『ペーッタpetta』あらすじ感想ネタバレラジニカーント!大ヒットインド映画★2

インド映画

NETFLIX配信中のインド映画『ペーッタ』は、2019年公開インドで大ヒットを飛ばしたアクション映画です。「インディアンムービーウィーク2019」の代表作でもありました。

主役は、南インド映画界が誇る絶対的帝王、ラジニカーントさま。

ふおー!!!

というわけで、早速ご紹介行きます!


『ペーッタ』okome のヒトコト感想&勝手におすすめ度

  ラジニの ラジニによる ラジニのための ラジニ映画    

  「勝手におすすめ度」★★☆☆☆(おじさんお腹いっぱい)

『ペーッタ』監督&キャスト

監督

 ・カルティク・スッバラージュ

キャスト

 ・ラジニカーント

 ・ヴィジャイ・セードゥパティ

 ・ナワーズッディーン・シッディーキー

 ・M・サシクマール

 ・シムラン


「ペーッタ」あらすじ

インド北部ヒマラヤ山脈のふもとにある聖ウッズ学芸大学は、マイクをはじめとする金持ち不良息子たちが幅を利かす底辺大学。学長はじめ、教師たちも手に負えない学生たちが、弱い者いじめを繰り返し、寮長も辞めてしまう始末。そこに、新たな寮長として謎の男カーリが赴任してくる。実はカーリには、ある秘めた目的があった。

 マイクは、政財界に顔が利く父親の権力をかさにやりたい放題だったが、カーリはマイク一味を一瞬でやり込め、停学させ、その様子をSNSにアップする。またマイクの父親が経営するまずい料理を出す食堂やカフェのメニューも改善、寮を学生のための、平等で礼節ある場所として改革していく。

父親に相談しカーリをやっつけてほしいといったマイクだが、父親の部下がカーリを見ると「あれは恐ろしい男だ。腕に元囚人のMISA109と書かれている」といって逃げ出す。

可愛い新入生アヌに目を付けたマイクは、アヌの恋人アンワルに嫌がらせをするが、それもカーリに邪魔されてしまう。

アンワルはアヌとの交際が成就するよう、アヌの母親を説得してほしいとカーリに頼む。カーリはアヌの美しい母親マンガラムに会いに行き、二人は恋に落ちる。

カーリを恨んだマイクは仲間6人と深夜寮に忍び込んで襲撃をするが、カーリにやり込められるうちに、別の人間たちもそこにいて二人を襲っていることに気づく。そしてカーリとマイクは共闘して襲撃者を追い出す。

実は、カーリがその学校にやってきたのには、20年前のある悲劇を起因とする理由と目的があった。

カーリは昔マドゥライのペーッタ・ヴェラン寺院に捨てられていた子供だった。その子供をアブドゥル・マラカヤが引き取りペーッタと名付け、自分の息子マリクと同様に可愛がって育てていた。そんな中、マリクは街の有力者ラージパンディの娘プーンゴーディと付き合い始める。カーストが違うと反対する親たちだったが、何とか認めさせ結婚式を迎える。しかし、その結婚に反対するプーンゴーディの兄であるデーヴァラームとシンガールは、結婚を許した父親を恨んで殺してしまう。

それを知ったペーッタは、マリクとプーンゴーディの意思を受けて、デーヴァラームを殺す。ペーッタは刑務所に入るが、刑務官ともいい関係を築き、無事に出所する。

プーンゴーディが妊娠し安産の祈祷の日を迎える。マリクやペーッタの妻サローや息子チンナ、多くの親族が集まる中、シンガールが現れ、爆弾を仕掛け、銃撃し皆殺しを図る。ペーッタは何とか生き残ったプーンゴリを連れて逃げ、プーンゴリは列車の中で出産する。そしてペーッタは出産した男の子とプーンゴリをオーストラリアに船で逃がす。その男の子こそアンワルだった。ペーッタはアンワルの護衛のため、この大学に現れたのだった。

今は政治家、実業家として、政界や経済界に大きな力のあるシンガールは、闇の手を尽くしてペーッタとアンワルを襲う。シンガールには息子ジトゥいるが、ペーッタは実はジトゥは自分の息子チンナだと言う。ジトゥは今まで騙された恨み、とペーッタやアンワルと共闘してシンガールを殺す。

全てが終わったあと、ペーッタは「本当はお前はシンガールの息子だ」とジトゥに告げて殺す。


「ペーッタ」見どころ、感想、ネタバレあり!

「ペーッタ」顔の見分けが難しいおじさん盛りだくさん映画

この映画、あまり美しい女性たちは出てきません。

ペーッタとマリクの奥さんたちくらい。

あとは全部おじさんです。ひげ面のおじさんです。

顔の濃いおじさんたちです。どこを見てもおじさんです。

おじさん祭りです。

「途中、あれ?このおじさん、誰だっけ?」となることはありますが、心配いりません。

ラジニカーントだけ、見分けがつけば大丈夫です。

私的には、シンガール役のナワーズッディーン・シッディーキーが彼だけは他の映画を観ていてちょっと好みなので、見分けがつきます。

でもほかのおじさんたちは途中で「あれ?」となりますが、くれぐれもご心配なく。

大丈夫です。

ほぼモブです。

「ペーッタ」は、ラジニカーントだけ見失わず、ラジニカーントだけ鑑賞して、ラジニカーントだけ噛みしめていればよい映画なのです。

そしておじさん好きの人々が、萌えていればよい映画なのです(残念ながら私はおじさん好きではない。。。)

「ペーッタ」スクールウォーズと見せかけての、ヤクザ映画?

「ペーッタ、いい人じゃん!学生たちもうえいうえいして、爽やかなスクールウォーズ的な感じ?」「あら?熟女とラブロマンスまで?」と思ったのもつかの間、途中からただひたすらドンパチドンパチ殺しまくりのノアール状態。

これって、任侠ヤクザ映画だったんですか?

途中から、爽やかさはあっという間に雲散霧消、ラブロマンスや若い学生たちどこ行ったのでしょう。。。あれれ。

でも、話はどうでもいい。

善の顔を持つラジニカーントと悪の顔を持つラジニカーント、二つを楽しめる映画なのですから、よいのです。

「ペーッタ」砂マフィアー

現実の世界で、もう手が付けられないことになっているらしい、砂マフィアを扱った映画なんですよね、これ。インドでは勝手に砂掘って売って、社会問題になり。闇取引が凄いらしいです。

利権が絡んで、政治家絡んで、捜査をしようと思うと警察殺され、ジャーナリスト殺され、どうしようもないらしいです。闇ですね。

頑張ってこの映画で取り上げたらしいですが、監督大丈夫でしょうか。

取材の途中で、だれかリアルに殺されてたりしませんよね。。。?

「ペーッタ」おじさんの星!ラジニ好きにおすすめ!

ヌンチャク、銃、蹴りなどのアクション。なかなかの派手なアクションでした。

2回くらい映画の中でいくつなのか年齢を聞かれるシーンがありますが、結局はぐらかされていて。

私も観ながら「ラジニカーント、何歳なんだ?」と思ってましたが。

聞いて驚け、なんと撮影時にラジニカーントさま、68才です!

ひえー。若い。見た目、若い。

50歳過ぎぐらいにしか見えませぬ。

往年の姿を知っている人は「キレがない」という感想もあるようですが、いやー十分だと思います。

あんな美熟女をメロメロにしちゃって、ウキウキデートしちゃって、ダンス踊りまくって、若者相手に華麗に戦って勝っちゃって。

60代、70代の男性たちに希望を与える映画ですよ、これは。

おじさんたちの希望の星、ラジニカーントさま。

これはラジニカーント様を永遠に称える映画の一つだと思います。


最後に。「ペーッタ」インド映画インディアンムービー2019ネットフリックスで見逃しなし。

「ペーッタ」いかがでしょうか。

おじさんばっかりだったけど、オープニングからダンス踊えりまくりで、テンションは上がった映画です。

最後がなあ。。。騙しちゃうのがなあ。。。なんか後味悪くて

ということで映画「ペーッタ」、帝王ラジニカーントが出てるんですが(すみません)、OKOME的には★★2つとさせていただきます!


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