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「殺人者のパラドックス」第8
タンは、ビンからの「一緒に行けない。自分の能力を信じろ」という手紙を読む。
タンは、ビンを助けに行くという選択をする。
ソンに襲われ、ナングムの父は死に、母も意識を失っていた。
ナングムは、銃を持ち、ビンとともに、ソンのもとに向かう。
ビンは「タンは証拠を残さない。自分はいいから、タンは見逃してほしい」とナングムに頼む。
ビンとナングムは、ソンに指定された廃工場に行く。
そこに、タンも現れる。
4つ巴の争いになり、ビンがソンに刺される。
ソンは「自分と同じか。違うのか。確信があるのか」とタンに問いかける。
ソンは、「ナングムの母の不倫相手は、パク・グァンス」と衝撃的な告白をする。
ソンは、かつて、ボクシング、柔道、あらゆることに頑張ってきた。
ナングムの父チャン・ガプス刑事は、知り合いの女性を使って、押収した麻薬を横流しししていた。
それを知ったソンは、チャン・ガプス刑事をなじる。
が、「人殺しの両親を持ったソンを助けてやったのは俺だ」と言い出す。
ソンの昇進を妨げていたのも、チャン・ガプス刑事だった。
自分の父親が汚職警官で、母もパクと浮気をしていたことを知ったナンガム。
ナンガムは、ソンを撃ち殺す。
「殺人は辛い。慣れるまでは」とタン。
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ナングムは、犬を引き取る。
ガプスは「模範刑事」として葬式が行われる。
懲戒処分を受けるナングム。
ビンは、自分が全てのかたをつけるべきだ、と、「ソンとともに計画殺人を行ってきた」と自供する。
ビンは、「死刑になったとしても正義を行いたい」と思っていた。
プロファイラーのイ警部補は、ビンの犯罪だと納得しつつも、ナングムが追っていたタンの存在が気になっていた。
しかし、タンが犯人という証拠が何もない。
あの日、タンは、「ナングムに殺されるのが自分の選択。もう逃げない」と、殺されるために戻ってきていた。
ナングムの銃は、弾切れだった。
泣き出すタン。
ナングムは、「お前はいつか捕まる」という言葉をかけ、その場を去る。
死んでしまったビンを何とか助けようとするが、廃工場が火事になってしまい、一人逃げ出すタン。
ナンガムは、刑事を辞職する。
辞職したパクは、フィリピンでタンの姿を見かける。
タンは、フィリピン警察に、不法滞在とパスポート偽造で捕まる。
タンは、韓国に戻ってくる。
誘拐殺人事件の容疑者が、殺される。
そのニュースを驚いてみるナンガム。
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「殺人者のパラドックス」評価感想
「殺人者のパラドックス」めっちゃ面白いです!!!
「偶然」と「必然」の違いは何か?
ノアール作品なんですが、暗い殺人事件ばっかりなんですが、殺された人がすべて悪人なので、すっきりするー!!!!
意図してないんだけど、「必殺仕事人」になってるんですよねー。タン。
タン、必殺仕事人のように、スキルもないし、パワーもないし、アタマもよくないのに、運だけで生き残って、殺しもできてしまう。。。
ビンも言ってましたが、神に選ばれしもの??
どうして、殺人者、悪い人がわかるのか?
どんなセンサーの持ち主?
第6感ってやつ?
ある意味最強?!!
とはいえ、こんな偶然で、バレない殺人が続くはずもないような。。。
しかも、タンは、普通の大学生。
精神的にも耐えきれない気がしましたが、どんどん強靭になっていきます。
そして、刑事チャン・ナングムの存在です!
ナングムは、父が植物人間、母は浮気、、、という家庭で育ちました。
そして、そのナングムが追っているある警察関係者ソンですが、どんな事件だったのか。
それが徐々に明らかになります。
最後の方で、ソンが単なるサイコキラーかと思ったら、悲しい真実が明らかになるという。。。
両親が殺人者だったというソンも、子どものころから被害者ですよね。。
私としては、ビンが好きだったなー。
両親を殺され、辛い環境で育った、コンピューターオタクな青年。
この役がぴったりでした!
自分なりの正義感を(ちょっと間違ってるけど)全うしようと全力を尽くし、最後はタンを守って死ぬビン。
いいキャラや。。。
変に恋愛要素もお色気もなく、正義とは?殺人者とは?と「パラドックス」を描き切ったドラマです。
面白かった!!