「きゃー、ナワ様の主演!」と思って、わくわく観てしまった新作インド映画「孤独の夜」。
渋いおじさま俳優、ナワーズッディーン・シッディーキーさまご主演の本格的クライムミステリーヒューマンインド映画です。
ネットフリックスで配信されている様々なインド映画あれど、やっぱ推しの俳優さんが出て言うものは観たいですよね~。。
さて今回は、2020年公開製作された149分の作品です。
ほぼナワ様!!なこの映画、あらすじ、感想など、書いていきたいと思います。ナワ様に浸ってくださいね。うふふ。
では、どうぞー。
『孤独の夜』okome のヒトコト感想&勝手におすすめ度
インド版 アガサクリスティミステリー &ナワ様
「勝手におすすめ度」★★★☆☆(推しなんだけど。。)
『孤独の夜』監督&キャスト
監督
・ホニー・トレハン
キャスト
・ナワーズッディーン・シッディーキー
・ラーディカー・アープテー
・カリッド・ティアブジ
・アーディティヤ・シュリーヴァースタヴァ
・パドマーヴァティ・ラオ
・シヴァニ・ラグヴァンシ
・ニシャント・ダヒヤ
・シュエータ・トリパティ
・ギャネンドラ・トリパティ
・シュリードハル・デュベイ
・スワナンド・キルキレ
・リヤ・シュクラ
・ティグマンシュ・ドゥーリア
・イラ・アルン
・ナターシャ・ラストーギ
「孤独の夜」インド映画あらすじ結末
真っ暗な田舎道を走る乗用車に、追ってきたトラックが突っ込む。そしてトラックの男は、乗用車に乗っていた瀕死の怪我人を殺し、どこかの工場に運び込み、酸をかけて溶かす。
そしてその5年後。警官のジャティル・ヤダブは、母にも同僚にも早く結婚しろと言われている。そのヤダブに殺人事件の捜査の連絡が入る。殺されたのは富豪のラグビール・シン。結婚式の夜に殺されたラグビールは、先妻の弟ミシュラ、息子カラン、娘カルナ、娘婿シンディア、妹プラミヤ、その子どもたちの甥のヴィクラムとヴァスダ、そして美しい新妻のラーダ、召使の女とその孫娘チュニと暮らしていた。
銃殺されたラグビールは、頭を何度も銃で殴られた痕があり、怨恨によるものと思われた。
ヤダブは一人ずつ、アリバイを聞いていくが、ヴィクラムが、死の前にラグビールと電話していた件、床に落ちていたビーズ、床や会談に落ちていたガラスの破片など、色々なものに疑問を持つ。
ラグビールの新妻とされたラーダに対する親族の態度やラーダ自身の態度が気にかかっていたヤダブは、ラーダに見覚えがあることを思い出す。それは5年前、列車の中で自殺しようとしたバンボルのラーダと名乗った娘だった。
ヤダブは、5年前グワーリヤルから戻る途中事故に遭い、そのまま行方知れずになった先妻とチュニの兄の運転手の件が気にかかる。ラーダはそのあとに愛人としてシン家に入ったのだった。
捜査員たちは、ラグビールが殺される直前に開かれた結婚式のビデオを何度も見返しておかしいところはないかと調べていた。
ヤダブは、カランとラーダが喧嘩する場面に出くわし、ラーダに味方する。カランはムンナ・ラジャ議員に相談すると捨て台詞を吐く。ラーダは、「母親が死んだあと、父に売られたこと、逃げそうとしたが捕まってしまったこと」など自分の身の上をヤダブに話す。ヤダブはラーダに惹かれ、「今度こそ救う」と約束する。
ヤダブと同僚のナンドゥは、捜査の意見を交わすが、上司からはラジャに逆らうなと釘を刺される。
ヤダブは、チュニに「犯人を見たか」など聴取をするが「話したら殺される」と口を割らない。そして5年前先妻と兄が失踪した件を警察に届け出たが捜査されず迷宮入りになり祖母も病んでしまったことを話す。
ヤダブは上司や議員の圧力がある中、地元警察に行き5年前の事件を調べ、皮なめし工場の工場長である肉屋とその実質的オーナーのラジャ議員の存在に行きつく。そしてナンドゥにラグビール失踪事件にはラジャ議員がかかわっていると告げる。
ヤダブは娘のカルナに聴取すると「父は少女を買っていた。母は父を恐れていた。怪しいのは数年前にやってきたおば一家、遺産を巡り争っていたヴィクラム。自分は叔母に見張られている」と話す。
そんな中、チュニが絞殺され、ヤダブが狙撃される。ヤダブは肉屋に襲われながらも、ラーダを連れて、ラーダゆかりの地へととりあえず逃げる。
ヤダブは現場に残されていた、ビーズをラーダに見せ詰問する。ラーダは「ヴィクラムと愛人関係にあったがつれなくされ争っており、その件でラグビールのもとに行ったが、すでに死んでいた。そのビーズは自分のものではない。チュニもその場にいたが口止めをした」と話す。
ラジャ議員とつながっている上司は、肉屋を使いヤダブを殺そうと画策するが、肉屋はチュニの祖母に焼き殺される。
そして、ヤダブとラーダは、家族全員が集まる邸宅に戻り、真相を解き明かす。
実はラグビールは別荘に少女を連れ込み写真を撮り虐待をしていた。その少女とはヴァスダで、何度も被害に遭い中絶をしていた。ヴァスダは学校にもばれて、その処理に走っていた先妻が殺されたことがわかる。ヴァスダの母であるプラミアは「自分はずっと尽くしたのに何の権利もない。息子の将来を考え、やったのだ」と話す。ヴァスダは、ラグビールを殺したのは自分だと告白する。ラグビールに罵倒され、結婚式の花火の音に紛れて銃殺した際、ストールからビーズが落ち、血で汚れたストールをラーダの荷物に押しこんだのだ。
その後の裁判の結果、ラジャと上司、プリミアが捜査対象になり有罪、虐待を受けていたヴァスダは無罪となった。
この地を離れることになったラーダを見送りに行ったヤダブだったが、やっと彼女と思いを通じ合わせることができたのだった。
「孤独の夜」インド映画見どころ、感想、ネタバレあり!
「孤独の夜」ナワーズッディーン・シッディーキー鑑賞会
「お。この人は。。。」とナワ様に注目したのは、「女神は二度微笑む」でした。
「女神は二度微笑む」で一癖も二癖もあるおじさまにどきゅん。
これも面白かった映画です!↓↓↓
渋いイケメンおじさん。でも筋肉は見せない。身長は低い。でも、すごく気にかかる。それから「ライース」で「きゃー、ナワーズッディーンいるじゃん」となり、ついなんとなくおっかけ。
「ライース」悪役も素敵ー!↓↓↓
なんでしょうな、この魅力。
華やかじゃないんだけど、常に苦いんだけど、目で追っちゃう。
イケメンだからかな。演技力があるのはもちろんなんですけど。
ネットフリックス新作の「シリアスな男たち」もすごく面白かったですよ。
哀愁漂うナワ様もぜひご覧くださいませー。↓↓↓
「孤独の夜」ラーディカー・アープテーは「パッドマン」の妻だった
「あれ?この人観たことあるよね」と思ったら、パッドマンの妻でした。
小顔で、華やかじゃないけど可愛い、守ってあげたくなるような儚い魅力を持った女性の役が似合いますよね。
伝統的インド女性のスタイルが似合う、いい女優さんだと思います。
眠たそうな危うい視線が印象的で、ボリウッドダンスをはっちゃけて踊る姿はあまり想像できないのですが、伝統的は美しい衣装っで踊る姿も観てみたい気がします。
「パッドマン」は超おすすめ映画。ぜひこちらも↓↓↓
「孤独の夜」本格的クライムサスペンス
観たときに既視感があるなあ、、、と思ったら、アガサクリスティっぽいんですね。大富豪とか、家族間のもめごととか、権謀術数の限り。
ただ、少女虐待とか、女性人身売買とか、警察の腐敗はさすがインド映画(褒めちゃいけないとこ)。
ネットフリックスのインド映画の中でも、最後までどうなるかわからなかった本格的ミステリーと言えるのではないでしょうか。
「孤独の夜」インド映画ネットフリックスで見逃しなし!!
「孤独の夜」いかがでしょうか。
ナワ様の映画、ほんとはもっと推したいんだけど、ちょっと画面が暗すぎて。ナワ様の魅力が今一つ伝わらなさそうなのも残念なのです。
ただ、本格的インド映画ミステリーということで、映画「孤独の夜」、★★★3つとさせていただきたいと思います!
ちなみにナワ様についてはこちらもぜひ!