Amazonプライムで配信されているインド映画「マガディーラ 勇者転生」。
インドでは2009年公開、日本では 2018年された139分の作品です。
日本でも大人気の「バーフバリ」の監督作品ということでわくわくします!
ではあらすじ、感想、ご参考にして下さいね。
『マガディーラ 勇者転生』ヒトコト感想&おすすめ評価
あの肉体では100人斬れないー エンドロールは楽しい!
「おすすめ評価」★★☆☆☆(バーフバリと比べてしまう。。)
『マガディーラ 勇者転生』監督&キャスト
監督
・S・S・ラージャマウリ
キャスト
・バイラヴァ / ハルシャ – ラーム・チャラン
・ミトラヴィンダ / インドゥ – カージャル・アグルワール
・ラナデーヴ / ラグヴィール – デヴ・ギル
・シェール・カーン / ソロモン – シュリハリ
・ゴーラ – ラオ・ラメシュ
・ヴィクラム・シン – サラット・バーブ
・プラタープ・ヴァルマ – スーリヤ
・ハルシャの友人 – スニール
・マン・シン – サミール・ハサン
『マガディーラ 勇者転生』インド映画あらすじ
ウダイガル王国
1609年、ウダイガル王国の戦士バイラヴァは瀕死の王女ミトラヴィンダから手を握ることを懇願されるも、及ばず、崖から落下する王女を追って崖を飛び降りる。バイラヴァは必ず転生することを誓い、崖に残されたシェール・カーンは彼の転生をシヴァ神に祈願する。
ハイデラバード
400年後、バイクレーサーのハルシャは、バンコクで行われるバイクリースに向かう途中、運命を感じる美しい女性インドゥに会う。インドゥは自分がその運命の女性だとわからないようじらしていたが、気持ちが高まり、ハルシャとお互い相思相愛になる。そんな時、従兄のラグヴィールがインドゥに一目ぼれしてしまう。そして父親を殺し、インドゥ親子に近づくが、ハルシャの存在に気が付き、彼を消そうとする。
ハルシャは、自分の運命の記憶がよみがえり、インドゥの父に結婚の許しをもらう。が、その直後、ラグヴィールのたくらみにより、インドゥの父は殺され、ハルシャが罪を着せられてしまう。ハルシャはラグヴィールに襲われながらも抵抗し、ヘリコプターで逃げるラグヴィールとインドゥを追うが、落下ししてしまう。
ウダイガル王国
バイラヴァと王女ミトラヴィンダは互いに想いを寄せていた。が将軍ラナデーヴもミトラを思い、バイラヴァを排除したいと思っていた。そんな中インド全土の征服を企むシェール・カーンの侵略が始まっていた。国王ヴィクラム・シンは競技大会を開催するが、その場でラナデーブはミトラのスカーフをはぎ取り辱める。王は馬車に括り付けたミトラヴィンダのストールを取り戻した者をミトラヴィンダの婚約者にすることにする。バイラヴァはラナデーブと争い勝利し、敗れたラナデーヴは国外に追放される。しかし代々早死にする家系の出身者と結婚させることを躊躇した王は、バイラヴァに結婚をあきらめるように説得する。
シェール・カーン軍が迫る中、王は導師とミトラヴィンダにバイラヴァコーナで祈祷を行い、バイラヴァに護衛させる。祈祷中、追放されたラナデーヴがシェール・カーンと手を組み王を殺す。シェール・カーン軍は王の軍地を全滅させ、バイラヴァとミトラヴィンダだけが生き残る。シェール・カーンはバイラヴァに100切りができれば2人の命を助けると約束する。成し遂げたバイラヴァを称えたシェール・カーンだったが、ラナデーブになじられ約束を反故にする。ラナデーブは妻になることを拒否したミトラを襲い、激怒したバイラヴァに首を切られる。
400年後のハルシャはどうなるのか?
『マガディーラ 勇者転生』インド映画見どころ、感想、ネタバレあり!
『マガディーラ 勇者転生』監督はバーフバリのラージャマウリ。キャストは?
「バーフバリ」があまりに何もかも超ド級の映画だったので、もの凄い期待をして観始めてしまいました。
それがいけなかったのかも。
確かに「100人切り」でバッタバッタと敵をやっつけるシーンは「おお迫力」だったのですが、特殊効果もCGも満載でスケールはすごかったのですが、うーん。
10年前の作だからか、今から見るとちょっと稚拙なところがあり、うーん。
面白いんだけど、もったいない感が。
キャストのバイラヴァ役のラーム・チャラン、イケメンなんですけど、この方も私にはハマらなかった。すみません。
まつ毛長くて可愛いんですけどねー。やっぱり「バーフバリ」のプラバースさんの肉体やお顔と比べてしまって。プラバースさんの戦いぶりを思い出し、「いやいやこの肉体では100人切れない」とか思ってしまいました。
そう思うと、「バーフバリ」は本当にあらゆる意味ですごい映画だったんだなあ。。。
『マガディーラ 勇者転生』撮影場所が凄い
途中、スカーフを求めて争うシーンがありますが、「ここどこ?」と思ったのが、白い平原。「海?」「砂漠?」と分からなかったのですが、実は海じゃなくグジャラート州ドーラビーラ、白い砂粒の塩田だそうで。その白さは塩、なんですね。びっくりです。
目にも美しい場所でした。
あと荘厳な白のシーンがありましたが、あれはゴールコンダ城だそうです。
400年の時を超えて生まれ変わるドラマに花を添えるシーンだったなあと思います。
『マガディーラ 勇者転生』エンディング
ヘリコプターから落ちたバイラヴァは、池に落ち、そこで漁師に助けられますが、なんとそれがシェール・カーンの生まれ変わり。見ず知らずの男バイラヴァを助けちゃういいおじさんです。前世の記憶は蘇ってないのですが、ここで助けずどうする!と運命がつながったのですね。
それはいいんですが、落ちた池から釣りをする池に地下道?でピュンとバイラヴァが運ばれたシーンがあって「どうしたどうした?!なんだこの地下道は?この地下道いる?」と思いました。コメディ?
そして最後の最後、祈祷場で助かった二人を、あはは~と迎え入れるシェールのシーンも「これでいいの?殺人事件だよ?」とお気楽ぶりに、「ん?」と思っちゃいましたが、、、コメディだからいいのかなあ。。インド的にはヒーローヒロイン元気でOK!!!なんでしょうか。。。
『マガディーラ 勇者転生』エンドロールが面白い
エンドロールのダンスは凄くよかった!!!
スタッフさんも巻き込み、シャツ引っ張りダンスが可愛い。
インド映画はこういうところが好きなんですよねー。
みんなが楽しいと思えること。「ああ今日もいい日だった!」と思えること。インドの人たちにとっての最高の娯楽、それが映画なのでしょうね。
『マガディーラ 勇者転生』インド映画Amazonプライムで見逃しなし!!
「マガディーラ 勇者転生」いかがでしょうか。
私は「バーフバリ」のプラバースさんの驚異的な肉体と映像美が目に焼き付いていて、ついそちらと比べてしまうんですー。多分こちらを公開当時の2009年に観ていたら「はうっ」となったかもしれないのですが。。。うーん。あまりハマらなかった。。
ということで映画「マガディーラ 勇者転生」、再びみることはないかなあ…ということで★★2つとさせていただきます!