『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』感想あらすじキャストネタバレ評価★5実話カンニング計画!Netflix

映画

今回ご紹介するネットフリックス配信映画はタイ映画「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」。

この映画、見逃してたのでネットフリックスで観れる!と歓喜しました。

実はこの「バッドジーニアス」、実際に起こった、試験にまつわるクライムサスペンスなんです。「クライム」って言うとだいたい銀行強盗を思い浮かべると思いますが、そうじゃない。

この主人公たちは大人じゃなくて「こども」。ジーニアス、天才のこどもたちが計画した世界をまたにかけた壮大なカンニング事件なんです。

天才が?子どもだよね?世界をまたにかけたって?どんなふうに?

面白そうでしょー!いやー最後までドキドキハラハラ目が離せない。あっという間の2時間。

ではあらすじ感想など紹介させていただきますね。



『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』Netflixヒトコト感想&おすすめ評価

 鉛筆は彼女たちの刀 世間の奴らに切りこめー!!戦え!

「勝手におすすめ評価」★★★★★(ハラハラ世界的カンニングに目が離せない)


『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』Netflix監督&キャスト

監督

ナタウット・プーンピリヤ

キャスト

リン   :チュティモン・ジョンジャルーンスックジン
バンク  :チャーノン・サンティナトーンクン
パット  :ティーラドン・スパパンピンヨー
グレース :イッサヤー・ホースワン
リンの父 :タネート・ワラークンヌクロ
バンクの母:ウライワン
パットの母:カンジャナ
パットの父:サハジャック・ブーンタナキット



「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」Netflix映画あらすじ(2017年製作/130分)

成績優秀、スポーツ万能、数学オリンピック優勝経験のあるリンは、教師の父親と二人暮らし。母は離婚していない。

彼女は成績を認められて、奨学金を獲得、私立の名門クルンテープタウクパンヤー高校に入学した。 入学後、美人で明るいグレースと友だちになるが彼女は劣等生。演劇部に所属していたグレースは一定以上の成績をとらなければ活動を禁じられるとリンに泣きつき、リンは彼女に勉強を教えることに。

そして試験日、グレースの困った姿を見たリンは、彼女に答えを教えカンニングさせてしまう。

グレースは裕福な彼氏パットの家にリンを招き、パットはある提案をする。それは一科目3000バーツの報酬と引き換えにカンニングを手伝ってくれないかというもの。しかもパット達だけでなく友人5人、13科目。報酬は23万4千バーツ。最初は乗り気でなかったリンだが、父親が賄賂を学校に渡している証拠を発見してしまいショックで泣く。

彼女は趣味のピアノを弾いているときに、その指の動きを利用して行うカンニング、ハンドシグナルを思いつく。彼女のカンニングの評判を聞き利用者が増えていく。

そんな時、リンともう一人の奨学生バンクにシンガポール留学ののチャンスがやってくる。ただし留学は一人だけ。ライバルとなった二人だが、リンのカンニングがばれ、父と学校から叱責され、奨学金剥奪さらに大学留学奨学金を得る機会も取り消されてしまう。

そして高校3年。パットとグレースがボストン大学留学のため、リンに再びカンニングを持ち掛ける。それはSTIC(国際的な大学入試のテスト)。このテストは同一のものが全世界同日に行われる。

最初、もう危ない橋は渡らないと断っていたリンだったが、ホテルで時計を見た瞬間にある計画を思いついてしまう。そしてライバルでもあったもう一人の天才、バンクを誘い込む決意をする。

リンはどのような計画を思いついたのか?彼らの計画は、未来はどうなるのか?

 


「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」Netflix映画見どころ、感想一部ネタバレあり!

「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」実際に中国で起こったカンニング事件、スリリングだー!

『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』(タイ語: ฉลาดเกมส์โกง Chalat Kem Kong 英語: Bad Genius)は、タイのクライムサスペンス映画ですが、実際に起こった事件をもとにしているのです。

2014年、アメリカ留学の条件となる大学進学適性試験(SAT)をめぐり、受験予備校が主導したカンニング事件。中国と韓国の多数の学生を相手に、時差の関係で数時間早く開催される海外の試験会場から、雇われた受験生が試験問題を携帯電話で連絡係に伝えるという大胆な作戦でした。

いやー。よく考えましたよねー。。

中国も韓国も激烈な受験戦争が毎年報じられる国。インドもそうですよね。お金持ちはあくまでもお金持ちだし、貧富の差も激しいし、親の期待も重たい。そこまでして、海外に留学する権利が欲しいんだ。ブランドですかね。実力ないのになあ。授業ついていけるのかしら。

カンニングという一見小さなテーマを、貧しい天才とタイの富裕層に所属する劣等生の対比国際犯罪のようなグローバルな視点、一瞬の友情のような淡いラブを挟んでの、試験監督との逃亡格闘、手に汗握るスリリングな緊張感の連続で見せること魅せること。いやーかっこいい!

この映画は、2017年のタイ映画ランキング1位で、第16回ニューヨーク・アジアン映画祭Best Feature award、主演女優のチュティモンはRising Star Asiaを受賞。ものすごく話題になり、かつ興行収入もよかった作品です。

わかります、わかりますとも!カンニングはだめですけどね。



 「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」リンは元ファッションモデル

この映画の主役はリン。実は、主演のチュティモン・ジョンジャルーンスックジンのデビュー作なんです。ファッションモデルをやっていたそうで、道理で、背筋が伸びた美しいたたずまい。足も長くてめっちゃスタイルがいいんです。

そして劣等生のグレースはめっちゃ美人。「え?可愛い!」と声に出ちゃいました。タイっぽくないタイプの日本でも受けそうな美人さんな気がしました。彼女も要注目ですね!

さて、リン、バンク、グレース、パットの4人はそれまで主役級の大きな役はやったことがなかったそうですが、映画の中で即興のアドリブをするなど、彼らの演技は役にピッタリだったそうです。

ほんと役を生きてる感じがした。

パットもグレースもお金持ちで陽気で何の心配もなく生きているようながら、自分に自信がなさそうな気弱な表情。刹那的に楽しく生きている若者。

反対に、リンとバンクはそれぞれ片親で貧しく何も持っていないけど、培ってきた学力や実績に確固たる自信がある。目線が強い。そして逞しく生き抜いていく生命力が感じられて。

どこがアドリブだったのかよくわからなかったけど、それぞれの役に合ったセリフだったようです。



 

「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」鉛筆を刀に。

世界を舞台に壮大なカンニング計画を描いたクライムサスペンス映画「バッド・ジーニアス」。

「クライムだ!サスペンスだ!リンたちは戦っているんだー!」と思ったシーンがこれ。

どんなシーンかというと、リンやバンクがオーストラリアのシドニーの試験会場に乗り込むところ。

1本の鉛筆をリンが日本刀のように握りしめ、会場に走っていくんです。その先にいる敵がいるかのように、その敵を今しも倒しに切り込んでいくかのように。

そう、この計画を立てたリンにとっては人生をかけた戦い。

親をだまして、人生を虐げられて、それでも向かう戦いの場です。

あの鉛筆の握り方は監督の指示だったのかなあ。それともリン自らが考えたのかな。

この試験に臨むリンの覚悟のほどがわかるいいシーンだったなと思います。



「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」カンニングテクニックは?最後はどうなるの?一部ネタバレあり

この計画は、もう一人の天才バンクの協力がなければ成立しない。絶対にカンニングをやらないと思ってい真面目なバンクがこの計画に乗ったのには理由がありました。

それはシンガポール留学計画が流れてしまったこと。将来的に出世してお金を稼ぐことができなくなってしまったこと。実はそれにはパットの悪だくみがあったわけなんですが。。。なんというか金持ち酷いな。自分の私欲のために人の人生潰しちゃうんだから。

 

さてこのカンニングは、シドニーのリンとバンクの二人が膨大な試験の答えを手分けして覚えて、トイレに密かに隠したスマホでタイのパットとグレースに送り、それをバーコードにして鉛筆に貼るというもの。

確かに鉛筆は試験会場に持ち込めますものね。そしてそれが出来ちゃうのはグレースの家が印刷屋さんだったからなんです。いや、よくできてる。こりゃわからん。

ただその計画が破綻します。バンクの不正が見つかっちゃうんです!可哀想なバンク。なので、リン一人で答え暗記に臨むんですが、そのやり方があのピアノハンドサイン!手で必死にピアノタッチをしながら覚えていくリンの姿は鬼気迫るものがありました。

そして何とかカンニングは成功。パットとグレースは試験合格します。

しかしバンクは失格。リンもその結果に反省してお金受け取り拒否、グレースとの関係を断とうとします。そうですよね。さんざん利用されていますもの。

その後どうなったか。リンはバンクからの呼び出しがあり、行ってみると、実家のクリーニング屋の機械が新調され成功している様子。そして新たなカンニング計画をバンクから持ち掛けられる。

リンはそれを断り、

試験カンニングの全貌を告白することを決心しちゃうんですー!

リン、そりゃそりゃ、いい子だけど、なんでやー。

クライムサスペンスとして、うーん。なんでしょうか。そこだけは今一つすっきりしない。なんとなく後味が悪い。。。

悪者がいないからなのか?

例えばインド映画「ハッピーニューイヤー」だと悪者がいて、シャールクカーンがその悪者の宝石盗んで悪者退治!ちゃんちゃん!ですっきりするんですが、この映画にはそれがない。悪者がいないんですよね。

ただ「カンニング」と「それを利用した若者」がある。

その意味で、カンニングをした人たち、それに関わった人たちすべてが悪者、という解釈ならば、最後に全員処罰されて終わり、がすっきりするのかなあ。

パットやグレースはいいんですよ。搾取だけする立場だから。でも確かに悪事にはかかわったけど、利用されていた意味合いが強いリンとバンクの未来が潰されちゃうのはちょっと辛い。。。気がしました。最後どうなるのかは描かれてないですけどね。

ものすごい明るい未来はないんだろうなー。

でもリンの気持ちはすっきりしてるんですよね。

映画の中で「私にとって不正とは何かを失うこと」と言ってたから。自分の何かを失ったと感じた今、それを取り返しに行ったんですね。

となるとバンクだけが殴られたり見つかったり晒されてみじめになっちゃいそう。最後の方、不敵な笑みを浮かべるようになっていたバンク。

がんばれ、バンクー!!

 



「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」ネットフリックス映画新作見逃しなし!「

「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」いかがでしょうか。

ホントに面白かった。スピーディな展開、カメラワーク、ドキドキしちゃいました。

カンニングだけでこんなクライムサスペンスが出来ちゃうなんて。これはもっともっと見てほしい映画です。と言っても12歳以下は保護者の監督が必要な映画なのでお気をつけてー笑。

ということで「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」、ぜひおすすめ★★★★★5つとさせていただきます!



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