱者のニュースにたびた、感情をゆすぶられてしまう。そこに、裕福ないじわる大おばさんから食事の招待を受ける。
インジュは、ファヨンと一緒に高級レストランに行く。韓国では3足しかないという高級靴を履き、レストランでも慣れた様子のファヨンをいぶかるインジュ。そのインジュに、ファヨンは「未来の会計システムである会計管理プログラムで起業する。海外でも展開する。作業のためサインしてほしい」と英語表記の書類にサインさせる。
インギョンは、父の叔母である大叔母に会いに行き、イネの修学旅行代を出してもらう。大叔母はその借金の代わりに、毎週末自分のために新聞を読むよう要求する。その帰り、叔母の家でインギョンは思いがけず旧友に再会する。
「修学旅行に行かない」とインジュの金を断ったイネ。しかし、イネが友人ヒョリンの母から「一緒に絵をかいてくれたお礼」と交通費を渡されるのを見て怒り、突っ返す。
インギョンは、市長選に出る弁護士パクの裏の顔を探ろうとする。ポべ貯蓄銀行の顧問弁護士時代、担当した頭取はじめ4人が不可解な死を遂げ、預金が消えた。それにパクが関わっているのではないかと推察するインギョン。上司のチョに了解を得て取材を進めることに。記者会見で、銀行時代の事件を質問したインギョンは、パクから目を付けられる。そして、飲酒をして取材をしていたことをマスコミに暴露される。会社から弾劾されたインギョンは停職処分に。
インジュは、ヨーロッパに行くファヨンから「13階の極秘ファイル」を託される。そして、「ファヨンと一緒に欧州で仕事をしている」というコンサルタントのドイルに出会い、連絡先を要求される。
ヨーロッパから帰国しているはずのファヨンだったが、連絡がない。ファヨンの家に入ったインジュは、ファヨンが赤いハイヒールを履いて首つり自殺しているのを見つける。チーム長らに「整形に失敗し、買い物依存症だった」とうわさされるファヨン。怒りにかられたインジュは、「13階の極秘ファイル」にあった、チーム長たちの不倫横領を会社のネットにぶちまける。
シン取締役とドイルから呼ばれたインジュは、「ファヨンが欧州の裏金の銀行口座から700億横領していた」と告げられる。「ファヨンの裏金探しを手伝え」と言われたインジュは、退職届を渡す。そして、「あと一週間発覚せずに堪えてたら、這い上がった姿を見せられた」というファヨンが残した遺書を読んで涙する。ファヨンから、ヨガの会員権を譲渡されたインジュ。ファヨンのロッカーを開けると、そこには、あの美しい高級靴とインジュ宛の手紙、大量の金の入ったバッグが残されていた。
ちょこっと感想
貧しくても支えあって生きてきた3姉妹。そこに降りかかるさらなる不幸。
インジュが見つけたお金700億ウォン??!!先輩のファヨン、あと少しで自由になれるはずだったのに。。逃げるために整形したってことですよね。貧しい出の出身、有望で美人だったがために苛めに遭い、やっと新天地で輝けると思ったのに。。まあ、でも泥棒はダメなんですけど、ドラマだと同情しちゃいますよね。死んじゃいかんよ。。
このファヨン役、「グリーンマザークラブ」のチュニですよね。このドラマでも貧しい境遇から這い上がる役でした。反骨精神マシマシな美人キャラが似合いますねー。
そして、「ナルコの神」にも出演してます!


強めしっかりキャラのインジュ。アルコール依存症で真面目キャラ?なインギョン。実はしっかり者キャラなインヘ。
彼らにドイルや幼馴染がどうかかわってくるのか?
お金持ちの大叔母、何も要求せずにぽん!とお金貸してあげればいいのに。。。と思わないでもないですが、お金持ちって、大体ケチですからねー(偏見?)
面白いヒューマンドラマ、展開が楽しみです!!!
第2話 ソンジュンギ出演回!
インギョンは、インジュに飲酒で停職になったことを告げる。アルコール依存症だった父の姿を思い出す二人。
イネは、友人ヒョリンの肖像画を描く。
インジュは、ファヨンから受け取った大金を数え、「自分なら大金を前に自殺しない。ファヨンは本当に自殺したのか?」と考える。
シン取締役とドイルに、ファヨンの横領の証拠を見つけるよう言われたインジュ。インジュは、ラン協会に転職する。
ドイルと一緒にファヨンの部屋に入ったインジュ。ファヨンの生前の言葉を思い出しながら「帳簿」を探す。「帳簿は常に近くにおいて見る」「経理は地味でないとダメ」「偽物を持っていたらお金に執着する人に見える」「ゲームのサブキャラを作る要領で自分を作る」これらの言葉をヒントに、インジュはファヨンのサブアカウント=「シンガポールに住むお金持ち チン・ミギョン」を発見する。
「なんでも計算する。計算してわからないところがあれば、そこに何かある」というファヨンの言葉で、部屋にあるものを必死に計算するインジュ。インジュはシン取締役に「シンガポールに住んでいたのでは」と推理を話す。シン取締役は「ファヨンは危険な重要任務を行っていたこと、ファヨンの父にマンションを提供していたこと」を話し、「いい靴を履け」と暗にインジュにその後釜を務めるように迫る。が、ファヨンの部屋に、青いランの花を見つけると、怯えて帰ってしまう。その青いランの花は、ファヨンの脚に合ったタトゥーに似ていた。
インギョンは、大叔母に、仕事のストレスから飲酒を始めたことを打ち明ける。インギョンの株の手腕を認めている大叔母は、「停職中自分の事務所で働け」と話す。
偶然、植物の世話をするギョンホに出会い、旧交を温めたインギョン。パクの悪事を知っているキムの甥と市場で待ち合わせ連絡をする。ギョンホに市場に送ってもらったインギョン。しかし、その男は途中事故に遭い、死亡していた。
インジュはデパートの靴売り場に行き、ファヨンの高価な靴を買ったのは取締役であることを確かめる。そして、会社のチーム長にファヨンが取締役と不倫をしていたのか、確認する。チーム長は「二人は、不倫し、巨額の金を横領していた。靴修理職人の息子である取締役は、エリート女子を嫌い、安物の靴を履く女が好み。インジュを採用したのも取締役だ」と証言する。
インジュは、ドイルにSNSを見せて「ファヨンはシン取締役の愛人ではないか。シンがファヨンにすべてを擦り付けて殺したのでは」と考えを話す。ファヨンのスマホにシンとのやり取りが少ないことを疑問に思っていたインジュ。解析を行ったのはシンだと知り、スマホの情報を改ざんしたのではと愕然とする。ファヨンの無念を晴らそうと決意するインジュ。インジュは、犯行時の周辺の監視カメラを探るが、すべて消されたり、盗難に遭い、見れなくなっていた。
ファヨンは、密かにシン取締役を横領の疑いで告発していた。シンから「ヤン・ヒャンスクと同じ目に遭わせてやる」と脅されていたファヨン。ヤンは、以前会社の植物の世話をしていた人だった。ヤンは、シンが以前取締役をしていたウォルリョン建設会社の経理で、横領の疑いをかけられ、赤いハイヒールを履いて自殺していた。ファヨンと同じ死に様であることが判明し、シンの関与を確信するインジュとドイル。
インギョンは、「事件に被害者に共感してしまう自分の性格、お酒に逃げてしまったこと」をギョンホに打ち明け、「証人はパク弁護士に殺されたのでは」と話す。
インジュは、ファヨンの事件をインギョンに打ち明ける。インギョンは「証拠が必要だ」と打ち明ける。そんな時、シン取締役からインジュに赤いハイヒールが届く。
国際美術コンクール大賞にパクヒョリンの自画像が選ばれる。その絵は、イネが描いたものだった。そのニュースを見たインギョンは、妹イネが描いたものだと確信する。
シン取締役に横領の件を詰め寄るインジュ。しかし、シンは「ヤンの自殺の第一発見者はファヨンだった。自分もヤンの仕事ができる、と申し出てきた。ファヨンは俺を利用しうまくやった。ファヨンは本当の怖さを知らなかった。ドイルに俺はすべての罪を認めて5年で戻る、と話せ。25年貯めた裏金の帳簿がある。俺は検察に出頭する」と言って車に乗るが、車が暴走して事故を起こし、死んでしまう。その車には、青いランの花があった。
ちょこっと感想
次々に関係者が死んでいく、自殺や事故に見せかけて殺されていく回です。
黒幕だと思ったシン取締役もあっさり死亡。「本当に怖いもの」はなにか?誰か?
気になりますね。
その真相に迫っていったら、危険。でもインジュたちは妙に正義感が強いから、突っ走りそうです。ただ、誰が味方かわからない世界で、どうやって立ち向かうのでしょうか。
頼りは、インジュが隠し持っているあの大金。
でも家に隠してたら、すぐ見つかっちゃいそうですけど。。。大丈夫なの?いつ姉妹に打ち明けるのかな?
イネの心の闇も垣間見えちゃいましたねー。スマホを家において、ひたすら黒く鉛筆で書きまくるイネの姿。めちゃめちゃ鬱屈してそうでした。いつか爆発しそう。。
青いランの花
ファヨンの脚のタトゥー。ファヨンの部屋。ギョンホの家。怯えるシン取締役。そして、シンの車に青いランの花が。。。
このランの花が意味するのは何でしょうね。。何かを表しているキーな気がしますが。。。
こういうドラマ、一見いい人に見える人が黒幕だったり。ってことは、植物の世話が大好きなジョンホ??この人どんな人か、まったく明かされてないですものねー。
第3話
インギョンは、イネに「パクヒョリンに虐められているのか?」と問いただす。イネは「作品集を描く代わりに、留学させてもらえる」と代筆を認める。予備校にイネを迎えに行ったインギョンは、「イネがヒョリンの受賞パーティに行ったこと、ヒョリンに友人がいないこと」を知る。インギョンは、ヒョリンのパーティに行き、イネを探すが、追い出される。イネは、ヒョリンの父母であるパクとサンアから、留学の計画を打ち明けられる。インギョンは、泥酔し、パーティの外で叫び、妹を呼び戻す。
インジュは、事故に遭ったシン取締役を介抱し、ドイルからの電話に出る。その時、車のそばに青いランの花があるのを発見する。病院に駆け付けたドイルに「シンを追求したが、シンが本当に上にいる人の怖さを知らなかった、と言って去った」と打ち明けるが、ドイルが電話の第一声が「大丈夫?」だったことを思い出し、ドイルが何か知っているのか勘繰る。ドイルは、銀行の監視カメラ映像で、ファヨンが海外に行く前に20もの口座から20億の金を引き出していたことを見せ、「国内の誰かに金を預けたのでは?共犯がいる」とインジュを見つめる。
パクは、イネの姉が自分を追求している記者であることを知り、「妹がインギョンの弱みだと知った」とほくそ笑む。
次第に怖くなったインジュは、知らないふりをして生きていく決心をする。そんな時、「姫」と名付けて世話をしていたランが開花し、日記をつけることに。そこにランの花を描いたウォン・サンウ代表の名前を見つけたインジュは、ファヨンの手紙を思い出す。その手紙には、「姫が咲いたら、病院にいるウォンサンウ代表に花を見せて」と書いてあった。「サンウはハブられクラブ仲間」という言葉を信じ、インジュは、ファヨンの金と姫をもって、サンウを訪ねることに。
サンウに会ったインジュは、ファヨンから託された20億ウォンを見せる。返すべきか通報するべきか相談する。サンウは、「自分が代表になった後、巨額の裏金が毎年どこかに流れた。そして裏金作りを要求された父を横領で告訴した。しかし父は不起訴になり、自分は精神病棟に入れられた。あきらかにしたら、インジュは罪を着せられつかまる」と話す。サンウは「連中は泥棒だ。君はこの金を手にする資格がある。君のものにして守るんだ」と言われたインジュは、不安になり涙ぐむ。サンウは「不安になるなら金を使え。君の人生を変えるものを買え」と励まし、隠し持っていた裏金の帳簿を渡す。それはシン取締役が記録していたものだった。サンウは「ファヨンが、今は貧層でも咲くとまぶしく輝く姫とインジュが似ている、と言っていた」と親切にする理由を話す。
そこに、ドイルがやってくる。サンウは、インジュに窓から脱出するよう促し、「冬のコートを買ったら写真を見せて。家も買って」と励まし送り出す。ドイルは、シンが持っていた裏金帳簿の写しを見せ、原本を探していると話す。部屋を捜索したドイルは、インジュのスマホを見つけ、逃げるインジュを発見してしまう。
病院前のバス停でインジュはドイルに見つかる。「権力争いで義弟に負けてサンウは病院送りになった」「裏帳簿をインジュに預けて痛快だろう」と話すドイル。インジュは、ドイルに「20億と身の安全」と取引を持ち掛ける。が、ドイルは「今はその時期じゃない。選挙が近付けば価値が上がる。最大額を得よう」と答える。取締役の死にもかかわっていそうなドイルに、不信感を募らせるインジュ。ファヨンの計画を知っていたドイルは、自分の後悔を話し、「安全のため、貸金庫に裏帳簿を預けろ。君はゲームチェンジャー。一人ではだめ、僕が必要になる」とアドバイスする。
インギョンは、パクの訴えにより、解雇の危機になっていた。先輩のマリが自分を貶める動画を撮っていたと知ったインギョン。
パクは、家族仲良しPR動画の撮影に、ヒョリンの親友としてイネも出演させる。
ジョンホの畑で癒されていたインギョンは、死んだキムチョルソンの弟ヒソンから電話をもらう。インギョンは、ヒソンから「兄は叔父の自殺を認めずカメラ映像を繰り返し見ていた。兄のポケットに入っていた」とUSBを渡される。インギョンは、ジョンホと一緒に映像を確認する。そこには、自殺前、パクと面会し、小さな青いものを持っているチョルソン叔父の姿が映っていた。
ジョンホは、「君を守りたいから取材に今後同行する」とインギョンに話す。インギョンは、部屋に飾ってあった青い花が目に留まる。「事故現場に落ちていた珍しい花」とにおいをかぐジョンホ。「その花が死んだパク叔父が持っていたものでは?」と気が付くインギョン。
イネは、インジュに「来月からボストンに留学する。ヒョリンは一人では行けないから付いていく」と告げる。驚き反対するインジュだったが、イネの家を出る決心は固かった。
インジュは、ヒョリンの母サンアに会いに行き、留学費用7千万を渡す。が、サンアは「イネの留学費用は、パクが運営する貧しい子供を援助する財団から出ている」と話す。そしてイネが描いた「暗い森の死にゆく姉の絵」を見せ、「無理をするな」と話し追い返す。サンアは、貧しいインジュがどうやって金を工面したか、気になっていた。
インギョンとジョンホは、青いランを検索し、やっと見つける。それは「ベトナムの幽霊」と言われる希少な花だった。
帰宅したインギョンは、家の中に大量の札束を見つける。インジュを問いただすインギョン。インジュは、インギョンが忘れている記憶「昔子どものころ、倒産して夜逃げ中、2~3歳の子どもが死んだこと、その後父が飲んだくれて無気力になったこと」「インギョンだけ、大叔母に預けられたこと」「お金がないと人が死ぬと知ってしまったこと」を打ち明ける。しかしインギョンは「貧しくても泥棒は嫌だ。死ぬよりいやだ。通報する」と反対する。が、インジュは「自分は金を使い果たして死ぬ」と言い、買い物に出かける。
インジュは、大叔母に会いに行く。「違法でも合法でもない20億」の存在を打ち明け、家購入の相談をする。「父を助けず、子どもが亡くなった罪悪感解消」の機会だと大叔母に迫るインジュ。
ヒョリンの家に滞在しているイネは、豪華なドールハウスの人形を手に出ようとしたところをパクに見つかる。「兵士の人形は義兄サンウのもの、ドールハウスは妻サンアのもの。兵士一体が亡くなったが、実は自分が捨てた。サンウは将軍の息子だったが、自分は運転手の息子だった。いろいろ盗んで捨てていた。その後、自分の実力を見せつけた」と過去の鬱屈を語るパク。「なぜヒョリンの絵を描いた?君を地球上で一番愛している人を裏切れるか?」と尋ねる。
ちょこっと感想
サンウの精神病棟部屋は、刑務所の中のような、隔絶された病室。だけど、広く快適な部屋、調度品も豪華で、まるでホテルのよう。罪のない人を精神病棟に入れるなんて、、、酷いですね。。
そして、将軍の息子サンウは、サンアの兄、パクの義兄だったんですね。
パクを追求しようとするインギョンを陥れるため、インギョンの妹イネを利用しようとするパク。汚いですねー。。
サンウから託された裏金帳簿を使って、何かしようとしているドイル。彼の真意は何?金?名声?権力?地位?いまひとつわからない。。十分いろいろ持ってそうなのに、なぜ危険を冒してまで、冒険しようとするのか?これから明かされるんでしょうか?
青い花の秘密。インギョンとジョンホが探ってますが、ジョンホ、匂い嗅いで大丈夫だったのかな?匂いに何か催眠作用があるのかな?と思ってましたが、違うみたいですね。青い花にどんな意味があるんでしょうか。「ベトナムの幽霊」という名前に何か隠されているのかな。。。
3姉妹、それぞれ鬱屈を抱えていて、痛々しい。周りの人たちが、この3姉妹を利用しようとしているのが、なんとも腹立たしいです。3姉妹、何とか自分の人生を、納得していくものにしてほしいですね。
第4話
イネは、パクがのし上がるために父の死を犠牲にしたことを知る。
インジュは、大叔母から「いい家に住むと成功する。リスクを冒す人が成功する」と豪華なマンションを紹介される。あの金で家を買おうとするインジュを、インギョンは理解できない。「人生を変える方法は一つ、貧乏をやめること」と主張するインジュ。そのころイネは、ヒョリンを自宅に招待していた。
イネは、ヒョリンの家に泊まりに行き、サンアから秘密の頼まれごとをする。それはサンアの父の秘密の庭でサンアの肖像画を描くことだった。その秘密の庭では、毒があり、栽培や輸入が禁止されている植物、青いランを育てていた。イネは幻聴を聞き、失神してしまう。
パクが「戦争は終わっていない。将軍が待っている」と言って、チョルソンの叔父に青い花を渡していたと、インギョンに証言する看護師。インギョンとジョンホは、「ベトナムで青いランの花を採取した人が死に、死のランと呼ばれている」と書かれた本を読む。「においをかぐと痛みが消え気持ち良い眩暈がし、過敏な人は脈拍が早くなり幻覚が起こる。根を煎じて飲むと、死者の霊に会うこともあり、深い眠りにつける」という呪術師が使う、青いラン。
病院に運ばれたイネは、「遺伝性の心疾患ルイジ病があり、すぐに手術が必要」と診断される。死んだ妹インソンも同じ病気だったと知るインジュ。それを聞かされたインギョンは、イネの手術にあの金を使うことを了承する。
ドイルは、パクの秘書室長コ・スイムに「もう暴挙に出るな。インジュを探るな」とくぎを刺す。パクと秘書は、ドイルに700億の行方がどうなったのかと尋ねる。サンアは、パクにイネの手術費用を負担できないか頼む。パクは、イネの手術を自分の選挙で利用しようとする。
ドイルは、インジュに「コ・スイムが探っていること」「金はまだ使うな」と警告するが、イネの手術で焦っているインジュは隠し場所に金を取りに向かう。尾行したコ・スイムに、金を奪われるインジュ。手術費用のため、コの暴力に耐えるインジュ。そこに現れたドイル、サンアに止められるコ。
サンアは、眺めのいいレストランにインジュを誘う。そこはファヨンと訪れた場所だった。上着を掛けられ、「おなかがすいた」とレストランに向かうサンアは、韓国で3足しかないというファヨンと同じブルーノズミノの靴を履いていた。驚き、何かに気が付くインジュ。サンアは「月に一回ファヨンと食事をし、ヨガ教室も紹介していた。ファヨンの靴は自分が贈った」と話す。「急に死んだファヨンのことを怒っている。スケジュール管理やランの世話をする、私のアシスタントになってほしい」と頼むサンアに、「ファヨンと同じ危険な仕事はやりたくない」と断るものの、「友人としてではないなら、イネの手術のために働きたい」と申し出るインジュ。そこに、インギョンから「イネが発作を起こした」と連絡があり、急遽手術になる。
悪夢にうなされたイネは、術後母に連絡する。母は幼いイネに、繰り返し死んだインソンの話をしていたことがわかり、インジュとインギョンは激怒し、母をブロックする。
パクは、術後のイネを選挙PR動画に出演させる。それを知ったインギョンは、インジュをなじる。インギョンは大叔母を連れてきて、手術費用を払ってもらうことに。抵抗するパクに「あなたの父親パク・ウンボクを知っている」と話しかける大叔母。
ドイルは、シンガポールで650億の金を見つけたと報告を受ける。が、聞いていた口座名と違っていたことに驚愕する。
イネは「ヒョリンと一緒に留学する」「死んだインソンが、うちから逃げないと死んでしまうと言っていた」と主張する。インジュは、インギョンに「裏帳簿を持っている。それで最大限金意を引き出す。家を買って、イネを留学させる」と話すが、インギョンは「帳簿があれば、パクの悪事を暴ける」と自説を曲げない。
青いランについて著作があるジョエルと連絡を取るジョンホとインギョン。韓国人の翻訳者を紹介される。
ドイルは、インジュに、「シンガポールにインジュ名義の豪華なマンション。クラシックカーがあり、3年前からインジュを名乗る女性が暮らしている」と話す。その女性はファヨンだった。「インジュの名前で700億の口座がある」と聞かされ、クッカ銀行海外口座取引にサインしたことを思い出すインジュ。インジュは、シンガポールに行く決心をする。
ちょこっと感想
青いランの秘密がだんだん明らかになってきましたねー。相当揚力な麻薬のような恐ろしい花。密かに、、、って栽培しちゃダメなやつでしょ。でもその花はどうしてそんな力を持つようになったのでしょうね。虫や動物をかく乱して、生存競争に役立つのかなー。悪い人たちはどんな手を使っても手に入れそうです。
パクと対峙した大叔母、かっこいい!金の力は偉大だ!と思っちゃうシーンですよね。もっと早く助けてよーと思わないでもないですが。
大叔母とパクの父親の関係って、どんなものだったのでしょうか?これもカギになりそうですね。
ファヨンとサンアは、本当に仲良しだったの?
サンアは、青い花の秘密をどこまで知ってるの?
サンアの父親、将軍はどんな人物?
韓国人翻訳者って誰?
ファヨンは、なぜインジュ名義で口座を開いたの?
実はファヨン、整形して生きてる、死んだ女は替え玉だった、ってことはないですよね。。。まさかね。。。
第5話
4年前、ファヨンとシンガポールに旅行した際、自分のパスポートを預けたインジュ。そこから始まった、とドイルは言う。「ファヨン亡き今、資金洗浄は自分がやることになる。シンガポールで開催される世界らん展に合わせてサンアが資金洗浄をする。インジュをその補佐として連れていく」と話すドイル。ドイルと一緒のところを、インギョンとジョンホが目撃する。ジョンホは、秀才でロシアの資金洗浄会社に入ったドイルを知っていた。インジュにドイルの素性を明かして警告するインギョン。
インジュは、ファヨンとのシンガポール旅行を思い出す。そしてファヨンが始めたことを自分が終わらせるために、サンアの仕事を手伝うことを決心する。
インジュは、サンアの信頼を得て、ヒョリンの過呼吸対策の薬を渡され、留守番も頼まれる。帰ってきたパクは、サンアが黙って、友人のデパート開店式のためにシンガポールに行ったことを聞き、怒りを爆発させる。ヒョリンは過呼吸を起こすも、薬で一応落ち着くが、いつもと違う様子にイネやインジュは戸惑う。「この家の人はみんなおかしい」と訴えるインジュに、ドイルは「インジュ名義のペーパーカンパニーを作って700億を移す。帳簿をもとに交渉するから安全なところに行け」と計画を打ち明ける。「麻薬王が休暇を過ごす、エーゲ海が見えるアンドロス島に家を買う。ここなら安全に暮らせる」というドイル。ドイルを信じきれないインジュだったが、この計画に乗ることにする。
インジュは、イネに海外で一緒に生活することを提案するが、イネは聞く耳を持たない。イネは夜中こっそり、ヒョリンの自画像を描く。ヒョリンは、孤独で自傷していた過去を打ち明ける。イネは「本当に怖いものは何?」とヒョリンに尋ねる。
インギョンは、大叔母の会社に取締役として入社する。大叔母は、会社をインギョンに託そうとしていた。反発するインギョンにかまわず仕事を任せる大叔母。パクの父親が関わった物件が気になるインギョン。
コ・スイムは、ドイルとインジュが密会している映像を見て、ドイルを問いただす。ドイルは、「付き合う手前の関係だ」と金がらみの関係を否定する。
シンガポールに行った目的を勘繰るパクに、サンアは「いちいち使用人に話すことはない」と言い放つ。怒りにかられたパクは、サンアの荷物をめちゃめちゃにする。ヒョリンは、周章狼狽する。サンアは家を飛び出し、昏睡状態の父ウォンギソンの入院している病室に向かう。薬で落ち着いたヒョリンは、赤いハイヒールの女の絵を描いていた。
ウォルリョン学校に青いランの取材に行ったジョンホとインギョン。40年前、ウォンギソン将軍に種をもらって育てたという。ベトナム戦争作戦中に見つけたランを韓国に持ち帰っていた将軍。将軍が子どもの教育に尽力したことを知ったインギョンたち。しかしそこで、インギョンを目の敵にしていた先輩チャン・マリの写真が飾られているのを発見する。
サンアに気に入られたインジュ。サンアは、馬鹿な女を演じていることを吐露する。毎日のように夫の手のものに尾行されているサンアは、我慢がならず密かに追っ手をまき、ファヨンの家に向かう。「女優になりたかったが諦め、パクジェサンに愛されている妻を24時間演じている。大統領夫人になるため、野心家の夫をキャスティングした。ファヨンとは一時期友人だった」とインジュに打ち明けるサンア。
インジュはドイルに「サンアは哀れ」と話すが、ドイルは「それは危険な仕事をする人が必要だから」と否定する。そこにインギョンからドイルのことで連絡が入る。ドイルが事故に見せかけて恋人を殺した疑惑、再開発に反対する母親を殺した疑惑、再開発をしたウォンギソン将軍の支援で留学したこと。インギョンとジョンホに、危険なドイルとの付き合いを止められるインジュ。その時、インジュは、ジョンホの家に青いランを見つけ、驚く。
インギョンは、放送局で心ここにあらずの様子の大叔母に会って驚く。インギョンは、上司に「青いランがパクの周囲の事件に関係している」と訴える。が、その時、インギョンの解雇が伝えられる。大叔母に詰め寄るインギョンだったが、大叔母は何も知らなかった。インギョンは、パクの記者会見に乗り込み、「パクの父親が総額80億の不動産を所有していたこと」をぶちまける。
忘れ物を届けるため、ヒョリンの部屋に入ったインジュ。そこで、「赤いハイヒールの女」の絵を見て驚愕する。インジュは「友人があの姿で死んでいた。なぜあの絵を描いたのか」と絵の意味をヒョリンを問い詰める。「いつのこと?」とつぶやいたヒョリンは、姿を消してしまう。ヒョリンは、ファヨンが死んだ日の車載カメラの映像を見ていた。それはファヨンの家に向かうパクの姿を映していた。
ちょこっと感想
誰が味方で敵なのか、、、わからなくなりますね。
サンアの昏睡状態の父、将軍。なぜ昏睡状態に?サンアの演技はどこまで?目的は何?
大叔母も何か秘密があるようです。なぜ放送局に行ったの?パクの父親とどういう関係だったの?
ドイルの周りで次々に死んでいく人たち。ドイルは味方?敵?
赤いハイヒールの女を描いたヒョリン。両親の秘密をどこまで知っているの?
放送局の先輩マリはどんな役割をしている?
ファヨンは、結局、パクに殺されていたんですね。。死体は替え玉か?と思ったけど、ファヨン、ちゃんと殺されていたみたい(言い方。。)。
精神不安定なヒョリンは、薬中毒っぽいですよね。まだ若いのに。。。体は大丈夫なんだろうか。
サイコパスなパクのせいで、サンアもヒョリンも自傷、他傷の毎日。私なら気が狂いそうです。卑屈なパクは、サンアを愛しているのか?それでサンアを束縛するの?あんなに夫に毎日監視され続ける生活、逃げ出したくなる気持ち、わかりますよね。そんな所業に耐えるためのヒョリンの薬やサンアの放蕩なんでしょうが、これじゃ誰も幸せになれない。。
第6話
パクが事件当日、ファヨンの家に行ったことを知ってしまったインジュとイネ。事件当日、喧嘩した両親、死んだ祖父の車で出かけるパクの姿を見て自傷行為に走ったヒョリン。赤いハイヒールの女は、ファヨンではなく昔から浮かぶ光景だという。イネは、密かに栽培している青いランの花の幻覚作用ではないか、と話す。ヒョリンは「事件当日父が殺したとは限らない。USBの映像は自分のものだ。勝手に奪ったら自分は死ぬ」と二人に話す。
インギョンは、マリにウォンギソン奨学金を得ていたことを指摘し、選挙番組からの降板を迫る。インギョンに父の財産を暴露されたパクは、マスコミに追いかけられる。
ファヨンのアパートに行ったインジュを尾行してきたコ・スイム。が、感づいていたインジュは金魚の世話をするためだったと誤魔化す。
ヒョリンとイネは、庭にUSBを埋め、今後の対策を考える。
インジュは、パクに大叔母からの手紙と写真を渡す。その写真には、パクの両親と幼いパクが映っていた。パクと面会した大叔母は、インギョンの所業を詫び、将軍の命を助けた親密な仲であることを話す。大叔母は「死ぬ前日緊張していたパクの父。何か起こると予感していた」とパクに話す。
インジュは、ドイルに「パクがファヨンを殺した。自分がファヨンの家に行ったら、誰が慌ててくるのか、確かめたかった。コ室長がやってきた」と打ち明ける。ドイルを信じきれないインジュ。ドイルは「事故で死んだとされる恋人ファン・ボラが名前やIDを変えて生きている。自分の最初のクライアントだ」と写真を見せる。
パクは、記者会見を開き、「死んだ父が200億の財産を持っていたことは事実。将軍が名義貸しをしていた。家族で話し合い、その金をもとに財団を作り、子どもたちを支援している」と話す。
ドイルは「インジュの口座に移された700億は、パクの選挙資金だった」と打ち明ける。「選挙でパクが優勢にし、帳簿による損害を700億以上にしないとパクとの交渉は成立しない」というドイルに、「妹たちを犠牲にした」と反発するインジュ。
イネに冷たい目をされ、マスコミに追いかけられるインギョンを、インジュが連れ出し、大叔母のもとに連れていく。インギョンは、大叔母にからくりを聞くが、「巨大な権力を持つ人たちのことは話したくない。インギョンが止まらないと、会社が潰れる」と拒否される。大叔母に従おうとするインジュにも反発するインギョン。懲りずに昔の資料を調べようとしていたインギョンだったが、すでに破棄されてしまっていた。
「インギョンに続き、インジュも排除したい」とパクに進言するコ室長だったが、サンアやドイルに阻止される。ドイルの思惑を推し量るコ室長に、ドイルは、選挙の大事な時に暴力団とつながっているコ室長の危うさを指摘し、警告する。
選挙で忙しいサンアの代理で、シンガポールで行われる世界らん展に行くことになったインジュ。将軍にランを譲られたサンアは、「普通は美術品で脱税、横領、資金洗浄をするが、目につきやすい。自分とファヨンがランの価格を吊り上げた結果、世界の富豪が集まってきている」とからくりを話す。サンアは、インジュに「寝る前に開けて。一晩中香りを嗅げば、望むものが手に入る。シンガポールで仕事をすると、利益の10%を渡す」と箱に入った青いランの花をプレゼントする。「市長になれば莫大な権益を得られる。花が咲いたら父の木に戻す。父の木がないとこのランは生きられない。インジュも私たちの一員」とほほ笑むサンア。国際ラン協会、別名「情蘭会」の一員になるインジュ。
破棄された資料写真を修復したインギョンは、写真の裏に「情蘭会」の文字があるのを発見する。ウォルリョン学校の登記を調べたインギョンは、以前の共同土地所有者の名前の中に将軍や大叔母の名前を見つける。ジョンホと調べ始めたインギョンは、その大半が死亡していることを知る。その背後に青いランがあるのでは、と思いつくインギョン。
イネは、ヒョリンの記憶が青いランの香りに誘発されることを知り、自分たちが力を持つため何が起こったのか知ろうとする。
ドイルは、青いランをもらったインジュに「このランは危険」と警告するが、インジュは意に介さない。香りを嗅いだインジュは、大叔母を訪ね、「裏帳簿をもとに、パクを大統領にせず、勢力を一掃し、自分たちでのし上がろう。大叔母にとって大きなビジネスになる」と提案する。「すべて青いランにつながっている」と写真を見せて「情蘭会」の名を口にしたインジュだったが、急に眠くなってしまう。
パクがファヨンを殺す夢を見たインジュ。起きて階段の上り下りをする。そのころ、ヒョリンも記憶を頼りにイネと階段を上っていたが、サンアに見咎められる。大叔母の家に行ったインギョンは、血だらけで床に倒れる大叔母、放心したインジュを発見する。その傍らには、青いランの花があった。
ちょこっと感想
パク、うまく危機を回避しましたねー。インギョン、詰めが甘かった。でもそうなるように、大叔母たちに仕向けられていたってことですよね?
ランが投機目的、って知っちゃうと、この現実世界のランの花もそうなのか?と疑っちゃいます。ランの花は美しいですし、種類もたくさんあって、見てるだけ幸せな気持ちになりますが、背後に巨額なお金の動きがあるのか?なんて下世話な想像しちゃう。。。
ランでお金儲けをする「情蘭会」の謎とは?
将軍、大叔母たちが所属してる情蘭会。ほとんどが、死んでるってことは、陰謀かそれとも青いランの仕業か。
なぜ、サンアは、インジュに青いランを渡したのでしょうか?精神がおかしくなることをわかっていながら、、、ですよね?今後自分のために働いてもらおうとしているインジュを、そんな目に遭わす必要あるんでしょうか?
サンアの目的がどこにあるのか?
なぜ、ヒョリンは昏い記憶が呼び覚まされるんでしょうか?その記憶の先にあるのは、なんとも凄惨なシーンしか思い浮かびませんが。。。何を見ちゃったんでしょうね。トラウマですね。。
そして、大叔母が死んじゃったの?大けがなだけ?やってしまったのはインジュ?発見したインギョンはどうするのでしょうか?
艱難辛苦を乗り越え、成功した美しく強い大叔母、結構好きだったんですけど。将軍とともに生き残っててほしいなあ。。
そして、暗躍するドイルは、誰の味方なの?恋人を別人に仕立てるなんて、どんな仕事を請け負ってるんでしょう。。。まさかファヨンも生きてる?(ってことは絶対ないと思うけど、、、)
第7話
大叔母の死体を前に自分を責め、失神してしまうインジュ。その傍らに、青いランを発見するインギョン。
「大叔母オ・ヘソクはウォン・サンアの家の看護師で、母も看取っていた」と話すサンア。「青いランをくれた晩、怖い夢を見て、大叔母が無事か見に行ったら、血を流す大叔母を抱きしめて泣いていた」と、その晩の記憶を話すインジュ。サンアは、母が亡くなった自分を「(心の)扉を閉めて。決して負けないこと。その場面が何であれ、あなたの人生のほうが大事」と、オヘソクが励ましてくれたと言い、オ会長とランは無関係、とインジュの疑問を否定する。インジュは「自分は「(心の)扉を閉めない。サンアを信じない」と答える。
オ・ヘソクの遺産相続が始まった。借金が遺産を上回っていることを知り、次々相続放棄申し出が続く中、インギョンが相続を了承する。「子どもがいない大叔母にとって、会社は子供だった」と会社を存続させようとするインギョン。弁護士から相続手続きを受けたインギョンは、弁護士も知らない謎のカードを手にする。インジュは、シンガポールに行く前に、大叔母の死の謎を突き止めようと決意する。
そんな時、大叔母を殺した犯人が自首する。犯人のチョン・サンヒョクは大叔母の食事係だった。誰かに利用されたのではないか、と想像するインジュ。彼も青いランを持っていた。インジュは、インギョンに、情蘭会にまつわる話を打ち明ける。
ドイルが裏で動いていることを感づいたコ室長はドイルに詰め寄る。しかし、ドイルは、コ室長と側近、家族が投資信託資金をかすめ取っていたことを話し、脅迫する。
インジュ、インギョン、ジョンホは、大叔母の部屋に隠し部屋を発見する。謎のカードはそのキーだった。そこに会った金庫はもぬけの殻で、青いランが残されていた。そのランの香りを嗅いだインギョンは、「青いラン、情蘭会について記事を書きたい」と話す。それを聞いたインジュは、シンガポールにある自分名義の700億の存在を明かし、「記事を公開したらあの金で安全に暮らそう」と持ち掛ける。
市長選党大会のパクの演説を聞いたインギョンは、あることに気が付く。その演説は、ベトナム戦争でウォンギソン将軍が行った演説とうり二つだった。将軍のベトナムでの動画には、従軍看護師だった若き大叔母も映っていた。インジュ、インギョン、ジョンホは、情蘭会のメンバーが叔母の勤めるベトナムの病室で出会っていたのではないかと仮説を立てる。そのメンバーで将軍以外で生き残っているのは、失踪したチェ・ヒジェのみ。ドイルは、チェ・ヒジェの息子で、土地を相続していたことがわかる。ドイルの母アン・ソヨンに会いに行くことにするインジュたち。
言い争うパクとサンア。逃げるサンアを取り囲む護衛たち。ヒョリンはイネの部屋に逃げて、二人でサンアの思い出の品がある物置部屋に行く。そこでサンアの子どものころの幸せそうなアルバムを見ていた二人は、写真がことごとく切り取られているのに気が付く。そして、ヒョリンが昔子どものころ遊んだ「閉ざされた部屋」と名前が付けられたドールハウス、そのクローゼットには赤いハイヒールを履いた首吊り人形と青い花があった。
翌朝、パクから「サンアは頭痛で部屋に籠る。家政婦は休ませる」と聞かされたヒョリン。ヒョリンは「母は閉ざされた部屋で過ごすの?」と力なく聞き返す。
刑務所にいるドイルの母アン・ソヨンに会いに行った、インジュとインギョン。ソヨンは再開発に絡むホンシン洞殺人事件で逮捕されていた。が「筋が通らない事件で誰か計画した人間がいるのではないか」と話すインギョン。ソヨンは否定するものの、「ドイルは今の会計担当、帳簿管理はインジュ。これからドイルがスケープゴートになるかもしれない」と聞いて動揺する。そして、ソヨンは「事件後、ドイルに質問された答えは、『いいえ』」だと伝えてほしい」と、証拠の在処を打ち明ける。
コ室長から、インジュたちがソヨンに会いに行ったことを聞かされたパク。ドイルを尾行するよう指示を出す。
インジュはドイルに会い、ソヨンの言葉と証拠の在処を伝える。几帳面な性格だった、パク・ジェサンの父パク・イルボクが、過去の一連の事件に関わっていたと確信するインジュ。「700億を手にしたら、インギョンが記事を出す。イルボクが真犯人だ。一緒に復讐しよう」と計画を話す。ドイルは、USBをインジュに渡し、チョン・サンヒョクの新居を教え、「今後は本当に命の危機が迫る」と警告する。
追っ手を撒いて、ソヨンの示した証拠のある場所に行ったドイル。そこには、ある男がいた。
イネとヒョリンは、ドールハウス「閉ざされた部屋」が、サンアの演劇学校舞台美術家の卒業作品だったことを知る。母を心配するヒョリンを励ますイネ。イネは、サンアが閉じ込められた部屋から投げた手紙を広い、内容をインジュに知らせる。そこには「何とか抜け出すからシンガポールの資金を確保してほしい。子どもたちと向かう」と書いてあった。
パクに見つかり、これから破壊されるビルの屋上に連れていかれ「新しいものを作る。これからいろいろなことが起こる」と言われるイネ。
インギョンとジョンホは、ソヨンの示した証拠場所に向かう。そこに住む男は、ドイルの父チェ・ヒジェだった。インギョンはわざと犬に嚙まれ、その治療を受けている間に身分を明かし、取材を申し出るが、追い返される。その間、眼鏡にカメラを仕込んだジョンホは、室内の撮影に成功していた。そこで、「死にぞこないの会オ・ヨングィ」を見つけたインギョン。
インジュはイネにシンガポールに行く計画を打ち明ける。イネは、誕生日のプレゼントとして、インジュにある証拠を渡す。
パクに疑われたと知ったドイルは、チェ・ヒジェの居所を教える。さっそく殺し屋を差し向けるパク。が、ヒジェは、ベトナム戦争時腕利きのスナイパーで、裏をかいて逃げ出していた。ドイルは、ヒジェが持っていた、母が起こした殺人事件の証拠に品を密かに受け取り、金庫に隠す。
誕生日のインジュは、着飾り一人食事をしていた。そこにドイルが現れる。ドイルは、パクに密かに早急にインジュを殺すよう命令されていた。ドイルは、シンガポールにファヨンらしき人物の写真を見せ、シンガポールの資金が凍結される可能性、インジュの偽物が金を引き出す可能性を示唆する。ファヨンが生きている可能性に動揺するインジュ。ドイルはすぐにシンガポールに飛ぶかどうか、決断を迫る。
ちょこっと感想
なんだかいろいろ急展開です!(毎回急展開かもしれない。。。)
ドイルの父親、チェ・ヒジェが生きている!母は刑務所。
ヒジェ、ベトナム戦争の生き残りで、情蘭会のメンバーで、失踪者なんですね。しかも、ドイルの父!ドイルの母は、殺人犯に仕立てられ、20年刑務所に。でもなんで、パクの父に従ったのか?目的が今ひとつわからない。。息子を人質的に脅されたんでしょうか。今後わかるかな?
大叔母死亡。犯人は?
私の大好きな大叔母死んじゃいました。強くて美しくてかっこよくて、好きだったんですけれども。情蘭会に関わっている以上、死は免れなかったようですが、苦労人だったのにねー。。結構あっさりと料理人に殺されちゃいました。こんな身近な人に狙われたら、自衛する策はなさそうですね。。インギョン、どうやって借金だらけの事業を引き継ぐのか、ちょっと大変そうです。
サンアのドールハウスの謎は?
サンアのドールハウス、奇妙で恐怖しか感じませんが、、、もしかして、サンアの母が亡くなった状況をなぞった作品でしょうか。大叔母が看護師で付き添っていた時に母が死んだ、と言ってましたよね?密かに糾弾するための作品?
でも、ファヨンも同じスタイルで死んでましたよね。本当の殺人犯はだれ?
そして、自分も閉じ込められてしまったサンア。どうなるの?
ファヨン、生きてる??
シンガポールのファヨンらしき女性の写真。この写真は、インジュを殺すための罠なのか?でも次回、インジュがシンガポールに飛びそうです。
ドイルは、パクの命令でインジュを殺すの?それとも助けるの?誰の味方なの?
第8話
67年のベトナム秘密作戦に精鋭部隊の一人として参加していたヒジェ。韓国内の爆破事件にもかかわっていたらしいことも知るインギョン。
ヒョリンは、隠し金庫に入っているヒョリンの秘密の通帳をイネに見せる。そこには多額の金が入っていた。ヒョリンとイネは、監禁され虐待されているサンアを助け出す作戦を実行する。が、サンアはそれを拒否する。
パクに、インジュ殺害を約束させられたドイルは、シンガポールにインジュを連れていく。ランの展示会が開かれる超高級ホテルに着いたインジュは、MIP(世界一重要な人)として歓待される。「インジュ」は、高額なランを買う人として有名人だった。
インギョンは、屋敷に忍び込んだヒジェと遭遇する。ヒジェは、「オヘソクは、看護師であって、情蘭会のメンバーではない。将軍妻が亡くなった後離れた」と証言する。インギョンは、元上司に交渉して事件を報道する許可をもらう。ヒジェは「20年前山にこもったのは、息子を殺人者の子どもにしたくなかったから。今も息子を殺人者にも被害者にもしたくない」と武器を見せ、パクを殺す計画を話す。が、インギョンは裏帳簿を使ってパクをしとめる案を打ち明け、ヒジェのインタビューを行う。
インジュとドイルは、シンガポールのあちこちで見知らぬ人に声を掛けられ「オ・インジュ」が生活していることを知る。自分と同じ顔の女性の存在を知り、戸惑うインジュ。
着飾ったインジュとドイルは、世界ラン大会に向かう。ウォンサンアの金で、高額でランを落札するインジュ。会場に足に青いランのタトゥーをした黄色いドレス女性の姿が垣間見える。入札を電話で競った女性からお祝いのメッセージが入るが、そのメッセージにはファヨンが使っていた言葉が入っていた。
サンアに会いに行っていたことを知ったパクは、イネを脅迫する。イネは「自分を愛する人を裏切れる。ほっといてほしい。口出ししない」と答える。連絡がつかないインジュを心配したイネは、インギョンに「インジュがシンガポールにいることをパクが知っている。ドイルに用心してほしい」と警告する。
インジュの偽物が現れたことを知ったドイルは、インジュに早く金を引き出すことを提案し、実行する。インギョンからの電話で、ドイルを不審に思ったインジュは、ドイルに疑問をぶつける。ドイルはインジュに「銃と現金以外はだれも信じるな」と銃を手渡す。インジュは、すれ違った老婆に手紙を渡される。そこにはで「ドイルは恐ろしい男。今すぐ逃げて。最後の銀行を出たら、支店長がドイルを引き留める。外に車がある。その時に逃げて。入り口は指紋で開く」と書いてあった。
パクは、ヒョリンを身代わりにサンアが逃げたことを知り、激怒する。イネはパクに行動が筒抜けになっていることに疑問を感じ、過去の監視カメラをチェックし、インジュに危機が迫っていることに気が付く。
逃げるインジュを追う車。必死に逃げるインジュだったが、大型トラックがぶつかり、インジュは病院に運ばれる。そこに現れたファヨンの幻影は「お金持ちになるんでしょ、逃げなさい」とインジュを叱咤する。そこには、懐かしいスニーカーが残されていた。
多くの疑問を抱えながら逃げ、ファヨンらしき女性が住んでいる家に着いたインジュ。そこには、青いドリンクが置かれ、ファヨンはいなかった。そして現れたのは、サンアだった。
イネは、ファヨンが死んだ日、「毛皮を着たサンアが外出していたこと、帰ってきたサンアは毛皮を着ていなかったこと」をヒョリンに見せる。ファヨンは、毛皮をまとって死んでいた。
サンアに驚愕するインジュ。「退屈しのぎの人形遊びが大好き」と笑うサンア。シンガポールでインジュに声をかけた人たちはみんなサンアが雇った俳優だった。インジュが入社面接を受けた時から、この計画は始まっていた。すべてを盗撮し、ファヨンも演技をしていたこと、操っていたことを知り、ショックを受けるインジュ。青いランの原液が入ったドリンクを飲んでしまったインジュは、意識を失いそうになる。が、サンアがスーツケースに700億の金の代わりにレンガが入っていることを知った一瞬のスキをついて、サンアを銃で撃とうとする。
ちょこっと感想
今回も!!急展開です!!(毎度毎度、ジェットコースター展開)
殺人鬼、サイコパス?な名女優サンア
凄い凄すぎますね、サンア。前回、同情したのを撤回します!
パクがサンアを監禁する際、「中一の時から君を守ることを決めた」みたいなことを言ってましたが、もしかして、中学一年生の時、サンアが殺人事件でも起こしちゃったんでしょうか?被害者はメイドとか?まさか母親とか…??猟奇殺人を隠し守るために、サンアを監禁したとか?それはパクを善人にしすぎでしょうか。。。
お金があると、いろんな人をは俳優に仕立て上げて、人生をドラマチックに演出できるもんなんですね。お金持ち、こわ。。。
脚にわざわざファヨンと同じタトゥまで施して。
根っからの殺人鬼、常人に戻ることはないと思いますので、今後どういう展開になるのやら。。
しかし、母親が一連の殺人鬼と知った、娘ヒョリンかわいそうですね。。
ドイルの立場は?700億はどこに?
ドイルは結局、パクに従うの?裏切るの?
レンガが詰まったスーツケース、いつ入れ替わったのでしょうか?もしかして、銀行もグルだから、初めからお金を運んでいなかったとか(重いのに、お疲れ様。。。)
すべてがサンアの手の内の作戦だったとしたら、700億は、はなっからサンアのものですよね。なんだか空しい。。
第9話
銃を構えたインジュだったが、サンアのボディーガードに制圧される。マンションセキュリティから連絡と同時に玄関のチャイムが鳴り、ドアを開けてしまうボディーガード。しかしそこにいたのは、ドイルだった。サンアは、インジュとドイルを同時に始末しようとする。
が、ドイルは、なかなか電話が繋がらないサンアに業を煮やしているパクからの電話を告げに来ていた。邪魔が入ったと怒るサンアに、パクは緊急事態を告げる。実は、インギョンが、兆単位にわたる裏帳簿の存在をパクに明かしていたのだった。「帳簿と姉の命の交換」を申し出るインギョン。サンアは、その条件を渋々飲む。裏帳簿を作ったシンは、将軍を救った軍人の息子だった。
パクは、インギョンの上司であるチョ部長ともつながっていた。裏帳簿を破り捨てるパクを悔しそうに見つめるインギョン。
インジュは、ドイルに「裏切ったわけではない。後でお金は分けるつもりだった。ファヨンに会いたかっただけ」「700億は、マクファーソン駅の6番ロッカーに入れた。煉瓦は、ホテルのフォスターに頼んだ」と打ち明ける。
チョ部長に詰め寄るインギョン。チョ部長は、「苦境に陥った時、社長を介して将軍に会い、情蘭会に入った。どん底にいても這い上がれる、それが正義だ」と打ち明け。インギョンを脅す。愚痴をこぼすインギョンに、ジョンホは「情蘭会から手を引いて自分の人生を生きてほしい」と話し、「結婚してほしいと伝えたかった」と告白するが、インギョンは「ジョンホに感じるのは安らぎで、ときめきではない」と言ってしまう。
インギョンは、ヒジェに「裏帳簿をパクに渡してしまった。あなたが正しい」と電話する。インギョンは、パク殺しに加担する決意をする。
お互い家族に嫌気がさしているイネとヒョリンは、日本からロシア、ヨーロッパへの逃亡計画を立てる。
インジュを見守っていたドイルは、700億を元にペーパーカンパニーを作り、インジュを代表自分を取締役にしていた。家も会計士も用意したので、ギリシャに行って金を分けよう、と話す。別れを告げるようなドイルの言い方に引っかかるインジュ。ドイルは、パク、サンアとの切れない因縁を示唆する。
サンアは、パクに今すぐインギョンを殺すよう頼む。
ギリシャに旅立とうとしているインジュに、ジョンホから「インギョンが消えた」と連絡がある。インジュは、ドイルに自分が死んだあとの金について頼み、韓国に帰ることに。
同じころ、イネも失踪し、金が無くなり、日本に出国していることが判明する。詰問するサンアだったが、ヒョリンはイネをかばう。しかし、イネは出国していなかった。ドールハウスの中の人形の用に閉じ込められるイネ。閉じ込めたのは、サンアだった。サンアは、昔自分の母親を何年もこの部屋に閉じ込めていた。イネは「自分もこの部屋で首を吊って死ぬのか、その姿を描いてみたい」と話す。
失踪したインギョンを探すインジュとジョンホ。警察に通報するも、インギョンが自ら「インジュ」と名乗り聖ベネディクト精神病院に入院したことがわかる。実は、インギョンは、将軍の息子ウォン・サンウから新たな情報を得て、彼の入院している病院に潜入していたのだった。ヒジェから排気口の地図を得て、無事にサンウの部屋にたどり着いたインギョン。インギョンはサンウから、銀行事件のからくり、市長や大統領の利権について暴露する。インギョンは「外に出て証言してほしい」と説得する。
インジュとジョンホは、病院に行き、インギョンがサンウに会いに行ったことに気が付く。コ室長が、病院にやってきて、インギョンを探すが、インジュたちが囮になって、インギョンとサンウを逃がす。インギョンを迎えに来たのは、ヒジェだった。ヒジェは、閉じ込められたインジュを助けるために、仲間を病院に送っていた。その仲間とは、ドイルだった。
再会を喜ぶ、インジュ、インギョンたち。ヒジェは、みんなにパクジェサン殺害計画を話す。イネの存在に気が付いたインジュは、イネが無事か連絡を取ろうとする。
サンウがパクに連絡を取り「逃げる気はなかった。失った日を償ってほしい。サンアには言わないで一人で来てほしい」と頼む。サンウは、待ち合わせの場所に、銃を持ってやってくる。
ちょこっと感想
またもや怒涛の展開です!
レンガと700億はだれの仕業?
実はインジュの策だったんですねー。最後の最後までファヨンかわからない中、金を奪われたら怖いと思ったインジュ。そしてドイルとの約束を果たそうとした。えらいぞインジュ!
監禁されたイネ。実はサンアの母も。。
イネが監禁されたことを、ヒョリンは理解しているのか?母親の仕業だと、心の底では見抜いているんでしょうか?サンアの母も、2922日間、この部屋にいたんですね。。。インジュたちが助けるのか、それとも、ヒョリンが助けるのか?実はヒョリン、あのサンアとパクの子どもですから、実は相当したたかなのではないか?と思ったりもします。
ドイルとヒジェ親子
実は、仲間だったんじゃーん。なかなか骨太な親子。信頼に足る気がします。今後どういう展開を見せるのか、楽しみですね。
サンア、サンウ、パクの関係は。。
パクを色仕掛けで操るサンア。長らく閉じ込められたサンウ。サンウの憎しみは、パクだけに向けられるのか、それとも妹サンアにも向けられるのか。サンウ、大丈夫でしょうか。。
第10話
サンウに狙われたパク。サンウはコ室長に金と逃走手段を用意するよう伝えるが、その隙に銃を奪われ形勢逆転し、殺されてしまう。帰宅したパクを誉め、よく眠るよう睡眠薬を渡すサンア。
パクの屋敷に忍び込んだインジュとドイルは、ヒョリンにイネの居場所を聞く。そのころ、サンアはイネの監禁部屋に行っていた。サンアは「父である将軍の連続殺人を告発しようとした母を、幼い自分より他人を優先した母を恨んでいた。なぜ、兄は命乞いしなかったのか」と涙を流す。自分たち兄妹とパクの幼いころの写真を渡し、「絵を描いてほしい」と頼むサンア。その後、インジュたちは「閉じ込められた部屋」を探しだし、イネを救い出す。
サンウが逃げたことを知って、武力でパクを殺すことを改めて決意するヒジェ。インギョンは、ニュースでパクを抹殺する方法を探るものの、難しい。
助け出されたイネと附いてきたヒョリンは、密かに福岡に家出する。ヒョリンの置手紙をサンアに届けに来たインジュは、サンアに「ドイルは詐欺師。妹を連れて海外に行ったほうがいい」と警告を受ける。何かのニュースを見つけて、泣き崩れるインギョン。
狙撃準備をするヒジェとドイル。そこに母ソヨンが自殺未遂を起こしたと連絡があり、ドイルは病院に駆け付ける。しかし、それはヒジェの動きを探るためのパクの罠だった。過去、殺人命令を無視して逃亡した父ヒジェ、息子ドイルを情蘭会に入れるため代わりに殺人犯になった母ソヨン。パクは、ドイルにゆさぶりをかける。ドイルは、母を助けるため、計画を打ち明けることに。
700億の金を動かす委任状をインジュから取り付けたドイルは、ヒジェの計画をパクに漏らす。ヒジェが乗った細工されたトラックが、インジュの目の前で爆発炎上し、大けがをしたヒジェは病院に。
そのころ、インギョンは、テレビ局にソヨンとともに出演し、土地をめぐる殺人事件について証言していた。
ヒジェは生きていた。驚くインジュのもとにドイルがやってきて、一連の計画を打ち明ける。インジュに知らせずに、ヒジェ、インギョンらとともにソヨンの再審請求裁判などを進めていたドイル。しかし、パクが手配した警察により武器所持の疑いでヒジェが逮捕されてしまい、ヒジェとインギョンの関係を報道されてしまう。
パクが市民の前で演説しているとき、突然、パクがサンウを暴行し殺す映像が流れる。インギョンがハッキングし流していたのだった。サンウは、死ぬ前、送信予約メールでインギョンに自分が殺害される動画を流していた。
暴露動画があったにもかかわらず、パクの優勢は変わらなかった。安堵するパクの傍らで、冷ややかなサンア。
再びニュースに出演するインギョンに、パクが投身自殺したという速報が入る。サンアは、インジュに宣戦布告する。銀行の残高を確認したインジュは、残高0に驚愕する。そこにやってきた侵入者たち。
ちょこっと感想
今回もまたまた驚きの展開です!!毎度毎度驚かされますねー。ジェットコースター的展開ですわ。。。
家出したヒョリンとイネ
無事に逃げ出し、日本に家出したイネたち。お金はあるんでしょうけど、どうやって生きていくのか、、、長期の旅行みたいな感覚ですよね。ターミナルで自由に向かって駆け出す二人の後姿が、本当に幼くて可愛くて。おばちゃんは応援しつつも、ちょっと心配です。
サンウ、命を懸けた告発映像
「パクを殺しても解決しない」と言って、誰も殺させず、自ら犠牲になってパクを告発しようとしたサンウ。頭もよさそうだし、優しいし、普通の人だったんでしょうね。この狂気の一家の中で、まともな母を見て育った息子サンウ。でも優しいだけでは、この父と娘たちには対抗できなかったんですね。。。何年閉じ込められてたんでしたっけ?結婚もしてなかったのかな。かわいそうです。。
パク、投身自殺?!
絶対!!サンアが青いランの花を使って殺したように思う。サンアに「褒めて♡」と言ってたパクが自殺なんてありえないですよねー。そして始まる、サンアの復讐劇。わくわくしてきますねー(下世話。。。)
ドイルは敵?味方?700億の行方は?
サンアの「ドイルは詐欺師」という予言?めいた発言ありましたね。父を恨んでいたドイル。もしや父ヒジェの逮捕も、ドイルが絡んでいる?まさかねー。。
そして一気になくなった700億の行方。連絡付かないドイル、踏み込んできた謎の人たち。ドイルがやったことなんでしょうか?
次回が気になる!!
第11話
青いランを手にしたパクは、将軍とサンアを守るため、屋上から飛び降り自殺をする。イネからサンア宛に、サンウ、サンア、パクジェサンの子ども時代の絵が届く。泣き崩れるサンア。サンアは、コ室長に「私たちはもう上品な翼は必要ない。インジュたちを弄びながら殺そう」と話す。
残高0に戸惑うインジュのもとに刑事がやってきて逮捕される。ドイルと母ソヨンは、空港に行く途中、大事故に遭い、搬送先もわからなくなっていた。インジュは、インギョンにドイルの行方探しを頼む。
ファヨン、パクの死をインジュのせいにしようと画策するサンア。情蘭会を餌にマリを取り込む。
インジュは、計画的に横領したとみなされ、世間からは非難轟轟。そんな中、ドイルが検察側の証人として出廷することを知る。
インギョンは、ファヨンが貯蓄銀行事件の被害者の遺族だったことを思い出す。「お金は悪魔」と言っていたファヨン。頭取の甥に関する情報をくれたのもファヨンだった。ファヨンにインギョンを紹介したのは、インジュだった。ファヨンの復讐劇に巻き込まれていたインジュ。インジュは、「サンアがファヨンを殺したことを証明して刑務所に入れたい。ファヨン、ヒャンスク、サンアの母親は閉ざされた部屋で同じように死んだ」と話し、インギョンはそこから調べ始めることに。
サンアは、ベトナム戦争であらゆる拷問を行ってきた情蘭会の生き残りであるウォルリョン学校理事長チャン・サピョンに、パクジェサン財団の運営と、インギョンの後始末を頼む。「ジェサンがサンウを殺したの本当か?」と尋ねる理事長。
インギョンは、自分をと占めるニュースを流したマリを訪ねる。貧困生活で財団の奨学金を受け取っていたマリ。マリと別れたインギョンは、拉致されてしまう。
刑務所のインジュを訪ねたサンアは、インギョンの持ち物を見せ、「20年間、苦しめてやる」とインギョンとインジュの身の危険をちらつかせる。動揺し怒りをぶつけ、泣き叫ぶインジュ。
インギョンは、ウォルリョン学校理事長チャンの拷問部屋にいた。
裁判にドイルが出廷する。自身も犯罪になることを知りながら、インジュにより横領が行われたと証言するドイル。そして、「最終的に資金洗浄された金は、ウォンサンア館長の会社に入金した」とUSB資料を提出する。「インジュは金融の知識がなく純粋。利用された」と証言したドイルにより、インジュの罪は軽減され、サンアが追及されることに。
インジュとドイルが再会する。ドイルは何とか連絡しようとしていたことを伝える。その後ドイルは逮捕される。
インギョンが、突然ニュースに出演し、サンアの「閉ざされた部屋」「自殺者が来ていた毛皮」「青いラン」について語り始める。そして、青いランの専門家でウォルリョン学校理事長チョンサピョンも出演し、秘密裏にサンアの自宅で栽培されていることを話す。「将軍の志を継ぐのは自分だ」と私欲や遊びで人殺しをしたパクやサンアを許せなくなったチョンは、サンアに反旗を翻したのだった。
裁判でインジュは、「つましい生活をしていた自分が、お金を見たとき喜びを覚えた。ファヨンはそれを知っていたからくれた。横領の主犯のファヨンはシンだが、横領金を作った人たちを突き止めて処罰してほしい」と後悔とともに口にする。そこに、首にシップ?を貼ったファヨン本人が現れる。
ちょこっと感想 ちょっと待った!ファヨン!?
ええええ!?
ファヨン、生きてた?!!!
いろいろ書きたいことはあるけど、もう、ファヨン生存!!だけですべて持っていかれました。
どういうこと?
自殺は偽装??
みんな、警察も何もかも信じてたよね??
今まで何してたの??
ずっと隠れてるってあり得る?
誰がこの事実を知ってたの?
誰が味方なの?
ドイルも知ってた?
首にシップ?を貼ってたファヨン。
首吊りして生き残ったってこと??
次回が楽しみすぎるー!!!
第12話 最終回 ラスト、結末はどうなる?
ファヨンの出現に驚く法廷。ファヨンの証言が始まる。「ファヨンとウォン・サンア館長の仕業だったこと」「館長に罪を着せ、自分は生き残る計画。インジュに罪はない」「私がお金を残したいと思う人はインジュしかいなかった」というファヨン。ファヨンの証言により、インジュは、700億に対しては無罪、20億については執行猶予付きの判決となる。
釈放されたインジュは、ファヨンを責める。母が死んでから死人のようだったファヨンは、「やりたいことがたくさんあるインジュが羨ましかった。インジュをいい家に暮らさせてあげたかった。自分の死の真相を探ると思わなかった」と話す。シンガポールで暮らしていたファヨンは、「自分の服を着たサンアがインジュを追っているのを見て、自分が身代わりになろうと事故に遭ったこと」「病院でインジュに警告して逃げ、そのけがのため入院していたこと」を打ち明ける。そして「自分一人でやることがある。もう私に関わらないで」と別れを告げる。
その時ドイルから「不起訴になった。オランダにいるイネを探しに行く」と連絡が入る。
ファヨンは、記者会見を開く。「自殺志願者の女性を自分の代わりに自殺に見せかける計画だったこと」「サンアが自分を殺しに来て偽装することがわかっていたこと」「自分が作った会計ソフト未来の会計にサンアの裏金作りのすべてが入っていること」を監視カメラの映像付きで流す。
サンアは青いランの毒液を作る。サンアは、チョンサピョンに、将軍と青いランの世話を頼みに行く。同時に、「情蘭会は、なぜ自分を後継者に選ばなかったのか」という長年の疑問をぶつける。サピョンは「組織のために犠牲にならず、逃げることを考え、自分のことばかり考えているからだ」と理由を話す。それを聞いたサンアは、父とサピョンを青いランの原液で殺す。今わの際「君はイカレた女で、すべてを壊す」と声を絞り出したサピョン。
ドイルは、ファヨンを心配するインジュを安全なところに連れて行こうと、飛行機に乗る。しかし、トイレに行ったはずのインジュが消えてしまう。スマホは飛行機に置いたままだった。
そのころ、ファヨンは、サンアに捕らえられていた。サンアからの脅迫メールを受け取ったインジュは飛行機を降り、警察に連絡する。「生きてる人は生きないと」サンアからそういわれたことが嫌だったというファヨン。
サピョンにインタビューをしに行ったインギョンとジョンホは、サンアの手のものに襲われる。
インジュは手りゅう弾を手に、ファヨンを救いに、サンアの家の青いランの温室に向かう。手りゅう弾は、かつてヒジェにもらったものだった。それで脅したインジュだったが、サンアはそもそも生き残るつもりはなかった。温室のスプリンクラーに大量の塩酸を仕込んであるという。
子どものころ、サンアは父に閉じ込められた母と言い争いになり、結果自殺してしまった母をきれいに着飾り偽装していた。サンアは、インギョンを拉致し連れてこさせるつもりだった。が、ドイルとジョンホが駆けつけ阻止する。それを知ったサンアは、塩酸スプリンクラーを発動させる。ファヨンを何とか助けたインジュは、サンアと争い、サンアを塩酸プールに沈める。青いランは枯れてしまった。
インギョンは、ウォルリョン学校の生徒から、チョンサピョンから預かったという「青いランにまつわる回顧録」を受け取る。そこには、アメリカCIAと韓国政府の裏取引や過酷な体験とともに青いランの不思議な体験が描かれていた。「死が怖くなくなる青いラン。自分たちは幽霊だ」と書かれていた。インギョンは「国家に裏切られたと感じた特殊部隊」「「青いランをめぐるゆがんだ欲望に狂った殺人鬼」についてレポートする。
ギリシャに旅立つドイルを見送るインジュ。生き残ったファヨンは、刑務所に収監され、園芸プログラムを受けていた。「未来の経理」のもうけを山分けしようというファヨンだったが、お金に執着しないインジュは断る。屋根裏の家に帰宅したインジュに、課税証明書が届く。調べると、叔母から譲られた高級マンションがインジュ名義になっていた。「私は、すべてを失ってもこんな家があればやり直せる」という叔母の言葉を思い出すインジュ。
記者賞を獲得したインギョン。ニュースキャスターとしてスカウトされたが、それを断り、アメリカに行くジョンホに付いていくことに。ジョンホからキスされるインギョン。
イネとヒョリンは、ドイルとともに銀行にいた。家出したとき、「ヒョリンのパナマの銀行口座を借りたい。インジュの金700億を守りたい」と持ち掛け、二人の身の安全を約束したドイル。ドイルの分け前は100億だった。残りは、イネとヒョリンの口座に入れられていた。イネは、インジュに300億、インギョンに100億ずつ、感謝の気持ちを込めてプレゼントする。
ちょこっと感想
悪の組織はつぶれ、3姉妹はハッピーエンド!?な結末になりました。
温室での塩酸スプリンクラーの前のサンアの演技が繊細で、凄く引き込まれました。ほんの少しづつ変化する心の動きが、微妙に表情に現れていて、本物でした。。。うまい女優さんですねー。
しかし、ファヨン、あまりに用意周到すぎるでしょ。自殺者を見つけるとか、整形させるとか。自殺希望者もこんな形で殺されてくなかったですよね。ちゃんと遺族にお金は払ってあげたのでしょうけど、、、
ファヨン、インジュが真相を探らなければそのままそっと生きたのかもしれないけど、ちょっと寂しすぎる人生ではありますよね。刑務所に入ってしまったけど、自分の好きな園芸の勉強ができて、信頼できるインジュとも交流ができて、食材もできてすっきり。それはそれでよかったのかな?と思います。
ドイル、あちこちにスーパーマンのように現れますね!まさか、イネとヒョリンの家出場面に居合わせ、パナマ口座に入金させていたとは恐れ入りました。確かに、一番安全な隠し場所です。ヒョリンはイネの唯一の親友だし、イネはインジュの妹だし、何よりもまだ子供だし悪いことはしない。
ヒョリン、パクとサンアの子どもにしては純粋すぎる。両親、おじいちゃん、おじさんと次々に亡くなってしまいましたが、どう思っているのでしょうか。
最後のパナマのシーン、ふわふわと楽しそうでしたが、ちゃんと美術学校とか行ってるのかな?巨大な遺産の管理はどうなっているやら(老婆心)。きっとなんだかんだとドイルが世話してあげているのかも?
ドイル、最後まで心のうちはわからなかったなー。復讐、正義感、インジュたちへの愛情、自分の利益、いろいろあるんだけど、ありすぎてスーパーマンでした。
後半、誰のために働いてたのか、そもそも仕事してたのか?いつ寝てるのよ?裏切り者として、サンアに真っ先に殺されそうでしたが、最後まで狙われずに生き残っていましたよね。
危機的シーンになると「あ、ドイルが助けてくれる」と期待してみてw。男子は、筋肉大事ですよねー。頭もよくて、勇気もあって、体力もあって、優しくて、身長あって、かっこよくて。ドイル、完璧だわー✨。女の影がないのが、どうして??インジュとくっつくと思ったんですが、、、再開する可能性はありそうですよね。
インジュ、インギョン、イネ。それぞれの再スタートができそうでよかった。ファヨンも生き残ってよかった!ちょっとサンアやパクに同情しますが。。。。
青いランも消滅。ベトナム戦争、アメリカと韓国の裏取引など、特殊部隊の暗い歴史がここで一応終わったってことでしょうか。
「最後に、一輪、青いランが残ってたら、ちょっとサスペンスホラーだな」と思ってましたが、それはなかったです。なかなかドキドキしたドラマでした。
「シスターズ」Netflix韓国ドラマ見どころは?考察、おすすめドラマ!
「シスターズ」 どんなドラマ?
Netflix韓国ドラマ「シスターズ」。
貧しく育った仲良し3姉妹のオ・インジュ、インギョン、インヘ。 つつましく暮らしていた3人だけど、ある時インジュが、謎の700億ウォンを発見してしまい、巨大な事件に巻き込まれていく、というストーリー。
3人3様のお金や人生に対する考え方の違いが如実に表れそうです。
っていうか、700億ウォンって、どういうこと?
普通、発見しませんよね。。。
こんな大金、見つけちゃったら、確実に人生が一変しますよね。小心者の私は、「絶対やばい毛根に違いない。ブルブル。。」と警察に届ける一択しかないのですが、皆さんならどうしますか?
「自分のものにして一山当ててやるぜ!」なんて思えたら大物?
3人の言動に注目です!
「シスターズ」ネットフリックス韓国で見逃しなし!
「シスターズ」いかがでしたか?
9月3日土曜日配信、どんどん追記していきますね。
→追記中です。
ものすごいジェットコースタードラマで、毎回え???って展開。
楽しかったです!
Netflixで是非お見逃しなく!私としてはおすすめ★4です!