『GHOLE/グール』ネットフリックスあらすじ感想インド映画ホラー!★3

インド映画

ネットフリックスで配信されている様々なインド映画。

さて今回は、ハロウィンにちなんで「GHOLE/グール」。

2018年公開製作された3話構成のドラマ作品です。

相変わらずそれほど怖くない?ホラーで、短編なので観やすいかも?

では、あらすじ、感想など、書いていきたいと思います。

『GHOLE/グール』okome のヒトコト感想&勝手におすすめ度

  色々満載 でもグール もっと早く出てきてよ    

  「勝手におすすめ度」★★★☆☆(あっさりしっかりホラー)


『GHOLE/グール』インド映画監督&キャスト

監督

 ・パトリック・グレアム

キャスト

 ・ラーディカー・アープテー

 ・マナフ・カウル

 ・ラトナバリ・バッタチャルジー

 ・マヘシュ・バルラージ


「GHOLE/グール」インド映画あらすじ結末

シーズン1-1 煙の立たない炎から

ある部屋に閉じ込められた男は、カミソリの刃で自分の指を切り、傷口から流れ出る血で半円のような記号を描いている。

宗派の争いは極限を極め、軍の弾圧が遂行される秘密収容所が建てられた。

オーキッド・スター・コンチネンタル廃墟にいるテロリストのリーダー「アリ・サイード」を制圧しようと廃墟に潜入する軍。一人の男が「全員死んでる」とつぶやきながら歩いてくる。男はかぶっていたショールを広げ腹部の半円の傷を見せた。軍人が男にアリの居場所を聞くと、男は通路の奥を指さす。奥の部屋では多くのテロリストが死んでおり、奥にアリと思われる男が座っていた。アリは軍人につかみかかり「頼みがある、耳を貸してほしい」とささやく。

1ヶ月前、指定宗教ゾーン出口を1台の車が通り過ぎていく。車には逃亡を図る大学教師シャナワズ・ラヒームと娘のニーダ・ラヒームが乗っていた。父親は、禁止書物の取り上げ、遺産や本の没収などの軍の横暴な行為を批判するが、ニーダは軍の方針が正しく、父の考えが反国家的であり、犯罪だと考えている。軍の検問を受けた父は軍の取り調べを拒む。ニーダは自分が国家保護部隊(NPS)の尋問部員であること、学園に戻るだけだと告げ、検問から解放される。

その後ニーダは、スニル・ダクナ大佐の言葉「内部からテロが拡大中。政策のひとつがNPS部隊。家族であっても怪しい行動は通報すること」を思い出し、軍に父のことを通報する。

国家保安省で取り調べを受けるシャナワズは「誤解だ」と取調官に訴えるが、ニーダは、父シャナワズに、軍に協力すれば解放されるはずだと、他人のように言い放つ。

そして今、ニーダはメグフドート31尋問センターに尋問官の一員として迎えられた。上官ラクシュミは、ニーダの行動記録が怪しいので思想を確認すべきだと大佐に訴えるが、大佐は一蹴する。

ニーダは尋問センターには現在5人の囚人と12人の兵士が監房にいると説明を受ける。囚人が少ない理由は、規則で囚人は3週間以上置けないからだった。

血で汚れていた尋問室には尋問官のマトゥラとバブルーがいた。

ニーダは大佐に配属の理由を聞く。大佐は、ニーダが成績優秀であり、国家のため勇敢な行動をとった(父を告発した)からだと告げる。そして大佐は、翌日のアリ・サイードの尋問を命じる。

大佐は自室で妻に電話をかけるが、妻は応じない。

バブルーはマトゥラに「拷問はやり過ぎ。彼らが無実だったらどうする」と言うが、マトゥラは相手にしない。

そして、アリ・サイーダが尋問センターに到着する。

シーズン1-2 悪夢の始まり

5年間潜伏していたアリ・サイードの尋問が始まった。わざと捕まったのか考える軍や囚人たち。答えないアリに拷問を始めた上官は、ニーダも加わるように指示をするが、その時アリが「ニドゥ」とニーダに話しかける。ニーダを「ニドゥ」と呼ぶのは父のシャナワズだけ。なぜアリがその呼び名を言うのか動揺するニーダ。大佐は24時間以内にアリの口を割らせるよう命ずる。

ニーダは夜、父を射殺する夢を見てうなされる。

尋問官のマトゥラ、バブルーが、ここの全員が同じ悪夢を見たと話している。

ニーダは上官に昨夜のアリ・サイーダの「ニドゥ」が気になっていると話すが、単なる偶然だと一蹴される。

ニーダは補助となりグプタとチョーダリが尋問を続けるが、アリは「何かが聞こえる」とい言い出す。そして子供の泣き声が聞こえ始める。アリは二人に「囚人に白状させるため妻と子を連行し、二人を殺害しただろう」と語り、グプタとチョーダリは言い争いを始めるのだった。

そんな中、アリはニーダに向かって「父は元気か?」と聞く。

アリの言葉に惑わされたチョーダリはグプタを刺し、グプタは「全員に非がある」と言い残し死ぬ。

大佐はニーダに部屋の退出を命じ、ニーダは別室でアリの様子を観察する。大佐は昔の尋問方法から家族の拷問が効果的だと話し、アリのむすこや妻を引き合いに出し脅す。

するとアリは小さな声で何かを呟き始める。ニーダはアリの仲間のテロリスト一人を監視室に連れてきて、アリが何を呟いているのかを聞き出そうとする。アリの仲間は「いにしえのアラム語だ。ずっと知り合いだが、アリはアラム語は知らないはず。『使命を果たす』という風に聞こえる」という。

司令部からは尋問のスペシャリストのファウラド・シングを呼ぶべきだと大佐に伝えるが、大佐は断る。

アリは「プレーナ、プレーティカ」そして「スニル、約束だったわ、仕事を持ち帰らないって。お酒を飲んで毎日ケンカ、もう耐えられない。プレーティカと私はこの人(スニル・ダクナ大佐)が怖い。昔は良い人だった」と言い出す。プレーナは大佐の妻、プレーティカは大佐の娘の名前だった。さらにアリは「昔は良い人だった、もううんざり」と妻が言った言葉、大佐が言った「国家と家族に人生を捧げてきた、もう耐えられないとはどういうことだ!このあま!」という台詞を続けるのだった。

アリの言葉に逆上した大佐は、アリに厳しい拷問を加える。

拷問装置に高電圧をかけショートしてしまい、尋問室は停電してしまう。隣室で監視していたニーダに、尋問室のマイクから「ニドゥ」という父の声が聞こえる。尋問室には気絶したアリが床に横たわっていた。ニーダはアリになぜ父を知っているのかを問いただすが答えは返ってこない。真っ暗な尋問室を見回すと部屋の隅に一人の男が立っている。男は振り返ると妖怪のような顔していた。とっさにニーダは炎で妖怪を追い払おうとするが、妖怪の姿は消えてしまった。大佐は尋問官ファラウドを呼ぶように部下に指示する。

大佐はニーダにアリ・サイードの言葉を質問する。ニーダは「アリから私の父がここにいたことを教えてもらった」と伝える。大佐は、「君の父は確かにここにいたが長くはいなかった。扱いにくい人間だった」と答える。

ニーダは、アリがなぜ自分の父のことや大佐の家族の詳細を知っているのかが疑問で仕方ない。大佐はアリに拷問を加えれば降参するはずだと考えている。

シーズン1-3 罪を暴露せよ、体を食らえ

ニーダはアリの仲間の片目の囚人に、独房にいるアリが何者かを聞く。すると男は「独房にいるアリ・サイードは人間ではない。グール、妖怪だ。ヒンズー教では魔物、悪魔だ。魂を売り、血でこの記号を書けば誰でもグールを召喚できる」という。グールは罪を映し出す、その罪を使って人々を全滅させる恐ろし妖怪であると

しかしニーダには今のアリ・サイードは人間に見えると言うと、片目の囚人は、「それがグールの一番強力な武器。グールは最後に食べた人間の身体に乗り移ることが出来る」と答える。

そんなとき大佐宛てに司令部から緊急の電話が入る。隠れ家でアリ・サイードの遺体を発見し、DNAも本人のものと一致している。妙なのはサイードの身体が何者かにかじられている、というものだった。

ファウラドはアリへの拷問を続けている。ニーダは囚人たちに、誰がグールを召還したのかを問いただすが、誰も答えない。

尋問室から獣のような吠える声が聞こえたと思うと、ファウラドが出てきて囚人の独房の鍵を開けていくのだった。尋問室にはファウラドが天井から逆さに吊るされて殺されていた。

ファウラドに追われるニーダは、尋問センターの中を逃げまどいながら助けを求める。何とか仲間と合流したニーダは、ファウラドが囚人を逃して自分を殺そうとしたこと、そして自分を追ってきているのはファウラドに乗り移った怪物グールだと訴えるが誰も信じてくれない。

ニーダは囚人の誰がグールを召喚したのか探すが見つからない。またニーダは、大佐に「グールは人の罪を使って追い詰めると言っていた。昨夜を思い出してほしい」と言うが、自分の罪を認めたくない大佐はそれを否定する。

上官はこの状況を見て、ニーダが裏切り者で、囚人を開放し彼らとグルになってファウラドを殺したのだと判断する。さらにニーダの父シャナワズは軍に復讐しようとしているという。大佐は、「アリ・サイードとしてグールが潜入しており、事態を解決するためにニーダに協力するよう」にいうが、上官や兵士はニーダが裏切り者だと決めつけて話を聞かず、ニーダを囚人のいる独房に閉じ込めてしまう。

ニーダはグールを召喚したと思われる囚人のアーメドを問い詰め殺そうとする。が、片目の囚人は「その男は一般市民。チョーダリとグプタが白状させるために妻と子を連行し脅迫した。チョーダリは彼の目の前で妻子を殺害し、それ以来彼は口がきけなくなってしまった」とニーダにいうのだった。

ニーダは独房の壁に多数の銃痕を発見し囚人殺害場所、父の夢の場所だったと気が付く。ニーダは通報したせいで父が殺されてしまったことを知り後悔する。

兵士たちは捜索中、一人の囚人の遺体を発見する。独房にいる5人の囚人のうちの一人がグールであるらしい。ニーダは囚人たちに排出パイプを伝って煙突から逃げるように伝えるが、ある囚人の首に片目の囚人が噛みつき殺害する。片目の囚人がグールだったのだ。ニーダと残った囚人たちはパイプから逃げようとするが、ニーダはアーメドに助けられながらもグールに噛みつかれてしまう。

負傷したニーダは上官にアーメドの行方を伝える。上官は、「アーメドと偽のアリを探せ」というが、ニーダは「アリから違う人に乗り移った後だ」と考える。上官はニーダにアリとの関係を白状するように迫り争いになる。その様子を見た大佐は上官に銃を打つ。大佐はニーダに、父の尋問をした時に、グールのこと(血でこの記号を書けば召還できること、最後に食べた人間に乗り移ること)を話していたことを思い出した。大佐とニーダは行動を共にする。

大佐とニーダは、途中会った兵士たちに、増援部隊の到着まで持ちこたえれば脱出できると、生存の可能性を訴える。

またニーダはアーメドに、カセットテープを再生させるように指示する。カセットテープには父シャワナズ・ラヒームが尋問を受けた時の音声が録音されていた。「グールが来る、娘のニーダが目撃し学ぶ、おまえらも学ぶ、心得顔で皆が罪を犯している」という父の声、尋問官が「テロでは無く気が狂っているので死刑場へ連れて行き殺せ」指示する声。尋問官の声は大佐の声だった。

ニーダは兵士に向かって、「この部屋の中にグールがいるはずだ」と言い、部屋の照明を銃で撃つ。サーチライトで部屋を照らすとグールが現れ兵士達はパニックになり、誰かが爆弾を爆発させてしまう。ニーダは壁の隙間から光が差していることに気づき、銃で壁を破壊し、アーメドとともに脱出に成功する。部屋ではグールに襲われようとしている大佐が手榴弾を爆発させていた。

建物の外は増援部隊が包囲していた。増援部隊から状況を聞かれたニーダは「全員死んだ」と伝える。が、建物から大佐がふらふらと出てくる。ニーダは「大佐の姿をしたグールだ」と訴えるが、状況を理解していない彼らは大佐であることを疑わない。大佐の姿をしたグールは、自分は大佐本人であると主張するが、ニーダはグールの頭部を至近距離から銃で撃ち抜いた後、投降する。

ニーダは大佐を殺害した罪で軍から尋問を受ける。尋問官は、「軍は法律に従っており問題は無く所詮テロリストの娘はテロリストでしかない」と結論づけ、ニーダは投獄される。

独房の中でニーダは口の中に隠し持ったカミソリの刃で自分の手の平を切り、流れ出た血でグールを召還するのだった。


「GHOLE/グール」インド映画見どころ、感想、ネタバレあり!

「GHOLE/グール」グール出てくるの遅すぎ

グール、一応題名になってるんだから、主役ですよね?

確かに、ニーダ役のラーディカーちゃんが人間としてはヒロインで彼女をめぐる話なんですが、それにしてもグールさん出場まで時間かかりすぎな感じ。

全3話のお話なのに、「まだか?グール、まだなのか?」とわくわく?待っちゃって。

2話目の途中でやっと、そもそも1話目に出てこないってどうでしょうか?。。。

うーん。肩透かし的な。映像いいのになあ。。なんかもったいない気がしました。

あと全体体に暗い画面で、みんな濃い顔の男性ばかりで、インド映画に慣れていない人には「え?今誰にグール乗り移ってるの?」と分かりにくいかも?(私だけかい)

「GHOLE/グール」短いドラマ、好きなひと、おすすめ!

正直、アメリカドラマのながーいシリーズ、面白いんだけど「え?まだシリーズ続くの?」「まだ観なくちゃいけない?(ちょっと疲れたよー)」というのに慣れてたので、「え?3話で終わり?(歓喜)」って感じです。

漫画も好きでよく読みますが、最近の漫画、ずるずると長いのが多くてー。「さくっと短編読みたい!」ってときもありますよね?

そんな「たまにはさくっと!」派さんに、ちょうどよいのではないでしょうか。

映像も話も本格的なホラー。

あまり怖くないけど、しっかりグロい笑。

インドのいい感じのホラーではないかと思います。


「GHOLE/グール」インド映画ネットフリックスで見逃しなし!

「GHOLE/グール」いかがでしょうか。

短めの本格的ホラードラマということで、正直ホラー好きではない私ですがヒロインも可愛いし頑張ってるので、「GHOLE/グール」、★★★3つとさせていただきます!



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