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「サルカール1票の革命」インド映画意味は?IMW2020あらすじネタバレ感想評価!★5

IMW
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昨今のインド映画の中で特に評判の良かった良作、「ベスト・オブ・ベスト」の布陣で開催してくれているインディアンムービーウィーク2020、そしてリターンズ!

今回は「サルカール 1票の革命」です。

「サルカールはなんだかわからないけど、1票っていうんだからきっと選挙とか政治だよね?」と思ったあなた。

当たりです。素晴らしい。その通り、インドの政治の物語なんです。

「えー難しいのはいやー」と思ったあなた。

主演はあのタミルの大将!ヴィジャイさんです。政治だろうがなんだろうが、ヴィジャイさんが絡んだら、もう映画が面白くなること請け合いですよね?そうでしょ?

現実に起こったインドの政治事件などを散りばめた痛快な政治アクションドラマ。

観なくちゃそんそん。

162分後、あなたも歴史の瞬間を目撃したタミルの民の一人になり、「うおー!!」と拳をあげたくなるはずです。

それでは、あらすじ、感想など、ご参考までにどうぞご覧くださいね。


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『サルカール 1票の革命』インド映画ヒトコト感想&おすすめ評価

 こんなヒーロー 現れてほしい インドだけじゃなく日本にも! スンダール!   

 「勝手におすすめ度」★★★★★(ダンスにアクション爽快!)


『サルカール 1票の革命』インド映画監督&キャスト

監督

・A・R・ムルガドス

キャスト

・ヴィジャイ

・キールティ・スレーシュ

・ヴァララクシュミ・サラトクマール

・ラーダー・ラヴィ

・ A・R・ムルガドス

・ ヨーギ・バーブ



「サルカール 1票の革命」インド映画あらすじ(2018年 163分)

米国在住のスンダルは、世界中あらゆる業界の会社を乗っ取り改革する、大富豪の風雲児。様々な国から入国禁止といわれるほど、その手腕を恐れられていた。

その彼が日帰りでインドに一時帰国することになった。理由は、故郷であるチェンナイ、タミルナードゥ州議会選挙への投票のため。しかし、投票所に向かった彼は、既に何者かが彼に成りすまして既に投票を終えていたということを知る。スンダルは凄腕の弁護士を雇い、司法に開票の中止と自身の再投票の権利を訴える。その裁判の過程で、既存の政治家たちが貧民の票を買い、賄賂を使い、まっとうな選挙を妨害し、政治を食い物にしている状況を目の当たりにする。

「1票では何も変わらない、お金のために生きているんだ」と言われ憤りを覚えたサルカールは、人々の1票に対する意識を変える行動に出始める。そして投票マシンではなく紙での投票ができる公職選挙法49Pを探し出す。

スンダルは、改めて選挙で戦うことを決意し、州議会に立候補することになるが、一人では何も変わらないと地域全体で勝ちに行くことを計画する。

投票日まで猶予はなかったが、政治に意欲のある若者たちをスタッフにして、地域で活動しているクリーンな草の根運動家たちを推薦してもらい、厳選し、候補者とすることにする。

その大きくうねり始めたムーブメントに恐れをなした既存の政治家たちは、あの手この手で妨害をはじめ、カナダから党首の娘を呼び寄せ、選挙に勝つために最後の手段に訴える。

スンダルは選挙戦を乗り越えられるのか?



「サルカール 1票の革命」インド映画意味は?見どころ、感想、ネタバレあり!

「サルカール 1票の革命」サルカールの意味

題名のサルカールってどんな意味?と思ったら、「統治」「政府」「主君」なんだそう。

凄い題名ですよね。「政治 1票の革命」です。ド直球です。

ヴィジャイさん演じるスンダルが、自身の1票を守るため、庶民の1票を守るため立ち上がる物語なんです。

でもスンダルが守ろうとした自分の1票は、自分のプライドだけじゃない。

漁師として死んだ父の命、自分を育ててくれた母のための1票でもあります。インドで自分を支え育ててくれた親に報いるためにも、アメリカに住んでいながら自分の最低限の政治の責務を果たそうとする。

それが私利私欲にまみれた政治家に蔑ろにされたんです。そりゃ怒りますわ。

そのスンダルの熱い気持ちが民衆を動かします。それぞれ事情があって都会に逃げてきた貧しい人々が、現金を目の間に差し出されたら「自分だけはいいかも」と思っちゃう気持ちもわかります。それでも動き出す。感動的なシーンですよね。

インドの映画鑑賞人口はもの凄い数。影響力は半端ないはず。

この映画公開には、既存の政治家や政界が難色を示したでしょうね。

自分たちの既得権が奪われたら大変ですもの。

でも負けるな庶民、民衆の力、思い知れ!!と思いました。

熱い熱い気持ちのこもった映画です!



「サルカール 1票の革命」ヴィジャイの超絶アクション&ダンス

もう、この映画の見どころの一つはヴィジャイさんの魅力です。

いやもう超絶凄い。凄いとしか言いようがないあのアクション。

超スローモーションを駆使した、バッタバッタと敵を叩きのめす、流れるようなあの動き。

私の拙い語彙力では書ききれないので、書きません(きっぱり)。

だって、観た方が早いんだもん。

百聞は一見に如かずって言うでしょ(ホントに放棄)。

ダンスもめちゃめちゃ楽しいです!ただ冒頭のシーン、「ラスベガスいる?インドだけでよくない?インドの方々の美しいダンスが観たいな」と思ったのは私だけでしょうか。。。

というわけで、ヴィジャイさんCEOなのに、仕事してるシーンがなくて、ダンスと戦闘シーンばっかりなんですが、それでもいい。煙草もパカパカ吸うしお酒も飲む。

日本ではあまり意識しないシーンですが、タミルナードゥでは中央政府保健相の意向により反喫煙、反飲酒製作が強力に推し進められたんだそうです。

なるほど!

反骨精神の象徴としてのタバコやお酒だったんだなーと納得。

清廉潔白真面目堅苦しく由緒正しいヒーローじゃなくて、庶民に寄り添うちょい悪ヒーロー。

親しみやすそうですよね!

ちなみにヨーギ・バーブも出てきてます。ホントに売れっ子脇役さん。ヨーギつい、探しちゃうんですよね。。

あと、「スンダルCEOなのに、なんであんなに喧嘩が強いのか」問題。

途中会社お付きのスーツ着た警護役が「我々があなたを守ります!そばに居させて」的なこと言ってたけど、たびたびある戦闘シーンに全然姿を見せなくて「今ですけど?今ピンチよ?いつ出てくるの?え?一人で倒しちゃったけど、おーい警護ー」と思ってました。

私だけでしょうか?



「サルカール 1票の革命」タミル人、インド人になったつもりでご一緒に!

ヴィジャイさんの演説が魂こもってて、凄くよいのです。

自分の出自絡めて「なぜなのか」「どうして投票すべきなのか」を力説。

「うんうん。私も投票する。一緒に世界を変えて見せる!!」と思ってしまった私は、ココロはタミルナードゥの人でしょうか。。。

きっと皆さんも感動しますよー!一緒にうおー!と演説会場に参りましょう。


「サルカール 1票の革命」選挙マシン

インドの選挙マシン、知ってますか?

私は初めて見ました。

日本は識字率ほぼ100パーセントと高いのですが、インドは低いので、字が読めない人、書けない人用に開発されたシステムを採用しているんですね。

それが、候補者の顔写真と政党のマーク入りボタン。

「私の政党のマークは魚だから、魚を押してね」「「斧のマーク押してね」と政治家は言えばよいのですな。そしてわかりやすいよう、マークを忘れないように、賄賂として自分の政党マーク入りの粗品を配ったりするらしいです。抜け目ないですねー。


「サルカール 1票の革命」1票のチカラ

日本の政治はこんなに腐敗していないと思いたいけど、こんな風に票の売り買いはないと思うけど、投票率が毎度低いのはいかがなものか。

みんな選挙に行こう!と選挙シーズンになるたびに言われますが、「どうせ自分が行っても何も変わらない」と諦めムードなのでは?

みんな、この映画を観て自分が持つ1票の力に気づいてくれないかな。

大人がこんなに感動したんだから、きっと子どもたちにも響く。

選挙対象年齢の高校生、大学生相手に是非観てもらって、自分たちの世代から変えてもらいたい!!

ただ、悪者倒すとき「いけー!」とは思うんだけど、ちょっと暴力シーンが強すぎてそれだけが心配。斧やらなんやらが飛び交うのはちょっとなあ。。。スンダルはじめ皆さんが、暴行、殺人罪にならないのが不思議です。。。そこは考えちゃいかんのですかね。。


「サルカール 1票の革命」草の根運動家たち

後半、スンダルの仲間として候補者が次々に紹介されるのですが、これが粋なんです!

候補者選びは、推薦制、経歴犯罪歴などをすべてスキャンしたのちにそれぞれの地域から一人選ぶ。

そこで選ばれた人たちが、映画の中で、場所、名前とともに紹介されていくんですが、それがすべて実際の草の根活動家たち!貧しい人たちに食事を配る人、無償で勉強を教えている人、女性を助けている人、地域のために日ごろから活動している人たちなんです。

素敵でしょ?

日本でも立候補ばかりでなく、こんな風に候補者を選べないかしら。。。と思いました。

こんな映画のアイデアを盛り込んで作ってくれた製作者さんたちの「インドを良くしたいんだ!!」という心意気を感じ、感動したシーンの一つです。


「サルカール 1票の革命」IMW2020リターンズインド映画見逃しなしで!!

「サルカール 1票の革命」いかがでしょうか。

実は、鑑賞前に事前勉強として、インディアンムービーウィークさんの公式Twitterを読んで行ったのです。

そこに映画の背景とかインド政治の投票制度が掲載されていたんです。有難いですよね。

ところが、難しくてアタマの中をさささささーっと情報が流れ落ちちゃって(砂粒くらいは残っていたか。。。)。「は?」だったんですが(理解力なくてすみません)、鑑賞後改めて読んでみたら、凄ーくよく理解できました!

小ネタがたくさん紹介されています。それぞれモデルになった人がいるようです。この公式Twitterはとてもわかりやすいですよ。

私のように映画鑑賞後でももちろんいいと思いますし、鑑賞前に仕込んでおけばより映画を楽しめると思います。

書いてるうちに、もう一回映画を観たくなっちゃったなー。

感動感涙必至ですよ。

ということで映画「サルカール 1票の革命」、★★★★★5つとさせていただきます!



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