、たとき。ネットフリックス配信イタリア映画、「クラシック・ホラー・ストーリー」。
見始めて数十分、「ぎゃー」「ひー」「なんでこんな映画見始めちゃったんだよ、、、」と後悔して、「もういいかー」とストップしようとしたとき。
「え?どういうこと?」
これは最後まで観なきゃわからない。好きな人は好きなのかも?
では、あらすじキャスト感想についてご紹介しますね。ご参考にどうぞ!
「クラシック・ホラー・ストーリー」Netflix映画キャストは?
キャスト
キャスト一覧です。
マチルダ・ルッツ
フランチェスコ・ルッソ
ペピーノ・マッツォッタ
ウィル・メリック
ユリア・ソボル
アリダ・バルダリ・カラブリア
クリスティーナ・ドナディオ
フランチェスカ・カヴァリン
「クラシック・ホラー・ストーリー」Netflix映画あらすじ
イタリア南部を共に旅していた見ず知らずの男女が、迷い込んだ不気味な森で過酷なサバイバルを繰り広げる。身の毛もよだつサスペンスホラー。
Netflix公式より
エリサは、手術を受けるため、両親のところへ帰省するため、相乗りで行くことに。
車を運転するSNSや映画が好きなファブリツィオ、結婚式に参列するマークとソフィアのカップル、家族に会いに行く医者のリカルド。
初対面のメンバーだが、ファブリツィオがビールを用意してくれて、乾杯して、向かう。彼らの走っているカラブリアはイタリアンマフィア「ンドランゲタ」の本拠地。新聞には女性たちの失踪事件や女性市長がマフィアと戦う記事が載っていた。
マークが運転を申し出て走っていると、道路に鹿の死体が。ファブリツィオは、居眠り運転しているマークの代わりに、ハンドルを切り、木に激突してしまう。
みんなが目覚めたとき、車は森を抜け出て、広いキャンプ場のようなところにいた。近くに道はなく、なぜそこにいるのかわからないメンバーたち。その広場の先には、ログハウスがぽつんと立っていた。
助けを求め、メンバーがログハウスの中に入っていくと、家の中に誰も人はいなくて、不気味な儀式の写真や動物のはく製が飾ってあった。また森の中に怪しい儀式の跡を発見する。
一旦車に戻ったメンバーだったが、夜中、ログハウスから光が出ているのを見て、怪我をしたマークを残し、数人が家の中に入ることに。すると小さな藁の中に少女がいるのを発見。しかも舌を抜かれていた。
驚くメンバーたちだったが、その時赤い光が森を照らしサイレンが鳴り、謎の集団にマークが車から引きずり出され、ログハウスの中で拷問される。恐怖におびえるメンバーだったが、何とかやり過ごし、ファブリツィオが進める飲み物を飲んで、とりあえず横になる。
朝、エリサが目覚めると、リカルドやソフィアが捕まって、謎のかぶり物をした集団に囲まれ、広場で磔にされていた。そして、恐怖におののきながらも、エリサはあることに気が付く。
そこからエリサの必死のサバイバルが始まる。
が、その先には、恐ろしい裏があった。。
「クラシックホラーストーリー」Netflix映画見どころは?一部ネタバレ
「クラシック・ホラー・ストーリー」色々なホラーのオマージュ?クラシックな悪魔儀式。。
私は怖がりなので、グロテスクなホラーは殆ど観ないのですが、有名なホラー映画をリスペクトして作っている要素があるみたいです。
イタリアは、映画の中でも言ってましたけど、ホラー映画大国ではないみたい。確かに「イタリア」と聞けば、「陽気な浮気者のイケメン」「明るい太陽のもとのラブロマンス」なイメージで、「ホラー」って見たことないかも?←かなり偏ってます?笑。
この映画の前半は、有名どころのホラー映画要素満載な模様。それが、クラシックホラー、ってことなんでしょうか?「映画」の題名に?
ホラー好きな人は「あ。あの映画っぽい」などと想像して観てもよいのかも。
「クラシック・ホラー・ストーリー」カラブリア、イタリアンマフィアの本拠地
映画序盤、ファブリツィオが「行先はカラブリアだからわかるよねー」みたいなこと言ってて、新聞には「女性失踪。マフィアによる犯行か?」「市長がマフィアと対決」みたいな記事が載ってましたね。
日本人の私には、「カラブリア、わかるよね」と言われても、「わかんないよ!」って思いますが、イタリア人なら、カラブリアがどんな所か、周知の事実のようです。
カラブリアは、イタリアの「ブーツ」の足先にある土地、そして何と4大マフィアの一つである「ンドランゲタ」の本拠地だそう。
そして、この新聞記事が、後半の謎解き?に絡んでくるわけです。最後まで見て、もう一度最初から見直して、納得しました。
「クラシック・ホラー・ストーリー」ネタバレ。最後はラストはどうなるの?
前半、悪魔的な儀式、惨殺されたり、拷問されたりで「ひゃー!」「ぎゃー!」と声を出しながら観てて。「この映画つまんないからやめよ。。。」と思ったのですが。
後半、エリサ以外のメンバーが捕まって殺されてからが、面白い。
「なんだか怪しいよな。みんなを誘導してるよね」と思ったファブリツィオ。私としては、ファブリツィオは悪魔的村人の手先となって、無辜の人々を誘い出す役割の人と思ってたんですけど。
全く違う!実は、ファブリツィオ、この悪魔儀式の中心人物でした
…と言っても、悪魔的組織のメンバーじゃないわけです。
え?じゃ何?ですよね。
そこで、映画序盤にファブリツィオとマークの会話を思い出すと、「SNS」「映画」というキーワード。
実は、ファブリツィオ、「ホラー映画の映画監督(初)」だったんです。
しかも現実に人を殺しちゃって、臨場感Max撮影。しかも家族ぐるみの計画的撮影(犯行?)、村人雇って、殺人教唆まで。
市長、ノリノリで撮影に映ってますけど、大丈夫なんでしょうかね?公開されたら捕まっちゃうのではと思いますが、どうなの?
最期、ラストにエリサはどうなるのか?
一応、生きてることになってますよね。
ただ、本当の本当のラスト。最後の最後まで見ると、、、え?どこまでが映画で、どこまでが本当の話(映画の中でね)と思っちゃうシーンです。
皆さんはどう思いますか?
これはネタバレしないでおきますので、楽しみにご覧くださいね。
「クラシック・ホラー・ストーリー」ネットフリックスで見逃しなし!
「クラシック・ホラー・ストーリー」いかがでしたか?
最期は社会的メッセージがあった映画です。
エリサが生き残って、リゾートに出る場面、観光客が一斉にスマホをエリサに向けます。
怪我をして異様な風体の人が現れたら、カメラ向けるの?助けないの?声かけないの?
SNSがそんなに大事?
あとなんでもマフィアのせいにして、色々な事件の本当の犯人が捕まらず逃げているケースもあるのでは?
こんな映画もあるんだな、と最後まで見て面白かったです。どんでん返しがある映画、意外性のある映画、好きなんですよね。でも、スプラッターとかホラー苦手な人は、前半きついかも。。
ということで「クラシックホラーストーリー」★3です!