ネットフリックスで配信されているオリジナル新作ドラマ、今回は韓国ドラマ「悪霊狩猟団: カウンターズ」。
正直「この題名はなんだ?コメディ?」と思って観はじめたら。
いやー、なにこのスピード感!コメディ部分もありながら次々と繰り出される研ぎ澄まされたアクション。面白いー!気分がスカッとするー!!
Netflixどんどん進むのでいつの間にか見続けてしまうんですよ。
まずですね、何がそんなに面白いの?って思いますよね?
悪霊って、狩猟って?まさかのゴーストバスターズ?(古いな)
というわけで、Netflix新作ノンストップアクションコメディなんだけどヒューマンでもある『悪霊狩猟団: カウンターズ』、これは、「あああくさくさするぜー」ってな時に観ると「気持ちいいー!」となるに違いないドラマ。まずは1話見て。音楽からして「うわー!(わくわく)」ってなりますよー。
では、あらすじ、感想など、ご参考までにどうぞ!
『悪霊狩猟団: カウンターズ』韓国ドラマNetflixヒトコト感想&おすすめ評価
庶民がパワーアップ!&水戸黄門なスポンサー 悪は成敗だー かっこいー!(古い?)
「勝手におすすめ度」★★★★☆(アクション、身体能力凄すぎ)
『悪霊狩猟団: カウンターズ』韓国ドラマNetflix監督&キャスト
原作・制作
ユ・ソンドン、ヨ・ジナ、キム・セボム
キャスト
チョ・ビョンギュ
ユ・ジュンサン
キム・セジョン
ヨム・ヘラン
アン・ソクァン
ムン・スク
チェ・ユニョン
イ・ホンネ
「悪霊狩猟団: カウンターズ」Netflix韓国ドラマシーズン1あらすじ(全16話)結末なし
韓国チュンジン市。刑事ソ・グォン一家がトラックに追突された。同じときカ刑事もビルから転落していた。
そして7年後。両親が死んでしまい方足を負傷したムンは、祖父母と一緒に暮らしていた。幼馴染のウンミンたちと高校生活を楽しんでいたが、実はウンミンは学校の不良たちにいじめを受けていた。
町は再開発が進んでいたが、立ち退きを拒否し、繁盛している店があった。その店の名は姉貴麵屋、店員は強面の男モタク、無口で謎めいた美女ハナ、中年女性チュ・メオクの3人。
この3人、昼の麵屋従業員というのは仮の姿、実は夜に悪霊に取りつかれた人間を退治する正義の味方「カウンター」として活躍していたのだ。
そんなある日、悪霊に取りつかれた男との戦いで、もう一人のカウンターの男チョンジュルが命を落としてしまった。その魂ウィゲンは死にかけた昏睡状態の人間の体に入るのが通だったが、あろうことか、生きているムンの体に入ってしまう。その日からムンはいつもと違う力を身に着けるようになる。
ムンの体にウィゲンが入ったことを知ったカウンターたちは、ムンの窮地を救い、ムンに悪霊の存在、カウンターの仕事を話し、仲間になるかどうか聞く。そしてムンの不自由な足を治癒する。
その後、ムンは、悪霊に取りつかれた男の殺人現場でカウンターたちともに活躍し、子どもを救い、カウンターになる決意をする。
高校のいじめ、町にうごめく不穏な政治家、利権争い、警察の腐敗。チュンジン市は悪霊が集まりやすい温床があった。
そして、ムンの両親の死には謎が、カウンターとのつながりがあることが判明する。
ムン、そしてカウンターたちは生きて悪霊たちを退散できるのか?魑魅魍魎うごめく街に平和は訪れるのか?
「悪霊狩猟団: カウンターズ」Netflix韓国ドラマ見どころ、感想、キャスト、相関図は?一部ネタバレあり!続編は?!
「悪霊狩猟団: カウンターズ」韓国ドラマ ウェブ漫画実写化、ヒューマンアクションコメディドラマ
ウエブ漫画実写化
このドラマ「悪霊狩猟団: カウンターズ」、ウエブ漫画の実写化なんです。「スイートホーム」といい、人気漫画の実写化、多いですね。それだけ面白い作品、魅力的な作品が多いってことなんですよね。
そして韓国OCNオリジナルドラマになったら、最初は2%台だった視聴率が10%以上!に。韓国でOCNでこの視聴率はものすごいことなんだそうです。
ストーリーの面白さもさることながら、漫画のファンからのキャラへの熱狂的な支持もあったそう。「それぞれみんな漫画のキャラに似てる!」と言われて、原作者もビョンギュを見て「ソ・ムンにぴったり」と思ったそう。原作者が思うくらいだから間違いないですね。
ストーリー
なぜ、カウンターになったのか?なぜ悪霊がこの町にこんなに存在するのか?
リゾート開発で華やかな反面、不穏な出来事が次々とおこり、密かに悪霊が集まりやすい土地になってしまっているチョンジュル市。
カウンターズのみんなが死にそうになった(昏睡状態になった)理由が徐々に明らかになっていくわけですが、それがそれぞれ悲しい出来事がありまして。。。ムンもムン以外の3人も表面上は明るく自分の気持ちをコントロールしてトラウマを抱えながら生きているんですが、そんな背景があったとは涙。
悪霊が集まるということは、悪い気が流れてるんだなーと、悪いことを考えている人間がいるからなんだな、そしてそれは日常的な小さなものから始まっているんですよね。
カウンターズはもともとは普通の人たち。まあ一人刑事はいますけど。
超絶凄いヒーローじゃないんです。元は市井のおばさんたちが、あるきっかけで得た特殊能力をもって戦っていく。普通の人たちが普通の正義感でそれぞれできることを駆使して、チームでみんなで悪をやっつけていくんです。
その際に使うのは武器じゃない。自分の手足。だから殴れば痛いし怪我もする(後半、可哀想なシーンがあるんですよ。。。)。痛みもわかる。だから頑張って死なないように日々鍛える。
例えば、悪霊退散がですね、「この悪霊退治の毒ガス、ぶほっと打ち込んでくれればいいからー」「悪霊見えたら照準合わせて、ぽちっとボタン押してくれればいなくなっちゃうから」なんて設定だったら、興味半減笑。
同じ志のメンバーが家族のように支え合っていく姿、そのどんどん強固になっていくチームワークは、微笑ましいし、「がんばれー!」と応援したくなります。
そもそも荒唐無稽な設定なんですが、温かい気持ちが溢れるストーリー、疾走感、アクション、コメディ要素、友情などのヒューマン要素、サスペンス要素など緩急ある展開、キャラクター、いつの間にかぐいぐい引き付けられちゃうんですよね。いやーすごい。
ムンと勧善懲悪、水戸黄門?ジャンムルおじさん最強説。
ついつい共感して応援して見守っちゃうのが、ソ・ムン。
事故で両親を亡くして、足も不自由などちらというと弱いキャラ。それが、カウンターズとなって、仲間に支えられながら、自身の正義感を発揮して悪を成敗していく、頼もしい成長ぶり。
笑ったり泣いたり怒ったり精悍な表情もあって、彼の生き生きと自分を開放して、でも感情を制御して成長していく姿は、観ていて清々しかった。
彼が最初に直面するのが、高校の親友のいじめ問題。
いやもういじめっていうか、これは暴行事件、傷害事件、恐喝事件ですよね。。。もはや高校生に見えん。大人なヤクザさん、悪者そのものです。友人や学校の平和を守り、地域の平和も守っていくんですが、その際に絶大な力を貸してくれるのが、ジャンムルおじさん。
巨大なジャンムル流通の会長にして、カウンターズの資金を無償で提供してくれる無敵の資金係、金も力も正義もあるおじさん、ジャンムル。最強。
高校のいじめを解決するため、ムンの後見人として颯爽と登場するわけなんですが、ハナを従えて悠々とやってくるおひげ姿は、「水戸黄門とうっかり八兵衛かーい」と思いました。
「かっかっかっ」と笑い声が聞こえてきそうで。「助さん、格さん、やっておしまいなさい」という幻聴も聞こえてきそうな(おいおい)。印籠こそ出しませんが、あのジャンムルさんのおひげ姿を見て、「水戸黄門」と思ったひとは他にいないかしら。
水戸黄門も市井の人たちの困っている事件を解決して、巨悪を成敗するわけだし。黄門さまは資金だして「やっておしまいなさい」というだけで、家来たちがせっせと働くんですよね。
いやでもカウンターズに資金係、ってよく考えたなーと思います。
「悪霊狩猟団: カウンターズ」ネトフリ韓国ドラマキャスト。相関図は?
メインキャラクターたちはどんな人?って気になりますよね。
とりあえず、カウンターズについてご紹介していきます。相関図は追ってお知らせしたいと思います!
・ソ・ムン(チョ・ビョンギュ)
高校生。幼いころ、事故で警察官の両親を亡くす。足を損傷し松葉杖の生活。認知症の祖母と祖父とともに暮らしている。カウンターとしての能力は未知数だが、のちに「地」を作り出す能力があることが判明した。徐々に能力を開花させるが、その後の活躍は?
感想
見た瞬間、「え?菅田将暉に似てる!」と思ってしまいました。ちょっと素朴にした感じ?実は年齢は25歳とのこと、若く見えますねー。アクションもキレてて、身のこなしも軽くて凄くかっこいいです!
・カ・モタク (ユ・ジュンサン)
元警察官。事故で記憶をなくしてしまった。まっすぐな性格。実は警察署に恋人もいた。元警官として事件のことを色々調べ始める。カウンターとしての能力は怪力。
感想
ユ・ジュンサンは、この役をやるために、体脂肪を極限まで減らし体を作ったのだそうです。確かに以前観たときよりちょっと痩せたような。。。鍛え上げた肉体から繰り出されるアクションは凄いですよね。体幹がぶれてなくて。私は「時任三郎に似てる」と思いました。骨格が似ているのか、声も似てます。
・ド・ハナ(キム・セジョン)
人に記憶を探らせたくないため、体を触れさせない美女。カウンターとしての能力は、数百キロ先まで発見できる悪霊探知能力。
感想
アクションシーンにびっくり。あげた足の高さ、回し蹴り、二度見しました。
実はもともと歌手出身なんですが、演技力、アクションシーン、何でもできるんだ!と驚嘆。
・チュ・メオク (ヨム・ヘラン)
カウンターチームのリーダー。母性溢れるお母さん。カウンターの能力は、治癒能力。
感想
他のドラマで色々と見かける女優さんですが、まさかのアクションシーンもあるとは。。
・ジャンムル(アン・ソクファン)
ジャンムル流通の会長。カウンターの資金係。無尽の資金力でカウンターズをフォロー。イタリア男のような粋な振る舞い。
感想
私的には水戸黄門おじさんです。
他にも様々な魅力的なキャラクターが。
仲良し幼馴染同級生ズも大好き!特に女子高校生のチュヨン。普通の女の子、って感じが物語にリアルさを出してた気がします。
あとお気に入りが、悪霊に魅入られてしまった、チョンシン。彼の凄みのある表情と一転して幼い子供みたいになる自信無げな表情。演技力凄いなと。。
「悪霊狩猟団: カウンターズ」韓国ドラマ ラスト、シーズン2続編ある?
終了した「悪霊狩猟団 カウンターズ」シーズン1。
ラストはどうなったと思いますか?簡単なネタバレでいうと、最大の敵の悪霊との戦いは勝利し、悪霊は召喚されます。そしてムンのたった一つの願い、それが叶えられるのです。自然に涙涙。。。
是非ご自身で確認してみてくださいね!
このドラマ、あまりの人気ぶりに、終わった瞬間、「シーズン2はあるの?」という意見が出たとか。
どうなるのか。はい!シーズン2決定しましたー!うほほーい。
ただまだキャストなどは決まってないそうです。配信もいつになるのかはまだ未定。
期待して待ちましょう!
「悪霊狩猟団: カウンターズ」韓国ホラードラマネットフリックス2021年も見逃しなし!!衝撃ラスト!続編も期待!
「悪霊狩猟団: カウンターズ」いかがでしょうか。
スピード感あふれる人間性溢れる温かいサスペンスストーリー。面白いドラマだったな。
ということで「悪霊狩猟団: カウンターズ」、★★★★4つとさせていただきます!
あ。…ちなみに、今ネットフリックスで話題のこのドラマ、ご存じですが?↓
「悪霊狩猟団: カウンターズ」と全くテイスト違いですが、ハートフルでヒューマンなラブコメディを見たいときには「それでも僕らは走り続ける」おすすめです!イム・シワン君が大人になってて。といっても子犬感はまだまだ存在してるんですが笑。
「スイートホーム」は悪霊ではなくゾンビとの壮絶な戦いですが、これは「先がどうなるのー?!」とハラハラココロ鷲摑みされました。なんたってこちらもキャラがいいんですよねー。ぜひ!